アパレルで求められる高度なパターンメーキング技術を学ぶ。


アパレル業界におけるプロのパタンナーに必要な技術を、最先端のマシンを駆使しながら習得します。 パタンナーはもちろん、商品の企画生産や縫製など幅広いジャンルで活躍できます。


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@bunka_apagi_official

科で制作しているInstagram(インンスタグラム)では学生作品などを掲載しています

授業概要

2年次

平面と立体の両方からパターンメーキング力を養います。1年次での総合的な知識と技術を発展させ、工業パターンへの展開、的確なグレーディング、素材や仕様を考慮した縫製テクニックなどを身につけます。同時に、サンプルメーキングと量産技術実習を行い、既製服生産の体系と実務を体験。生産合理性や品質確保などの諸要素についても学びます。さらに、商品企画から生産に至る流れをさまざまな視点から認識する科目も履修します。

3年次

素材やデザインディテールに対応しながら、モデリングと工業パターンメーキング能力を高めます。量産体制での生産技術実習を通して、既製服としての品質や合理性を意識したパターン修正、縫製方法や手順なども追求。さらに縫製研究、企画・デザイン研究、工場生産研究の選択授業で、パターンメーカーとしてのレベル向上と仕事の幅を広げます。パターンメーキング技術検定試験には毎年多くの学生が合格しており、就職を有利にしています。

時間割の一部紹介

曜/時限 19:20-10:50 211:00-12:30 313:30-15:00 415:10-16:40
パターンメーキングⅠ ファッションデザイン画Ⅱ 語学選択
パターンメーキングⅠ A:パターンメーキングⅠ
B:グレ-ディング
パターンメーキングⅠ
パターンメーキングⅠ
ファッションビジネス論Ⅰ アパレル素材論Ⅱ パターンメーキングⅠ 特別講義Ⅱ
パターンメーキングⅠ CADパターンメーキングⅠ アパレル生産管理
2年次前期時間割(A・Bは隔週交代授業)

TOPICS

ファッションコンテスト技術部門に参加し、佳作を受賞

自由参加ながら、デザイナーの意図をくみ取り、形にする感性と技術の向上を目指す学生たちが多数挑戦する「文化服装学院ファッションコンテスト2022」。佳作2点のうち、1点をアパレル技術科の学生が受賞しました。

Student’s CREATION

皮革素材の魅力を 最大限に生かしたセットアップ

皮革の持つハードなイメージを強調したライダースジャケットとワンピースをデザイン。裁ちっぱなしでもほつれないという素材の特徴は、ワンピースのカットワークに反映しています。「つくりたい」と思ったら、難易度が高くても妥協せずに挑むことを大切にしています。

作者
小岩井 美初さん
アパレル技術科 3年
東京都・板橋有徳高等学校 卒


主な授業

パターンメーキング論・演習Ⅰ・II
パタンナー 学校 裁縫
平面裁断から工業用ボディによる立体裁断、パターンメーキングまでを理論的に学びます。量産されるアパレル商品を意識した工業用パターンメーキングの理解、グレーディング、縫製仕様、縫製法について習得します。
CADパターンメーキングⅠ・Ⅱ
アパレルCADを利用したパターンメーキングの手法と展開方法を学び、工業設計の流れを理解します。量産技術実習科目と併せて、アパレル全体の生産システムについて学んでいきます。
量産技術実習Ⅰ・Ⅱ
サンプルメーキングから、裁断工程、縫製、検品までの流れを、生産機器を使用しながらグループごとの分業で実習。アパレル産業の生産プロセスに基づき、製品の量産に必要な組織活動について学習します。

カリキュラム(シラバス)

ファッション工科専門課程 アパレル技術科 カリキュラムパタンナー 学校 カリキュラム PDF

掲載内容は前年度のカリキュラム内容です。入学年度の一部科目内容は変更になる可能性もありますので予めご了承頂き、参照ください。

将来の進路

アパレル企業で求められる高度で専門性の高いパターンメーキングの知識やテクニックの習得から、技術職であるパタンナーとして就職が大半を占めています。また、関連する縫製や生産管理(商品管理)といった職種での活躍もみられます。

主な就職先

※ (株)(有)省略

アスティ/アズノゥアズ/ALCAT ROCK/ウィルハーツ/wearwell/エッチアンドエスファッションデザインスタジオ/オールド・ワークス/オンワード樫山/三陽商会/サンヨーソーイング/ジュン アシダ/TATRAS INTERNATIONAL/バロックジャパンリミテッド/ヤマトドレス/ヨウジヤマモト ほか

就職活動アドバイス

アイア(株)/パタンナー

長谷川 愛さん

アパレル技術科 卒

パタンナーの採用試験は実技試験を行う企業が多いです。授業はもちろん、授業以外でも学べる機会を通して実力をつける必要があります。情報収集力、行動力は試験や今後のスキルアップにも役立ちます。

(株)宝塚舞台/衣裳担当

井上 なみさん

アパレル技術科 卒

まず企業研究・自己分析から始めました。就職活動に対するモチベーションを高められ、自然と前向きな気持ちになり面接でも自信を持つことができました。自分の気持ちと向き合うことが大切です。

主な職種

学生インタビュー

学生インタビュー動画

先輩が教えるこの科の魅力

アパレル技術科 学生制作作品・動画ギャラリー

パタンナー 学校 入学案内

BUNKA FASHION COLLEGE SCHOOL GUIDE

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