ブックタイトルファッション業界お仕事ブック

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概要

ファッション業界お仕事ブック

About oomarusei sakusho 2, inc Wor kmate_ 2Workmate_1Wor kmate_ 3 Relat ionship1. 愛用のメジャー、裁ちばさみ、製図ペン。 2. ボディを使った立体裁断の作業。1プロフェッショナルに国境はない。「良い洋服に袖を通した時にテンションが上がる、あの感覚。それを多くの方々に伝えたい」。そう話してくれたのはoomaru seisakusho 2,incでパタンナーを務める飯田 学さん。彼の考える良い服とは何か?「一番はその服にこだわりの哲学が感じられるかどうかです。ものづくりの仕事をしていますので、デザイン、パターン、縫製はもちろん大事だと思いますが、素材や色、上代価格が適正か、トレンドが感じられるかも重要だと思います」。 飯田さんは主に、ニューヨークのクライアントのパターン製作をメンズ、レディス共に担当。また、自社ブランド「OVERCORT」の企画や生産にも携わっている。 仕事を進める上で、飯田さんが特に大切にしているのはコミュニケーションをきちんと取ることだという。「日本語でも英語でも、日本人同士、あるいは国籍が異なる相手とでも、仕事の微妙なニュアンスが伝わるかどうかということより、まずは挨拶を含め礼儀正しさを常に意識しています」。「これまで、数え切れないほどの成功や失敗がありました。そして、さまざまな考えの人と会話をする中で毎回たくさんの発見もありました」という飯田さん。日本よりも多様な人種が交差するニューヨークだからこそ、気づくことも多いのかもしれない。 ニューヨークで仕事をするなかで飯田さんが感じたのは「なにごともプロフェッショナルであることに国境はない」ということ。妥協しない、判断力に長けている、新しいことに貪欲、国境や環境とは関係なく、高い意識を持って仕事に臨むことのできる人を、プロフェッショナルだと飯田さんは考える。 たくさんの発見を自分の力にして、なにごとも妥協せず突き詰める。飯田さんは環境に柔軟でありながら、高い意識を持ち、プロフェッショナルを目指して仕事に向き合っている。いつも新鮮な気持ちにしてくれる場所My New York Topic!21パタンナー飯田 学PROFILE いいだまなぶ / アパレルデザイン科卒業。1984年、長野県生まれ。2013年oomaru seisakusho 2, incに入社し、パターン製作、自社ブランドの企画・生産も担当。oomaru sei sakusho 2, incWorkmate: O1 柔軟な考え方と強い意志が大切ニューヨークの玄関口であるグランドセントラル駅。初めてニューヨークに来た時のことを思い出し、いつも新鮮な気持ちに戻れる。Bunka Fashion Col lege / oomaru sei sakusho 2, inc 08