ブックタイトルファッション業界お仕事ブック2017

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概要

ファッション業界お仕事ブック2017

Bunka Fashion CollegeSPECIAL INTERVIEWFACETASMTitle :Interview :Hiromichi Ochiai世界で脚光を浴びるデザイナーの視点。2016年にパリコレクションに進出し、活動のフィールドを世界へと広げたファセッタズムの落合宏理さん。東京出身の注目デザイナーは、何を考え、服をつくっているのか?分がつくりたかったものについて理けられたサンプルを見て初めて、自インを固めていきます。ラックにか多くの要素を考慮して、徐々にデザさまざまな情報や技術など、本当にけでは新しいデザインは生まれない。アンテナを張っています。机の上だがデザインソースになるので、常にいつでもオンモード。「日々の生活外に目を向けるため、落合さんはだと思います」。れがファッションデザイナーの仕事視点からデザインを考えていく。そもちゃんと目を向けて、いろいろなをつくっても評価されません。外にという。「自己主張のためだけに服デザイナーはアーティストとは違うファセッタズムの落合宏理さんは、とって、非常に大切なものだ。このふたつの姿勢はデザイナーに熱意を持ってデザインに打ち込む。喜ぶ服をつくる。そして、服への愛、常に最善を尽くし、届ける相手が服服でづ伝くえりるのメ心ッ構セえーとジ。Brand :FACETASMファセッタズム/ 2007年にデビューし、今年で10年目を迎えた東京を代表するブランド。ブランド名のFACETASMは、ダイヤモンドなどの切り子面を意味するフランス語の「facet」を由来とし、「さまざまな顔」「さまざまな見え方」という意味が込められた造語。ぞれの価値観があるから、それは当の見え方は大きく違います。人それる人がいる。「お客様の感性次第で服服に感動し、ブランドのファンとなチームがひとつになって製作したで動いていきたいです」。ますが、その時々に合わせてチームことは面白くもあり、難しくもありしれません。時代の流れを読み解くば、想像できないことが起こるかもいと落合さんは言う。「海外に出れ対応できるチームをつくっていきたるんです」。今後はどんな状況にもとつのチームとして動くことができ結することで、ファセッタズムはひを運営しています。多職種の人が団など、多くの人が携わってブランド「生産管理、販売スタッフ、プレスンに向けて、すぐに動き始める。だ。シーズンが終われば次のシーズ展示会と年2回のパリコレクションの中心となっているのが、年4回のく活躍している落合さん。その活動なども含め、デザイナーとして幅広コラボアイテムの製作や衣裳製作解することもあります」。Designer :落合宏理おちあいひろみち/アパレルデザイン科メンズデザインコース卒業。1977年、東京都生まれ。ファセッタズムをスタートさせる前は、テキスタイルメーカーに勤務。身の周りにファッションがあり、この業界を選んだ特別なきっかけはなかった、という。こそ、進化を続けられているのだ。て、一歩一歩着実に進んできたからたら、もうひとつ先の波。そうやっ越えてきた。ひとつの波を乗り越え独自の視点を持って時代の波を乗りれない。しかし、ファセッタズムは気づけていない世界があるのかもしデザイナーの落合さんでさえ、まだ今最も注目されている日本の若手ザインを考案しています」。けばいいか。それを考えながら、デとしてどういうアプローチをしていに何が必要かを想像し、デザイナーのを常に考えています。自分の周りんも同じ。「今の東京に足りないも落とし込んでいる。それは、落合さこと、伝えるべきことをデザインにセージなど、各ブランドが伝えたいどの感情、新しい時代に向けたメッることができるのだ。幸せや喜びなデザインを通して、人に何かを伝え服は着るためだけのものではない。を意識してつくっています」。に触れてもらえるようなデザインの服はお客様の心を動かし、新しい価値観然のことなのですが、ファセッタズム22