ブックタイトルファッション業界お仕事ブック2017

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概要

ファッション業界お仕事ブック2017

んなでアイデアを出し合ってより良案し合っていますね」。これは、みお互い思いついたことはどんどん提見をすごく言いやすい環境なんです。ランと若手の垣根がなく、提案や意空気が流れている。「土屋鞄はベテには緊張感の中にもどこか穏やかな指導にあたる鈴木さんと後輩との間びを感じる瞬間でもありますね」。あります。すごく悔しいですが、喜ると、『抜かれたな』と思うこともうれしいです。彼らの技術が上達すいも変化している。「後輩の成長は現在は多くの部下を持ち、やりがけています」。とで、わかりやすく伝わるよう心がまえながら、実際にやって見せるこことが大切です。自分の失敗談をふため、常に緊張感を保って作業するいは縫い直しができないこと。そのかされている。「革と布の一番の違その経験が今では後輩の指導にも活い縫ってしまったこともあります」。が悪いままパーツを200枚くら「最初は失敗ばかりでした。糸調子業にあたっている。がこの同じ気持ちを共有しながら作てはいけない。土屋鞄では、みんなつのランドセルだということも忘れ人にとっては初めての、たったひとある中のひとつでも、買ってくれる要だ。また、つくり手にとっては数ドとクオリティを保つことが最も重鈴木健太さん。量産作業ではスピーらつくっています」と話す、職人の使ってくれる人のことを想像しながいに仕上げること。そして、いつも「一番意識しているのは、早くきれが追いつかないほどの人気だ。美しさが支持され、毎シーズン製造土屋鞄のランドセル。その丈夫さと上の工程を経て丁寧に仕立てられる150個以上のパーツが300以受毎け日継快い適でにい使くえ技る術ラとン思ドいセ。ルを。MY TOOLSランドセルづくりの必需品ペンチやキリなど、ランドセルづくりに欠かせない鈴木さんの道具一式。カッターの革カバーは手づくり。「愛着のある道具を使い、毎日愛情込めてランドセルをつくっています」。深めていきたいです」。美しいランドセルづくりへの知識をからももっと現場に入って、丈夫でセルを子どもたちへ届けたい。これ間毎日快適に使い続けられるランドす。それがすごくうれしくて。6年どもたちからお礼の手紙が届くんで「ランドセルを使ってくれている子んの腕を磨く日々は続いている。指導者という立場にいても鈴木さいでいるからだ。業者の思いを、社員全員が受け継いものづくりを目指そうという創12自分の技術をわかりやすく伝えるCreate 2331.後輩に縫い方のアドバイスをする鈴木さん。穏やかな空気の中、時折笑みもこぼれる。2.工房は足立区西新井にある本店に併設されている。ここでは、ショップ内から職人たちの働く姿を見学できる。3.ランドセルづくりは冬から春にかけて佳境を迎える。工房には製作中のランドセルがずらり。PROFILE :鞄職人(土屋鞄製造所)NAME :鈴木健太すずきけんた/アパレルデザイン科卒業。1989年、栃木県生まれ。卒業後、デザイナー職を経験。学生時代から道具に寄ったものづくりをしたいと考えていたため、土屋鞄に転職し、職人となる。1. Create49 Bunka Fashion College