ブックタイトルファッション業界お仕事ブック

ページ
60/92

このページは ファッション業界お仕事ブック の電子ブックに掲載されている60ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

ファッション業界お仕事ブック

1. 店舗の売り上げ管理も重要な業務。こまめにチェックします。 2. 店頭ディスプレイを考えるのも小島さんの仕事。新シーズンのアイテムが届くとアイデアが浮かび、早くディスプレイを変えたくなる。PROFILE :E hyphenworld galleryBRAND :小島歩美NAME :イーハイフンワールドギャラリー / “ちょっと背伸び”をキーワードに、デザイン、ディテールにこだわりを持った遊び心溢れる個性的なアイテムを豊富に展開。女の子の「格好良さ」と「かわいさ」を表現するリアルクローズブランド。こじまあゆみ / スタイリスト科ショップスタイリストコース卒業。1988年、東京都生まれ。文化服装学院卒業後、ストライプインターナショナルに入社。イーハイフンワールドギャラリーピーディーで店長を務める。Sell 07店長21いろいろな勤務地での経験を活かした接客術。 イーハイフンワールドギャラリーピーディーららぽーと柏の葉店に勤務して1年になる小島歩美さん。店長として、販売業務、売り上げ管理、部下の教育などをメインにお店づくりに奮闘している。 入社して8年、今の店舗で7店舗目となる小島さん。都内に限らず、関東近郊のさまざまな場所にある店舗に勤めてきた。「私は店長として、ひとつの店舗で1年以上の勤務をし、その店舗が落ち着いてきたタイミングで次の店舗を任せていただけることが多いです」。 同じブランドでも、店舗によって来店する客層もかなり異なる。そのため、接客面での細かい気遣いが必要になってくるのだと小島さんは話す。「お客様との距離感がお店によって変わります。新宿の駅ビルの店舗などは、こちらからいろいろな提案をすると、『そういうコーディネートもいいですね』という反応だったのですが、今勤めている大型のショッピングモールに入っている店舗などは、自分の好みがはっきりとされた方が多く来店されるので、おすすめしても『ちょっと好みと違います』と言われることがあります。その際は無理にお店のアイテムを薦めることはせずに、今日のコーディネートならこんなアイテムが合いそうですねと、さりげなく提案させていただくようにしています」。 人と触れ合うのが好きでショップスタッフとして就職した小島さんだが、今は新たな仕事の目標を持っている。「現在、週に2回、全国の店舗にVMD指示書という店舗装飾のための資料が配信されています。私はその制作を任せてもらっているんです。コーディネートやディスプレイを組むのが好きだったので、とてもやりがいを感じています。将来的にはビジュアルマーチャンダイザーとしての仕事をメインにして、私がビジュアル制作を担当するブランドが会社の中で一番おしゃれと言ってもらえるようにできたらと思っています。その目標を叶えるためにも、今は競合ブランドのディスプレイをチェックするなど日々勉強しています」。売り上げ管理はこまめにチェックMY RULE「ショップスタッフはお店の顔でもあるので、ブランドイメージが魅力的に伝わるように、身だしなみにはいつも注意しています。特にアクセサリー、ヘアスタイルはお店の雰囲気にマッチしたものを選んでいます。店長という立場なので、部下の身だしなみもチェック。トレンド感が高いイーハイフンのイメージに合うように、その時々のトレンドに合ったアクセサリーなどを積極的に身につけるようアドバイスしています」ブランドイメージを着こなしで伝えるBunka Fashion College 2. Sell 58