ブックタイトルファッション業界お仕事ブック

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概要

ファッション業界お仕事ブック

MY WORKミーシャさんのブログ『TokyoFashion Diar ies-東京ファッションダイアリ-』。外国生まれ外国育ちの彼女ならではの視点が面白い。独自の視点で発信する日本のファッション1231. ブログには作品撮りも定期的にアップしている。2.「 文化服装学院ファッションコンテスト2016」では審査員を務めた。 3. 浴衣とモードを融合した企画「ISETAN?SUMMER YUKATAדNow & Tomorrow”by Misha Janette」のスタイリング。場にちゃんと立っていられるよう、常に準備していたんです」。 2016年にはスペインのファッションブランド、デシグアルのニューヨークコレクションでのスタイリングを任された。「依頼された時は『私がニューヨークコレクションのスタイリング!?』ととても驚きました。プレッシャーはありましたが、ショーのスタイリングをするだけでなく、スペインに1ヵ月滞在して靴やアクセサリーをゼロからつくるなど、とても自由にやらせてもらえたことがうれしかったです。ショーを終えて、これでもうどんな仕事でもやり遂げられる! と自信がつきました」。 来日して12年、日本がマイホームになったと話すミーシャさん。「これから先も日本でキャリアを築いていきたいです。可能性や道はさまざまだと思います。肩書きにとらわれず、時代の流れに合った働き方をしていきたいですね」。日本のファッションシーンに欠かせない存在となったミーシャさん。彼女ならではの視点と感性で、これからもジャパンファッションを発信し続けていくのだろう。外国人ならではの視点でジャパンファッションを発信! スタイリスト、ジャーナリスト、プロデューサー、モデル……その日によって肩書きが変わるというほどミーシャ・ジャネットさんの仕事は多岐にわたっている。「最近はファッションにまつわるソーシャルメディアの仕事が中心です。コンテンツ制作や、自分でスタイリングやモデルを務めたものに関して私のブログで発信するというような依頼が多くなっています」。 現在ファッション業界のあらゆる分野で活躍している彼女も、成功を収めるまでにはたくさんの苦労があった。「自分のセンスには自信があったので、語学や礼儀、ビジネスの知識などを身につければ外国人の私でも日本で活躍できるかもしれないと思っていました。だから、学生時代から作品撮りに励んでブックをつくり、卒業後は1年間貿易関係の会社で秘書として働きました。展示会やブランドのイベントなどにも積極的に足を運んで人脈をつくり、チャンスが舞い込んできた時にそのミーシャ・ジャネットNAME :みーしゃ・じゃねっと / スタイリスト科卒業。1983年、米国ワシントン州生まれ。学生時代からスタイリストの仕事を始め、現在はそのほかにもジャーナリスト、マーケティング、衣裳製作など、ファッション業界のあらゆる分野で活躍中。Communicate 09ファッションジャーナリスト / スタイリスト浴衣をミーシャ風にアレンジ!Bunka Fashion College 3.Communicate 70