ファッション工芸専門課程/テキスタイルデザイン科 2年 福地 大輔(現:ファッションテキスタイル科)

この取材内容は2007年2月時点のものになります。

「川久保玲の会社で働いてみたい」「やっぱり自分がやりたい仕事に挑戦したい」と思って24歳の時に入学しました。前職はケータイに印刷をする仕事。入学前はみんな年下でやっていけるかななど心配もありましたが、入ったら軽く解消されました。むしろ今は、みんなの潤滑油になっています。

───どんな勉強をしているの?

ファッション衣料の素材となるテキスタイルを企画して、実際に作っています。各種染色や織りの専門知識・技術、テキスタイル製作の各工程・技法などを学びます。文化祭では他学科から生地の染色のオーダーが来ます。試しと本番の色合わせが大変です。

───一番好きな授業は?

「プリントデザイン」。企画書を書くことで、自分を知り、掘り下げることができます。柄を作るだけなのに、考えることは海のように深く、哲学的です。とても大変な作業で、時間との戦いですが、一つ一つ終わるたびに成長しているなと感じることができ、充実しています。

───文化を選んだ理由は?

新宿という立地。そして学校の規模の大きさです。学校帰りに新宿を歩けば、市場を知ることができます。伊勢丹もあるので情報も得やすいですね。学生もたくさんいるので、いろいろな人がいてよい刺激を受けられると思いました。

───将来の目標を教えてください。

「COMME des GARCONS」で企画をやりたいです。デザイナー川久保玲の常に新しい目で、新しい物作りに挑む姿勢に共感するものがあるからです。ぼくもそこで川久保玲とぶつかり合い、今までに見たこともないような物を生み出していきたいです。

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●好きなショップ・ブランド

COMME des GARCONS。常に新しいクリエーションを生み出す力にひかれる。

●よく読む雑誌

特になし。

●尊敬・影響を受けている人

皆川明。物作りに取り組む姿勢がすばらしい。

文服生の一日
グラフ

空き時間や放課後は、友だちとくだらない話をしたり、課題に追われている時はそんな余裕もなかったり…。休日は、渋谷、青山辺りの路地裏をブラブラとあてもなく歩いたり、スイーツを食べに行ったりすることが多いです。

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スクリーンプリントの実習中です。社会情勢まで考えて、柄を決め、生地を作ります。

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文化祭の後、みんなで集まって一言ずつコメントを言っていく「あらまか会」終了後、染色担当のスタッフと。

作品・お気に入り紹介
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「ゴミ問題」を考えさせたくて、生地にタバコの吸殻や綿クズを貼りつけました。

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脳のシワのアウトラインにタータンチェックを織り交ぜた生地を作りました。

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綿・ポリエステル・化学繊維のアルカリに対する反応の違いを生かしたワンピースを作りました。

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タータンチェックが好きです。20歳くらいから気づいたらたくさん集めていました。

入学希望者へ

文化は施設が充実していて、教えてくださる先生もプロ。やりたいことは、ほとんど学校内でまかなえます。自分の力を伸ばすには最高の環境です。社会人の皆さんも一歩踏み出したら、頭の中に描いていた世界とは違う世界が広がっています。想像していたより面白い。想像していなかった自分にも会える。社会人経験も活きます。文化にぜひ!

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