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Real Voice of BFC Student 2017

ファッションテキスタイル科
タン・ステイシー
Tan Stacy

TEMASEK POLYTECHNIC(シンガポール)卒業

就職先:
コッカ株式会社
企画
タン・ステイシー
タン・ステイシー
尊敬するブランド
イッセイ ミヤケ、ミナ ペルホネン
(テキスタイルのすばらしさはもちろん、服だけでなくインテリアなどライフスタイルにもデザインを追求しているところ)
よく行くショップ
NEW YORK JOE EXCHANGE
(下北沢に行ったら必ず寄るヴィンテージショップ。普段の格好は古着がほとんどで、自分の作品と同じでカラフルに装うのが好きです)
マイコーディネイト
せっかくなので卒業制作の作品を着てみました。Tシャツも自作で、私の小さい頃の写真をプリントしたり背中にミシン刺繍を施したりと、個性的に仕上げています。
留学生のサポートもばっちり。ファッションとテキスタイルの両方を学べます。留学生のサポートもばっちり。ファッションとテキスタイルの両方を学べます。留学生のサポートもばっちり。ファッションとテキスタイルの両方を学べます。
手織り機がずらりと並んだ教室にて。昔ながらの手法で織りのテキスタイルを制作することができる。タンさんは卒業制作でよく通っていたそう。
2年次、「ジャパン・テキスタイル・コンテスト」の学生部門で激励賞を受賞した作品。パソコンのエラーを得意のシルクスクリーンでカラフルに表現している。
2年次、「ジャパン・テキスタイル・コンテスト」の学生部門で激励賞を受賞した作品。パソコンのエラーを得意のシルクスクリーンでカラフルに表現している。
卒業制作作品。「YANCHA FOREVER」というテーマで、様々な技法を用いたオリジナルテキスタイルが際立つコレクションを発表した。
卒業制作作品。「YANCHA FOREVER」というテーマで、様々な技法を用いたオリジナルテキスタイルが際立つコレクションを発表した。
卒業制作作品。「YANCHA FOREVER」というテーマで、様々な技法を用いたオリジナルテキスタイルが際立つコレクションを発表した。
捺染室はタンさんお気に入りの場所。作業中に着る白衣には今までのインクがびっしり。「インクのつき具合で誰の白衣かわかります(笑)」
捺染室はタンさんお気に入りの場所。作業中に着る白衣には今までのインクがびっしり。「インクのつき具合で誰の白衣かわかります(笑)」
2年次の課題で提出したデザイン画。KENZOのヴィジュアル広告からイメージをふくらませ、シュールでコミカルな世界をカラフルに描いた。
2年次の課題で提出したデザイン画。KENZOのヴィジュアル広告からイメージをふくらませ、シュールでコミカルな世界をカラフルに描いた。
Questions & Answers
この科の特徴は?
テキスタイルにまつわる専門的な知識と技法を学んでいきます。素材の特徴を生かしながら、染色や織り、プリントなどの技法を用いてオリジナルのテキスタイルがつくれるようになり、また服づくりの授業もあるのでファッションアイテムもつくれるようになれます。織機やデジタルプリンターなどの設備も整っているのでアナログとデジタルの手法をバランスよく勉強できるのも、この科の良いところ。テキスタイルデザイナーだけでなく、テキスタイルを強みにしたファッションデザイナーを目指したい人にもぴったりだと思います。
文化服装学院を選んだ理由は?
シンガポールではグラフィックデザインの勉強をしていましたが、自らの手を動かして形にしたい気持ちが強くなったことと、テキスタイルに興味を持ち始めたことが重なり、テキスタイルデザイナーを志すようになりました。でも自国ではテキスタイルの産業があまり栄えていないこともあり、希望するカリキュラムを組んだ学校がありません。文化服装学院はシンガポールでも有名です。ほかの国のファッションスクールよりも学費がおさえ目で、姉妹校で同じ敷地内に語学学校があること、なおかつファッションテキスタイル科は服づくりなどアパレルのことも学べるのでお得だなと思い、文化服装学院に行くことを決めました。
この科を選んだ理由は?
ファッションとテキスタイルの両方を学ぶことができるからです。平面だけでなく、服として立体になったときに成立するテキスタイルも考えたりつくったりするので、幅広い視野を持つことができると思います。
好きな授業は?
「テキスタイル・クリエーション」です。染織とシルクスクリーンの様々な技法を学び、オリジナルのテキスタイルをつくり、最終的には服に落とし込みます。今まで教わったことを応用して自分らしい作品を思考錯誤しながら手がけていくのですが、そのプロセスが実験のようで楽しく、とても勉強になりました。
思い出に残ったことは?
学外コンテストに応募したことです。「ジャパン・テキスタイル・コンテスト」の学生部門で2年連続で奨励賞を受賞したことは大きな自信につながりました。学校の授業も大切ですし課題もたくさんあって大変ですが、学外コンテストも積極的に応募したほうがいいと思います。より制作の時間を増やすことで、自分の好きな技法や個性を見つけ出すことができるからです。私はグラフィックデザインを先に勉強したこともあり、シルクスクーンでカラフルにつくるテキスタイルに自分らしさがあると気づきました。
学生生活で大切なことは?
留学生のサポートがしっかりしているので、言葉の壁はそんなに問題ないと思います。私も入学当初は日本語を全然話せませんでしたが、今では読み書きができるまでになりました。ファッションが大好きでファッションを本気で学びたいという気持ちがあれば、どんな困難も乗り越えられるはずです。その思いを胸にいろいろなことを体験しないとスキルは磨かれないと思いますので、とにかくどんなことでも積極的に取り組んで楽しむことが大事です。
将来の目標は?
自分が手がけた作品を通してテキスタイルデザインの魅力を世界中の人たちに知ってもらいたいです。
一日を円グラフで表すと?
円グラフ
課題は学校の施設内にある機械を使わないとできないものが多いので、放課後になったらギリギリまで学校に残って取り組むようにして、なるべく家に持ち越さないようにしていました。週3日で入れていたアルバイトは英会話の先生。日本人の友達が増えて日本語も上達しました。
2年次、「ジャパン・テキスタイル・コンテスト」の学生部門で激励賞を受賞した作品。パソコンのエラーを得意のシルクスクリーンでカラフルに表現している。
2年次、「ジャパン・テキスタイル・コンテスト」の学生部門で激励賞を受賞した作品。パソコンのエラーを得意のシルクスクリーンでカラフルに表現している。
卒業制作作品。「YANCHA FOREVER」というテーマで、様々な技法を用いたオリジナルテキスタイルが際立つコレクションを発表した。
卒業制作作品。「YANCHA FOREVER」というテーマで、様々な技法を用いたオリジナルテキスタイルが際立つコレクションを発表した。
卒業制作作品。「YANCHA FOREVER」というテーマで、様々な技法を用いたオリジナルテキスタイルが際立つコレクションを発表した。
捺染室はタンさんお気に入りの場所。作業中に着る白衣には今までのインクがびっしり。「インクのつき具合で誰の白衣かわかります(笑)」
捺染室はタンさんお気に入りの場所。作業中に着る白衣には今までのインクがびっしり。「インクのつき具合で誰の白衣かわかります(笑)」
2年次の課題で提出したデザイン画。KENZOのヴィジュアル広告からイメージをふくらませ、シュールでコミカルな世界をカラフルに描いた。
2年次の課題で提出したデザイン画。KENZOのヴィジュアル広告からイメージをふくらませ、シュールでコミカルな世界をカラフルに描いた。
2年次、「ジャパン・テキスタイル・コンテスト」の学生部門で激励賞を受賞した作品。パソコンのエラーを得意のシルクスクリーンでカラフルに表現している。
2年次、「ジャパン・テキスタイル・コンテスト」の学生部門で激励賞を受賞した作品。パソコンのエラーを得意のシルクスクリーンでカラフルに表現している。
卒業制作作品。「YANCHA FOREVER」というテーマで、様々な技法を用いたオリジナルテキスタイルが際立つコレクションを発表した。
卒業制作作品。「YANCHA FOREVER」というテーマで、様々な技法を用いたオリジナルテキスタイルが際立つコレクションを発表した。
卒業制作作品。「YANCHA FOREVER」というテーマで、様々な技法を用いたオリジナルテキスタイルが際立つコレクションを発表した。
捺染室はタンさんお気に入りの場所。作業中に着る白衣には今までのインクがびっしり。「インクのつき具合で誰の白衣かわかります(笑)」
捺染室はタンさんお気に入りの場所。作業中に着る白衣には今までのインクがびっしり。「インクのつき具合で誰の白衣かわかります(笑)」
2年次の課題で提出したデザイン画。KENZOのヴィジュアル広告からイメージをふくらませ、シュールでコミカルな世界をカラフルに描いた。
2年次の課題で提出したデザイン画。KENZOのヴィジュアル広告からイメージをふくらませ、シュールでコミカルな世界をカラフルに描いた。