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Real Voice of BFC Student 2017

シューズデザイン科
北村 泉美
Izumi Kitamura

千葉県立松戸高等学校卒業

就職先:
株式会社かねまつ
販売
北村 泉美
北村 泉美
好きな靴
パンプス、スニーカー
(ブランドよりもデザインのほうを重視します。エナメルやガラス加工の輝きのある素材が好きみたいです)
尊敬する人物
宮原先生
(シューズ科の担任で、私たちにとってお父さんのような存在です。いつも親身になってくれて助けてくれます)
マイコーディネイト
今日、春一番が吹いたので花柄のスカートで軽やかさを出してみました。成人式で親がプレゼントしてくれたネイビーの腕時計は肌身離さずつけています。
ファッションをとらえながら靴をつくる楽しさも覚えるはずです。ファッションをとらえながら靴をつくる楽しさも覚えるはずです。ファッションをとらえながら靴をつくる楽しさも覚えるはずです。
革のストックルームにて。北村さんの前にある3足は卒業制作作品。「ネイビーやスニーカーなど、自分の好きな色やデザインを素直に形にしてみました」
上のカラフルなストラップシューズは染色の課題で「表裏一体」を表現。下のブラック&ホワイトのサンダルは夜の飛行機から見下ろした道路をイメージ。
上のカラフルなストラップシューズは染色の課題で「表裏一体」を表現。下のブラック&ホワイトのサンダルは夜の飛行機から見下ろした道路をイメージ。
3年次に入って最初に手がけるマイラストは記念にもなる課題作品。自分の足に合わせて木型をつくり、それに合わせた靴も制作する。
3年次に入って最初に手がけるマイラストは記念にもなる課題作品。自分の足に合わせて木型をつくり、それに合わせた靴も制作する。
北村さんにとって靴作りで一番欠かせないのがワニという道具。「吊り込みの時に使うもので釘を打つことも抜くこともできる優れものです」
北村さんにとって靴作りで一番欠かせないのがワニという道具。「吊り込みの時に使うもので釘を打つことも抜くこともできる優れものです」
Questions & Answers
この科の特徴は?
靴づくりに必要な知識と技術を様々なアプローチから身につけます。靴だけでなく自分のサイズに合わせたラスト(木型)もつくるといった実技だけでなく、足の構造を知ったり、靴の商品企画のプレゼン発表をしたりと座学も充実しています。文化祭のファッションショーはクラス全員参加の恒例行事。他科の学生が考えたデザインを元に靴の形を起こしていきます。服をつくる学生と一緒に考えながら靴をつくる環境は、もしかしたら他の専門学校ではないかもしれません。ファッションをとらえながらの靴づくり。デザインの幅がきっと広がるはずです。
文化服装学院を選んだ理由は?
高校生の時から文化に行くことを決めていたからです。もともとファッションに興味があり、高校は普通科でしたが選択科目で服をつくっていました。1年生から3年生まで毎年欠かさず見ていたのが文化の文化祭です。感動的なファッションショーを見る度に「絶対にここで学ぶ」と誓っていたほど。図書館や博物館などの設備の充実さも文化を選んだ決め手の一つです。
この科を選んだ理由は?
高校生の時、服をつくっているうちにファッショングッズのほうに魅入られてしまいファッショングッズ基礎科を選ぶことに。でもまだ具体的につくりたいものがあるようでなかったので自分の特性を探りながら学んでいました。その中で一番手応え感じたのがシューズで、もっと他の技術も身につけて靴づくりを極めたいと思い始め、2年次の進級でこの科を選びました。クラスはアットホームな雰囲気でみんな家族みたいな存在。先生との距離も近く、授業だけでなく進路についてもよく相談に乗ってくれました。1年次よりも格段と難しくなり課題提出も多くなって大変ですが、みんなと支え合いながら実りある学生生活を送れることができて、選択時にこの科を選んで本当によかったと思っています。今は靴づくりが楽しくて仕方ありません。
好きな授業は?
シューズ解剖学といって骨格や筋肉など足の構造を知る授業です。クラス全員の足を計測し、みんなの足を見比べながら靴の機能性について考察していきます。自分の足の特徴がわかり、いい勉強になりました。
思い出に残ったことは?
この科に入って自分らしさがだんだんと見えてきたこと。一つは色。靴をつくるときネイビーやベージュを自然と選ぶ自分がいました。また、意外とこだわりが強いことにも気づきました。私は本底など見えないところにもこだわる性格だったのです。そして、格好でも新たな自分らしさを発見。ハードな作業以外はスカートを履き、ヒールのある靴も選ぶようになっていました。文化生は格好も作品も個性的。それに刺激されて本来の自分らしさに気づけたのだと思っています。
学生生活で大切なことは?
自分の意思を人にちゃんと伝えること。言葉にせよ作品にせよ、人に理解してもらってお互いの気持ちをつなげることが、学生生活だけでなくその後の社会人になってからも大事だと思います。
将来の目標は?
就職先で販売の経験を積み、いつか靴のデザイナーになって「この靴が履きたいから外に出かけよう」と思いたくなる靴をつくっていきたいです。
一日を円グラフで表すと?
円グラフ
3年連続皆勤賞まであとわずか。通学時間が長いので遅刻しないようにいつも早めに家を出るのが日課です。特殊な機械を使う作業が多いので課題はできるだけ学校でやるようにしています。土日は学校の先生の紹介で百貨店の靴売り場で販売のアルバイトをしていました。
上のカラフルなストラップシューズは染色の課題で「表裏一体」を表現。下のブラック&ホワイトのサンダルは夜の飛行機から見下ろした道路をイメージ。
上のカラフルなストラップシューズは染色の課題で「表裏一体」を表現。下のブラック&ホワイトのサンダルは夜の飛行機から見下ろした道路をイメージ。
3年次に入って最初に手がけるマイラストは記念にもなる課題作品。自分の足に合わせて木型をつくり、それに合わせた靴も制作する。
3年次に入って最初に手がけるマイラストは記念にもなる課題作品。自分の足に合わせて木型をつくり、それに合わせた靴も制作する。
北村さんにとって靴作りで一番欠かせないのがワニという道具。「吊り込みの時に使うもので釘を打つことも抜くこともできる優れものです」
北村さんにとって靴作りで一番欠かせないのがワニという道具。「吊り込みの時に使うもので釘を打つことも抜くこともできる優れものです」
上のカラフルなストラップシューズは染色の課題で「表裏一体」を表現。下のブラック&ホワイトのサンダルは夜の飛行機から見下ろした道路をイメージ。
上のカラフルなストラップシューズは染色の課題で「表裏一体」を表現。下のブラック&ホワイトのサンダルは夜の飛行機から見下ろした道路をイメージ。
3年次に入って最初に手がけるマイラストは記念にもなる課題作品。自分の足に合わせて木型をつくり、それに合わせた靴も制作する。
3年次に入って最初に手がけるマイラストは記念にもなる課題作品。自分の足に合わせて木型をつくり、それに合わせた靴も制作する。
北村さんにとって靴作りで一番欠かせないのがワニという道具。「吊り込みの時に使うもので釘を打つことも抜くこともできる優れものです」
北村さんにとって靴作りで一番欠かせないのがワニという道具。「吊り込みの時に使うもので釘を打つことも抜くこともできる優れものです」