Back Number
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
ツイート
Back Number
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
ツイート
Real Voice of BFC Student 2017
アパレル技術科
生産システムコース
小林 峻也
Shunya Kobayashi
埼玉県立熊谷西高等学校卒業
就職先:
株式会社TATRAS JAPAN
生産管理
好きなブランド
メゾン マルジェラ、ポータークラシック
(デザイナーの考え方、デザイン、品質。そのどれもが素晴らしく、ブランドの色がちゃんと出ているところ)
尊敬する人物
友達
(自分の軸をしっかり持ちフレキシブルに対応しながら夢に向かっている姿を見ると感化されます)
マイコーディネイト
職人気質で芸術性のある服や小物を大事に長く身につけたいタイプです。ジャケットはポータークラシック。パンツは自作。靴はGUIDI。ブレスレットはメゾン マルジェラ。
B館の11階にあるパソコンルームにて。「CADの授業でよく行きます。仕様書などのレポートもここでよく作成しています」
アルバイト先である「カクヤス」の新しい制服を提案するという設定で手がけた卒業研究作品。社員から実際に話を聞き、素材や機能性、価格設定を見直して新たなデザインを考えた。
3年次の課題で制作したジャケット。フランス軍のモデルをモチーフにしている。
工場に出す仕様書を練るのが好きな小林さん。「付属品や仕様などを考えているとすごくウキウキします」
B館の地下にある生産管理実習室。工場用ミシンや裁断機などが並んでいる。「パソコンルームと同じくらいよく顔を出す教室です」
Questions & Answers
このコースの特徴は?
生産管理とは、デザイナーと工場の間に立ち、製品の納期、品質、原価考えながら生産をコントロールするのが仕事。その生産管理を育成するのがこのコースです。CAD操作、工場とのやり取りに必要な仕様書の作成、原価計算などを実践で学んでいきます。講師陣は外部の方もいて、縫製工場で働いていた人や海外の品質管理の指導員をやってきた人など。経験談を交えた授業はリアリティがありとても勉強になります。創造性のある服を考えるよりも、つくり手も買い手も満足する生産性もコストパフォーマンスも高い服を考える時間が多いです。もしかしたら実際のアパレルメーカーが進めている仕事内容に近い学びをしているかもしれません。
文化服装学院を選んだ理由は?
大学では哲学を専攻していましたが、2年の終わりに自分の将来を考え、手に職をつけたい気持ちが強くなり、大学を中退して文化服装学院で服づくりを学ぶことを決めました。昔からファッションに興味があり、文化服装学院を卒業した友達がいたこともあり、服を学ぶなら文化。そのイメージしかなかったので学校選びには全然迷いませんでした。
このコースを選んだ理由は?
クリエイティブな発想力は自分にはないとわかっていました。でも服をつくる仕事がしたい。そこで注目したのがデザイナーのつくりたいものを形にするパタンナー。文化卒の友達に話を聞いたりして入念にリサーチした結果、自分に合った職業だと思いました。そうやって文化に入る前からパタンナーになると決めていたので、2年次の進級でも意思は変わらずパタンナーを育成するアパレル技術科を選択。さらに専門的になって難しくなりましたが、パターンのおもしろさをやっと感じられるようになりました。その年の研修旅行で転機が訪れます。東北地方にある縫製工場をいくつか見学し、それぞれの社長や技術者の話を聞かせていただきました。工場の方々は自分たちの仕事に誇りを持っていて、オリジナルの開発にも余念がありません。その姿を見て感動しました。工場の人たちと関わりながら良い服をつくっていきたい。その思いがパタンナーになる思いよりもだんだんと上回り、3年次の選択でこのコースを選びました。
好きな授業は?
パターンメーキングは企画から生産まで実際の企業が行っていることを実践しながら学びます。目標を持って企画し、パターンを最適化し、工場に依頼する時のように書類を作成し、効率を意識して縫い上げることで広い視野が養われます。
思い出に残ったことは?
文化祭でファッションショーの縫製を担当したこと。普段はリアルクローズしかつくらないので、他科がデザインしたコスチュームのような服に取りかかるのは新鮮でした。好きなデザインの服と売れるデザインの服は違う。このコースに入るとある意味、その現実を受け止めなければいけません。でも文化祭のショーに携わったことで、ファッションのとらえ方がさらに広がったと思います。
学生生活で大切なことは?
何となく入学すると何も得られないまま卒業してしまいます。みんなが思っている以上に学生生活は短いです。入学時から将来のビジョンをクリアにし、それに向かって突き進んでほしいです。まわりを見ると、そういう人ほど良いところに就職していると思います。自分と同じように、大学から文化に入ろうと思っている人に向けてのアドバイスでもあります。
将来の目標は?
品質、原価、納期、安全性(専門用語でQCDS)のバランスをうまくとれるような生産管理になりたいです。
一日を円グラフで表すと?
通学時間が往復で4時間かかるので、移動中の電車ではボタンつけをしたり生地の本を読んだりして無駄がないように心がけていました。週末もほぼアルバイトで暇はありませんでした。
アルバイト先である「カクヤス」の新しい制服を提案するという設定で手がけた卒業研究作品。社員から実際に話を聞き、素材や機能性、価格設定を見直して新たなデザインを考えた。
3年次の課題で制作したジャケット。フランス軍のモデルをモチーフにしている。
工場に出す仕様書を練るのが好きな小林さん。「付属品や仕様などを考えているとすごくウキウキします」
B館の地下にある生産管理実習室。工場用ミシンや裁断機などが並んでいる。「パソコンルームと同じくらいよく顔を出す教室です」
アルバイト先である「カクヤス」の新しい制服を提案するという設定で手がけた卒業研究作品。社員から実際に話を聞き、素材や機能性、価格設定を見直して新たなデザインを考えた。
3年次の課題で制作したジャケット。フランス軍のモデルをモチーフにしている。
工場に出す仕様書を練るのが好きな小林さん。「付属品や仕様などを考えているとすごくウキウキします」
B館の地下にある生産管理実習室。工場用ミシンや裁断機などが並んでいる。「パソコンルームと同じくらいよく顔を出す教室です」
アパレル技術科生産システムコースで学べる職種はこちら
パタンナー
生産管理 ・ 生産企画
商品管理 ・ 商品検査
アパレル技術科生産システムコースの詳しい情報はこちら
同じ学科の過去の学生を見る
2016 堅田 緋咲乃
2015 阿多野 楓子
2014 大和田 萌
2013 永島 詩乃
2012 戸髙 圭一郎
2011 鈴木 悠斗
過去のReal Voice of bfc Studentを見る
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
Indexへ戻る