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Real Voice of BFC Student 2018

シューズデザイン科
福永 茜
Akane Fukunaga

鹿児島県出水市立出水商業高等学校卒業

就職先:
(有)ショセ
総合職
福永 茜
福永 茜
好きなブランド
NIKE
(’90年代に出たエアカーニバルというスニーカーが一番のお気に入り。復刻版もありますがやっぱりオリジナルがかっこいい)
好きなエリア
中目黒、祐天寺
(ヴィンテージショップに足を運んで、’90年代のスニーカーやスケーターブランドのアイテムを探しています)
マイコーディネイト
ヴィンテージショップで見つけたNIKEのスニーカーを主役にスタイリング。スカート履きません。メンズの服しか着ないです。
デザインから制作まで手がけられる靴の職人になりたいです。デザインから制作まで手がけられる靴の職人になりたいです。デザインから制作まで手がけられる靴の職人になりたいです。
シューズデザイン科の教室の廊下にて。「ここのロッカーに入っているスニーカー本を読むのが至福のひと時です」
卒業制作作品は一番好きなスニーカー、NIKEのエアーカニバルをモチーフにしてクラシックとモダンを融合させた靴を発表。
卒業制作作品は一番好きなスニーカー、NIKEのエアーカニバルをモチーフにしてクラシックとモダンを融合させた靴を発表。
3年次の最初につくるラスト(木型)を使って仕上げたスニーカー。「ジップのパーツは取り外すこともできます」
3年次の最初につくるラスト(木型)を使って仕上げたスニーカー。「ジップのパーツは取り外すこともできます」
課題で手がけたグッドイヤー製法のブーツ。「消防士やアメリカ軍の戦車部隊など戦う人をイメージしてつくりました」
課題で手がけたグッドイヤー製法のブーツ。「消防士やアメリカ軍の戦車部隊など戦う人をイメージしてつくりました」
木型の部屋。サイズ別、アイテム別になって保管されている。「これだけの数をそろえているのは珍しいと思います」
木型の部屋。サイズ別、アイテム別になって保管されている。「これだけの数をそろえているのは珍しいと思います」
Questions & Answers
この科の特徴は?
靴のデザイナーや職人を目指すために必要なスキルを磨いていきます。私もそうでしたが知識も技術もゼロの人でも大丈夫です。この科に入れば革靴もスニーカーも自分一人でつくれるまでに成長します。実習の他にも足の解剖学や原価計算、流通の仕組みなどの座学もあり、デザインだけでなく機能性やコストを考えた靴づくりを考えられるようになるので、社会に出てからきっと役立つはずです。それと3年次の最初の課題で自分のラスト(木型)を手がけるのが印象的だと思います。私はつくり手としての自覚が芽生えて、なんだか嬉しくなったのを覚えています。クラスは少人数で先生との距離も近く、わからないことがあったらすぐに教えてくれる環境もいいと思います。それから最大の魅力は、服飾の専門学校で靴を学ぶ科があるということです。全身あっての靴。だからファッションをトータルで考えながら靴をつくる姿勢が身につく環境はとても良いです。設備面もバッチリ。希少な機械があったり、企業や先輩からいただいた上質な素材が集まっています。
文化服装学院を選んだ理由は?
中学生の頃から無類のスニーカー好き。NIKEをはじめ様々なスニーカーを集めているうちに、いつしか自分がデザインしたスニーカーをつくりたいと思うようになりました。靴の専門学校に行くことも考えましたが、ファッションにも興味があったので、さまざまな科があり、ファッションを身近に感じられる環境で学べるところがいいと考え、探してたどり着いたのが文化服装学院のこの科だったんです。
この科を選んだ理由は?
まさにこの科があったから文化に入りました。スニーカーがつくりたい一心で入学しましたが、3年次の中頃にようやく叶ったので道のりは長かったですね。でも1年次にアクセサリー全般をつくれたのはよかったですし、2年次に教わった基礎がないとスニーカーはつくれないことがわかり、よく考えられたカリキュラムに感心しました。
好きな授業は?
シューズ制作実技です。メンズシューズ、パンプス、サンダル、ラスト&ブーツ、バルカナイズ製法のスニーカーという順で手がけていきますが、自らデザインをして、パターンをとり、形にしていくプロセスが楽しくてたまりません。完成した時の感動は一度味わったら病みつきになるはずです。3年次になると自分らしいデザインが見えてきて、靴づくりにどんどん魅せられます。履きやすくて疲れないことが私にとって良い靴の条件。それを前提に、配色やディテールにこだわった靴をつくっていきたいです。
思い出に残ったことは?
私は田舎から上京してきた人間なので、それまでに見たことのない格好をする文化生がたくさんいて最初は驚きを隠せませんでした。考え方もいろいろ。ルールに縛られないで自由にファッションを楽しんでいる姿にいつも刺激を受けています。やっぱり文化に入ってよかったです。
学生生活で大切なことは?
この科だと学校にある機械や道具を使わないとできない課題が多いので、限られた時間の中でどう課題をこなすか、スケジュール管理が鍵を握ります。アルバイトもありますし、文化祭などの学校行事にも携わるので、思っている以上にハードです。課題の内容や自分のリズムを考えながら、それに合わせて行動することが大切だと感じます。
将来の目標は?
文化で学んだことを活かしながら就職先で経験を積み、いつか自分でデザインから制作まで手がけられる靴の職人になりたいです。
一日を円グラフで表すと?
円グラフ
2年次から先生の紹介でシューズブランドのお店でアルバイトをしています。ありがたいことに、そこに就職することが決まりました。いろいろ難しい面もありますが、できればアルバイトでも自分の将来につながる職場を選んだほうがいいと思います。
卒業制作作品は一番好きなスニーカー、NIKEのエアーカニバルをモチーフにしてクラシックとモダンを融合させた靴を発表。
卒業制作作品は一番好きなスニーカー、NIKEのエアーカニバルをモチーフにしてクラシックとモダンを融合させた靴を発表。
3年次の最初につくるラスト(木型)を使って仕上げたスニーカー。「ジップのパーツは取り外すこともできます」
3年次の最初につくるラスト(木型)を使って仕上げたスニーカー。「ジップのパーツは取り外すこともできます」
課題で手がけたグッドイヤー製法のブーツ。「消防士やアメリカ軍の戦車部隊など戦う人をイメージしてつくりました」
課題で手がけたグッドイヤー製法のブーツ。「消防士やアメリカ軍の戦車部隊など戦う人をイメージしてつくりました」
木型の部屋。サイズ別、アイテム別になって保管されている。「これだけの数をそろえているのは珍しいと思います」
木型の部屋。サイズ別、アイテム別になって保管されている。「これだけの数をそろえているのは珍しいと思います」
卒業制作作品は一番好きなスニーカー、NIKEのエアーカニバルをモチーフにしてクラシックとモダンを融合させた靴を発表。
卒業制作作品は一番好きなスニーカー、NIKEのエアーカニバルをモチーフにしてクラシックとモダンを融合させた靴を発表。
3年次の最初につくるラスト(木型)を使って仕上げたスニーカー。「ジップのパーツは取り外すこともできます」
3年次の最初につくるラスト(木型)を使って仕上げたスニーカー。「ジップのパーツは取り外すこともできます」
課題で手がけたグッドイヤー製法のブーツ。「消防士やアメリカ軍の戦車部隊など戦う人をイメージしてつくりました」
課題で手がけたグッドイヤー製法のブーツ。「消防士やアメリカ軍の戦車部隊など戦う人をイメージしてつくりました」
木型の部屋。サイズ別、アイテム別になって保管されている。「これだけの数をそろえているのは珍しいと思います」
木型の部屋。サイズ別、アイテム別になって保管されている。「これだけの数をそろえているのは珍しいと思います」