Q1.この専攻の特徴は?

服装科に在籍中、自分のデザインをもっと表現したいと感じた人は、3年次のデザイン専攻に進学することをススメます。私は服装科で学んでいるうちに、自分は既定の服づくりよりも、自らアイディアを出してオリジナルのデザインをする服づくりのほうが向いていると感じ、この専攻に進学しました。デザイン画をはじめ、創造性を育む授業が多いのが特徴。この一年で自分の表現したい世界観がクリアになり、自信が持てるようになりました。

 

Q2.文化服装学院を選んだ理由は?

高校3年生の夏まで飴職人を目指そうと製菓の専門学校に進む勉強をしていましたが、夏休み明けに役者志望の友人に連れられて劇団四季の『ウィキッド』の舞台を見て大感激。特に衣装に魅せられて「将来はこの仕事をしたい!」と思い、進路を大きく変えました。夏休み中に担任と家庭科の先生の勧めもあって文化服装学院のサマーセミナーを受講後にあらためて説明会や文化祭にも足を運び、入学を決意しました。

 

Q3.印象に残った思い出は?

デザイン専攻に進んでから学内外のコンテストに選ばれたことです。学内では文化祭のショープログラムとファッション画コンテストの二つ。どちらも1年次から憧れていて応募していましたが全然ダメで、3年次でやっと夢が叶ってうれしいです。学外では新宿区が主催する「新宿ファッションフィールド」でデザイン画による審査が通って実物作品を制作。会場の舞台ででモデルさんが自分の作品を着て歩ている姿を見た時は感動しました。

 

Q4.学生生活で心がけていたことは?

人脈を広げること。たくさんの人と交流を持ったほうが楽しいし、創作意欲がわいて自分のデザインが見つかると思ったからです。でもそう心がけたのはデザイン専攻に進学してから。文化祭のスタッフになって他科の学生と仲良くしてみたり、それがきっかけで学外の知り合いができたり。まわりにもっとすごい人がいることを痛感したと同時に、もっと自分はがんばらないと!と。その気持ちがコンテストの入選に反映したかもしれません。

 

Q5.一日を円グラフで表すと?

週末と午前授業の水曜、週2日か3日で地元の飲食店でアルバイトをしています。学業との両立は辛いですが、社会勉強になり就職活動でも活かされたのでやってよかったです。コンテンポラリーダンスが好きで、休日はよく踊っています。




取材内容は2019年3月時点のものです