Q1.この科の特徴は?

ファッションが好きで国際的なマーケティングに関心を持っている人はこの科をぜひチェックしてほしいです。ファッションビジネスを軸に、語学や社会情勢なども学び国際的な感覚を身につけ、アパレル業界でグローバルに活躍できる存在を目指します。先生は外部の方が多く、海外にも精通しているプロフェッショナル。どの授業も、いつも楽しみで仕方ありません。在学中はインターン研修をすることも可能。クラスの中には外資系のラグジュアリーブランドや海外のショッピングセンターに行っている人も。卒業時には高度専門士の称号が得られるのも特徴です。
 

Q2.文化服装学院を選んだ理由は?

私は小さい頃からファッションやカルチャーに興味があり、高校生の時、アメリカに短期留学しました。進学を考えた時、再び海外留学をすることも考えましたが、いくつもの難しい試験をパスしなければいけかったり、資金面でも難しかったりと、ハードルが高いことを知り断念。そして国内の大学をいくつか調べてみたものの、行きたいところがなかなか見つからず。そんな時に見つけたのが文化服装学院のこの科でした。ファッションビジネスを中心に、英語や社会情勢などを学ぶことができ、私にぴったりだと思いました。そして決め手になったのは、文化祭のファッションショーで見かけた、黒い服を着て来場者の案内をしていた会場係の文化生。その姿にすごく憧れて、もう文化しかないと思いました。
 

Q3.好きな授業は?

国際政治学です。政治学者である五野井郁夫先生が、ファッションやアートなどを題材にしながらわかりやすく教えてくださいます。ある授業で名作映画をみんなと一緒に観ましたが、ところどころで先生の解説が入り、なんてことのない街並みのシーンでもセットやカメラのアングルに時代背景が現れていることを知り、すごく勉強になりました。この授業のおかげでグローバルな視点が身についたと思います。
 

Q4.将来の夢は?

1年次の時、先生から東京コレクションのチケットをいただき、KIDILL(キディル)のファッションショーを見て感動しました。その後、インターン先のATSUSHI NAKASHIMA(アツシ ナカシマ)がミラノで展示会を行う際に通訳として同行するなど、すっかり東京の若手ブランドに魅了されてしまいました。内定をいただいた就職先はデジタルに強いマーケティング会社。そこで一人前になれるように努め、いつか東京の若手ブランドを応援できるようなマーケターやマーチャンダイザーになれたらと思っています。
 

Q5.1日を円グラフで表すと?

通学の電車の中やちょっとした時間にスマホなどを使って課題の資料を収集。保存したデータを帰宅後に整理するのが日課になっています。趣味は筋トレ。心身ともにリフレッシュできます。
※取材内容は2020年3月時点のものです。