Q1.このコースの特徴は?

出店やオリジナル商品の企画、仕入れ、販売、経理など、店舗経営に必要な知識と立ち回りを身につけていきます。このコースの魅力は何といっても、文化祭の期間に開催する「RE・TENT」。グループごとに、実際に自分たちのショップを運営します。リテールプランニングコースに進級すると早速、「RE・TENT」に向けて動き始めます。授業で店舗運営のノウハウを学びつつ、ショップ稼働のための準備を進める毎日です。企業やクリエイターなど外部の方と関わって大きな金額を動かしていくので、常に責任感を持って動く必要があり、胃が痛くなることも。でも、店舗運営をリアルに学べるからこそ、ただ授業で知識を学ぶのではなく学んだことを実践し、どんどん自分のものにできていると思います。そんな体験が学生のうちからできることは本当に貴重。店を持つことのやりがいとワクワクを、身をもって味わえるはずです。
 

Q2.文化服装学院を選んだ理由は?

ファッションの流行や流通、経営に興味があり、当初は大学に進もうと考えていました。進路を決め切れていなかったとき、文化のスタイリストコースの卒業生である3つ上の姉の影響もあり、文化の文化祭に行ってみることに。そこで立ち寄った「RE・TENT」で、デパート並みの丁寧な接客を受け、商品を説明するボキャブラリーの豊かさや、学生とは思えない接客スキルの高さにびっくり。もともとファッションも経営も学びたかった私。大学よりも、ファッションを軸に「RE・TENT」で実践しながら経営について勉強できる文化のこのコースに行くほうが向いているかもしれないと考え、急遽進路を変更。文化に入学することを決めました。
 

Q3.「RE・TENT」でこだわったことは?

コロナ禍で文化祭が中止になったため、私たちの代は実店舗を出さずオンラインショップのみ運営することに。Eコマースのプラットフォーム「BASE」を活用して、全15グループがそれぞれショップを開設しました。15のショップは、コンセプトも扱うアイテムも様々。セレクトショップもあれば、オリジナルアイテムを多く手掛けたショップもあります。しかし、どのショップも共通して頑張ったのがSNSの強化。コロナ禍で実店舗が出せないからこそ、リモート接客などオンライン上でもお客様と触れ合える方法を探りました。私は「wellness」というショップの店長を務め、「和紙を生活に。選ぶから始まる」をテーマに、和紙を使用したオリジナルウェアやセレクトの雑貨を展開。これからさらに成長するインターネットビジネスを、このタイミングで本格的に学び実践することができて良かったです。
 

Q4.思い出に残っていることは?

新入生歓迎ショー、ファッションフェスティバル、文化祭のファションショー、卒業制作ショー。4つの学内行事に企画として参加。ファッションの楽しさだけでなく、人との繋がりの大切さを実感しました。
 

Q5.1日を円グラフで表すと?

1日のスケジュール
通学中に課題を手がけるなど、時間を無駄にしないように心がけています。以前はジーナシスで販売のアルバイトをしていました。お店のInstagramに投稿をすることで、SNSの勉強になりました。たくさんの服を着ることもできて楽しかったです。
※取材内容は2021年3月時点のものです。