Q1.このコースの特徴は?

ファッションをベースに、メイクアップのノウハウを実践的に学ぶコースです。服飾学校でここまで本格的にメイクアップを学べるところはないと思いますし、その逆で、美容学校でここまで深くファッションを学べるところもないと思います。私みたいに両方が好きな人にとって、このコースのカリキュラムは本当に魅力的です。授業はメイクアップだけでなく、ネイル、特殊メイク、ヘアアレンジなどの実技がある他、美容に関する座学もあります。もちろん、ファッション文化史や服をつくったりコーディネートしたりする授業も必修。次第にファッションとメイクアップをトータルで提案できるプロデュース力が備わっていきます。私はこのコースに進んでから自然と美意識が上がり、自分の見せ方もうまく表現できるようになった気がします。
 

Q2.文化服装学院を選んだ理由は?

当初は美容学校に行く予定でしたが、文化のことを知って調べてみたところ、このコースの存在を知りました。その後、当時文化生だった知人からも文化を勧められ、ますます文化に興味を持つように。また、文化祭に来てみたらすれ違う文化生のおしゃれな姿にときめき、ファッションショーを見てさらに感動。もうこれは文化に行くしかないと思いました。
 

Q3.好きな授業は?

メイクアップ演習です。イメージから着想してメイク案を作成。クラスメイトと2人組になり、お互いをモデルにして、メイクアップ、ヘア、バストアップのスタイリングを手がけていきます。新しい作品を手がけるごとにテクニックが向上し、自分の世界観が表現できるようになりました。また、メイク案のカルテをもとにフォトシューティングの際にスタッフへ指示出しをするなど、人に伝える力もだいぶ鍛えられたと思います。言葉だけでなくビジュアルも意識し、視覚的にも伝わりやすいように心がけています。
 

Q4.思い出に残っていることは?

友達から学ぶことが本当に多いです。今まで自分が触れてこなかったジャンルのファッション、音楽、映画、アートなどを教えてもらい、刺激をたくさんもらっています。そこからメイクアップやスタイリングのアイディアが浮かぶことも。高校生の時は周囲にファッション好きの人がいなかっただけに、今はファッションが大好きな友達に囲まれてすごく幸せ。友達の存在が私をいつも元気にしてくれます。
 

Q5.1日を円グラフで表すと?

1日のスケジュール
学校が終わってからアルバイトに行くまでの自由時間に、課題を進めたり、化粧品や服、本をチェックしたりしています。映画をよく見ますが、ミュージカルものが特に好き。このコースに入ってから登場人物のヘアメイクについ目が行ってしまいます。
※取材内容は2021年3月時点のものです。