文化服装学院すみれ会


すみれセミナー

日本の伝統文化とファッション 角界のスーパーヒーローと現代ファッション界の横綱が語る!

角界に数々の歴史的偉業を残した国民的ヒーローの土俵上の姿は、まだ多くの人々の脳裡に鮮明な記憶として残っていることでしょう。あの頃、優勝祝賀会の席で幼い長女を膝に乗せ、次の優勝のときには長男を膝に乗せ、家族を大切にする横綱の姿がとても印象的でした。引退から15年。娘さんは文化服装学院を卒業して社会人となり、ご子息がいま文化服装学院に在学中。

現役時代125kgの体重を今12〜13kgしか落としていないという。それで理想の体重という親方の偉業の裏には、数々の計り知れない努力が隠されていました……巨漢を相手に左肩脱臼10回、右肩脱臼3回。これを乗り越えるために、あのスピードと豪快な型をつくり上げたということも会場で明かされました。

紋付袴のフォーマルウェアが日々の仕事着という審判部の世界、力士のきもので数少ないオシャレのポイント、締込みまわしの色のルールや素材、化粧まわしのデザインを手がけたこともあるコシノヒロコ会長との会話は、日本の伝統きものと相撲界の興味深い話題を、楽しく軽妙なテンポで進められ、満場の客席をひき込んでいきました。

後半、土俵の直径や現在の外国人力士の数、1日に使用される塩の量など、親方の進行で行われた相撲クイズでは、会場は笑いが絶えることなく、親方のやさしさとユーモアある人柄にも触れることができたセミナーでした。