情
ガイアは、愛する子供のためなら悪になれる神だった。
愛する我が子が陥れられたら、容赦なく復讐した。
それは神が与える罰ではなく、母の怒りだった。
重たくて、強い、熱い、我が子への愛の服。
ガイアが抱く復讐の感情が
溢れ出す様子を、
たくさんのフリルで
表現しました。
シルエットを四角にしたのは、
盾をイメージしたからです。
ゼウスは我が子を
守ることができず、
復讐に挑むほか
ありませんでしたが、
「もしあの時守れたら」
という後悔の念を、
盾のシルエットで表現しました。
