ファッションについて学び、接客のアルバイトもがんばる日々の中で、「自分は本当に人が好きなんだ」と気づきました。
そして本格的に販売スタッフを目指すように。いつも笑顔でいるのは、接する相手に楽しい気持ちになってほしいから。
商品知識を深める意欲やマナーも身につけたことで、お客さまに向き合う自信も養えました。
ファッションの基礎知識とともに、「接客応対スキル」の授業などで接客の知識と技術を身につけられるコースです。複数の授業の合同で行われる「ショッププランニング」の時間では、自分のショップを企画します。販売員として店頭に立つにあたり役立つ知識とスキルを体得できることが魅力です。
中学時代から、将来の仕事としてファッション業界を意識するようになりました。最先端のエリアにある学校に進学すれば勉強以外にもいろいろな刺激が受けられる、と考えてBUNKAのサマーセミナーに参加。規模の大きさや施設の充実度に圧倒され、「これだけ設備の整った学校なら、有意義な勉強ができる!」と思い、入学しました。
「接客応対スキル」シミュレーション施設の「SHOP501」を使い、販売員役とお客さま役に分かれてロールプレイング形式で接客技術を学びます。お客さまの来店目的ごとの対応などさまざまなパターンで接客を体験できるので、幅広く柔軟な対応力が身につきます。
2年次の文化祭ファッションショー。私は担当シーンのフィッターを統括する「シーン長」を務めました。フィッターがモデルに着せつけた衣装のチェックをするのですが、始めのうちはデザイナーの意図に基づく正しい着せつけ方をなかなか覚えられず、大変でした。人に教えるのが苦手なため、フィッター達に指示を出すのにも苦労しました。正確な着せつけ方をマスターし、フィッター達に話す際の言葉の選び方なども考えて、無事やり終えた時は周りも自分も成長したことを実感しました。
内定先が展開しているブランドsnidelがもともと大好き。「私たちの発想を形にし、人々に幸せを届ける。」という企業理念にも魅力を感じてエントリーしました。BUNKAで行われた合同企業説明会の際は、最前列のど真ん中に座って話を聞きました。面接では、お客さまに買い物を楽しみ笑顔になっていただくために、まず自分が笑顔でいることを心がけていると説明。snidelのアイテムからインスピレーションを受けてつくったワンピースも披露し、服の構造や制作についても知識とスキルがあることをアピールしました。
まずは販売スタッフとして、お客さまが求めているものをキャッチし、具体的なアイテムを提案できる力を伸ばしたい。「この人の接客を受けて良かった!」と思っていただける販売員になることを目指しています。やがてはプレスとしてさらに幅広い方々と関わり、自社の魅力を伝える仕事をしたいです。
自分の適性への理解。最初は別のコースに進むことを考えていたのですが、ファッションを勉強しながら接客のアルバイトをすることで、「自分は人と接することが好きで、それを仕事にしたいんだ」と自分の進むべき道がだんだん明確になっていきました。このコースで接客スキルを学ぶことで自信もつき、社会で活躍するための準備もできたと思います。
人とのつながりを大切にすること。BUNKAには日本国内はもちろん世界各地からもいろいろな人が集まってきます。壁をつくらずに周りの人と接することで刺激をもらえるし、友達を通じて自分の知識や好みも広がります。そしてそれが、本当に自分が好きなものややりたいことを見つけるきっかけになります。友達が多い方がたくさん発見や気づきの機会が得られ、成長のチャンスが増えると感じています。
課題は結構あるけれど、自分の好きなファッションに関わるものがほとんどなので、取り組んでいて楽しさを感じることも多く、がんばっただけ身になる充実感も味わえます。そして、BUNKAに集まっているのは本当に服が好きな人たちばかり。好みのテイストはさまざまだけれど、みんな好きなものへの集中度がすごいので、毎日たくさんの刺激がもらえますよ。
気をつけていたのはメリハリをつけること。しっかり睡眠時間をとって、学校では集中して学び、課題もしつつ趣味などでリフレッシュのひとときも味わう。慌ただしいと思う時もあるけれど、勉強も趣味もすべてがファッションにつながるものなので楽しく学生時代を過ごしました。
私のストレス解消法はお菓子づくり!入学前からの趣味で、上京する時は実家から道具一式を持ってきました(笑)。よくクッキーやマフィンを焼いて、学校のみんなに配っています。他学科の子からも「私にもちょうだい!」と声をかけられ、それがきっかけで友達になることも多いんですよ。
Justin Bieber、Taylor Swift、Katy Perry:音楽は私の生活の一部!テンションが上がる曲をBGMに選びます。
Lochie:ショップの世界観も、販売スタッフの接客スタイルも好き。ここで買い物をすると、いつもうれしい気分になります。
Tokyo ViVi:載っている服がみんな可愛いし、レイアウトも好み。季節ごとの発行なので、発行日をいつも楽しみにしています。
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