「装う楽しさを多くの方に伝えるには、自分が洗練されていることが大切」、そんな思いから選んだこのコース。
美しい姿勢や魅力ある表情を身につけることは想像以上に難しく、試行錯誤を繰り返しました。
やがて、先生の指摘を理解できるようになるとともに、鏡の中の自分がどんどん変化していると実感するように。
もがき続けた2年間は、新たな自分を発見するための時間だったのだと思います。
ウォーキングやヨガ、メイクから、ファッションに関する知識や日本伝統文化、英会話・中国語などを学びます。モデルとしての外見はもちろん内面も磨いて、表現力を身につけられるコースです。美意識の高い学生が多く、等身大の目線で寄せられるアドバイスから大きな気づきをもらっています。
小学生の時、モデルの蛯原友里さんに憧れたことがきっかけでファッションの道に進みたいと考えるように。進学先を探していた高校時代、BUNKAの文化祭ファッションショーを見学して衣装やステージのクオリティの高さに圧倒され、「ここなら自分もこれだけのスキルを身につけられる!」と思い、入学を決めました。
「プロポーション美学」姿勢や歩き方などウォーキングの基本を学べるほか、先生のきめ細かな指導のもと、スタイルの効果的な見せ方や、人と接する際に表情や話し方で好印象を与える方法などを学べます。思っていた以上に難しく、体も神経もフルに使いますが、授業を重ねるごとに自分が変化していることを感じます。
卒業制作ショー。私は衣装制作を担当しましたが、素材が届いたのは1週間前。ショー用のドレスは構造も複雑で難しいし、制作途中で何度も心が折れそうになりました(笑)。けれど、周りの友達と協力してなんとか完成。納得のいく衣装をつくり上げることができました。意見を戦わせることもあったけれど、「ファッションが好き!」という思いを共有している仲間たちだから、力を合わせて良いものをつくることができたのだと思います。
入学時から将来は販売職を希望していて、このコースを選んだのも「装う楽しさを伝えるためにはまず自分の見た目を磨くことが大切」と考えたから。一人ひとりのお客さまへの丁寧な対応や、アイテムやコーディネートへの高い知識が求められることから、やりがいがあると考えてラグジュアリーブランドを志望しました。面接では、BUNKAで学んだ「相手に好印象を与える」表情づくりや話し方を実践。販売職への適性が評価されたのかな、と思っています。
まずは入社後、お客さまの雰囲気とお話の内容から好みや要望をくみ取り、喜んでいただける提案ができる販売スタッフとして成長したい。そしてキャリアを重ねて、いずれはバイヤーとなり、自分がチョイスしたものを多くのお客さまに届けていければ、と思っています。
ファッションに対するニュートラルで広い視野。入学前は自分の感性だけでファッションを楽しんでいましたが、BUNKAでさまざまな個性を持つ人と出会い、授業でいろいろなショーを見ることで、多くの視点を得ることができたと思います。自分の好みも多様化して、それまで身につけることのなかったテイストやアイテムも楽しむようになりました。
とにかく、遅刻や欠席で授業を聞き逃さないこと。BUNKAの授業はその分野で第一線の知識やスキルを持つ先生方が担当する、高度で密度の濃いもの。どの授業も大切に、先生方の話をしっかりと聞き納得のいくまで指導を受けることで、可能な限り吸収するよう心がけていました。
BUNKAは、みんなで実力を磨いて高め合う雰囲気がある学校。課題や文化祭、卒業制作ショーなど大変なことも多いけれど、クラスの仲間と一緒にがんばれば必ず乗り越えられるし、大きな成果を手にすることができます。
気をつけていたのは「習慣づけ」。起床時間や勉強する時間を一定にして、規則正しい生活習慣を守っていました。学校の授業をしっかり吸収するためにも、睡眠時間を確保することも大切にしていました。
「休日を家で過ごすのはもったいない!」派。雑誌で美術館や写真展の企画をチェックして見に行ったり、青山や銀座などにウインドショッピングに出かけたり。外出していろいろ経験していました。
ヒップホップ、R&B:気分を上げてくれる、楽しくなる曲をよく聞きます。
イヴ・サンローラン:ジャケットやライダースなどに代表される、クールなスタイルがむかしから好きです。
VOGUE:ファッションはもちろん、カルチャーなどいろいろな情報が詰まっていて、読んでいて楽しい。
アンナ・デッロ・ルッソ:スタイリングが可愛いし、見ていて面白いから。女性としても、表現するスタイルの幅が広くて憧れます。
ファッション流通科 ファッションモデルコースの詳しい情報はこちら