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Real Voice of BFC Student 2015

アパレル技術科
西 翔平
Shohei Nishi

熊本県立玉名工業高等学校卒業

就職先:
アパレルテクニカルラボラトリー
パタンナー
西 翔平
西 翔平
好きなブランド
コム デ ギャルソン(人生が変わりました)、サカイ、カラー(テキスタイルが独特でかわいい)
好きな雑誌
SUV(大きさ、ボンネットからフロントガラスにかけてのフォルム、目線が高いところ)
マイコーディネイト
ジュンヤ ワタナベ コム デ ギャルソン マンのニットジャケット、中に着たニットはサカイ。一見普通だけれど、仕立てにこだわり、ブランドの世界観を感じられる服が好きです。
1㎜でも服は変わる。それが理解できたら楽しくなってきた。1㎜でも服は変わる。それが理解できたら楽しくなってきた。1㎜でも服は変わる。それが理解できたら楽しくなってきた。
教室前の廊下にて。
廊下は一日中ボディと向き合い作業する学生たちであふれている。
一年次の作品。クラシックなジャケットだが、後ろ身頃の色を変えてオリジナリティを出している。
一年次の作品。クラシックなジャケットだが、後ろ身頃の色を変えてオリジナリティを出している。
一年次の作品。クラシックなジャケットだが、後ろ身頃の色を変えてオリジナリティを出している。
三年次に手がけ作品。一年次のジャケットに比べるとシルエットや縫製が明らかにアップした。
三年次に手がけ作品。一年次のジャケットに比べるとシルエットや縫製が明らかにアップした。
同じ三年次に制作した異素材ミックスの作品。特にパターンが複雑なジャケットは完成度が高い。
同じ三年次に制作した異素材ミックスの作品。特にパターンが複雑なジャケットは完成度が高い。
手にはいつも針山と糸切りばさみが。仕様書を作成するのもパタンナーの大切な仕事である。
手にはいつも針山と糸切りばさみが。仕様書を作成するのもパタンナーの大切な仕事である。
手にはいつも針山と糸切りばさみが。仕様書を作成するのもパタンナーの大切な仕事である。
キャンパス内にあり、よく通っている生地屋「Dilla」。店主とも仲良し。
キャンパス内にあり、よく通っている生地屋「Dilla」。店主とも仲良し。
Questions & Answers
この科の特徴は?
服の構造を理解し、デザインを形にするパターンメーキングを学びます。量産的な服づくりに必要な仕様書やCADなど、より実践的なテクニックや知識を身につけることができます。工業用ミシンやアイロン、広い作業台など、いろいろな設備が整った環境のよさも、この学科の特徴。細かいところを気にする人はパタンナーに向いているのでこの科はおすすめかもしれません。
文化服装学院を選んだ理由は?
工業高校を卒業後、愛知の自動車メーカーでエンジニアとして働いていましたが、10代の頃からコム デ ギャルソンが好きだったので、給料が出る度に買っていたら次第に自分でもつくりたくなってきました。そして転職することを決め、服飾の専門学校を探すことにしました。憧れの渡辺淳弥さんをはじめ、そうそうたるデザイナーを輩出した歴史ある学校だったこと、施設や設備がしっかりしていて勉強するには良い環境だったことが理由で文化服装学院を選びました。
この科を選んだ理由は?
最初からパタンナー志望でした。小さい頃からプラモデルやミニ四駆をつくるのが好きなのも、自動車のエンジニアとして働いたのも、つまりは、つくるプロセスや構造、仕組みに興味があるからです。自分にはデザインはこうじゃなきゃダメという気持ちはなく、デザイナーの思いを汲み取り形にしていくほうが向いていると思い、迷わずアパレル技術科を選択しました。
好きな授業は?
パターンメーキングです。立体裁断のテクニックなどを学び、様々な作品を制作していきます。完成形をイメージしながらつくることは難しいですが、何度も修正を加えてイメージ通りのものが出来上がった時の達成感は最高です。一年次のファッション工科基礎科では、服づくり経験ゼロの人間だったので授業が理解できず苦しみました。先生にもよく怒られました……。みんなに追いつきたくて一生懸命頑張りました。そのかいあってか、二年次にはパターンが分かり始めてきましたが、それでもまだ先生に教わった通りのことしかできず。三年次になってから余裕を持って授業に臨むことができ、自分で考えて自分なりのパターンを引くことができるようになりました。
思い出に残ったことは?
授業の一環で参加した三陽商会のインターンです。たった二週間でしたが、メンズパタンナーとして、仕様書の書き方やスーツの仮縫いの仕方などを教わり、とても勉強になりました。また、お直し屋のアルバイトでもいろいろと学びました。お客様の要望を理解し、それをスタッフに伝えることの難しさを知り、コミュンケーション能力を鍛えられた気がします。
学生生活で大切なことは?
1㎜でもこだわること。たった1㎜変わっただけでシワが消えたり生まれたり、服のシルエットも着心地も変わります。それが分かってくると、あんなに苦しんだパターンメーキングが楽しくなってくるんです。ちなみに、自分は袖のパターンが好き。特に肩から肘にかけてのラインに魅せられます(笑)。課題も多くて忙しいですが、自分のやる気と努力次第で、知識と技術は確実に身につくので、文化にあるものをとことん使って前に突き進むことが大切だなと思います。
将来の目標は?
デザイン画通りのパターンを引くのはもちろんですが、デザイナーの意図や考えを理解したうえで、より良いシルエットやデザインを提案できるパタンナーになりたいです。
一日を円グラフで表すと?
円グラフ
忙しい時は徹夜することもありますが、基本は睡眠時間をちゃんと確保できるように心がけています。時間があればショッピングに出かけます。東京はファッションブランドの直営店が多いので、世界観を体感できるからうれしいです。ショッピング中も服を裏返して仕様や仕立てをつい見てしまいます(笑)。
一年次の作品。クラシックなジャケットだが、後ろ身頃の色を変えてオリジナリティを出している。
一年次の作品。クラシックなジャケットだが、後ろ身頃の色を変えてオリジナリティを出している。
一年次の作品。クラシックなジャケットだが、後ろ身頃の色を変えてオリジナリティを出している。
三年次に手がけ作品。一年次のジャケットに比べるとシルエットや縫製が明らかにアップした。
三年次に手がけ作品。一年次のジャケットに比べるとシルエットや縫製が明らかにアップした。
同じ三年次に制作した異素材ミックスの作品。特にパターンが複雑なジャケットは完成度が高い。
同じ三年次に制作した異素材ミックスの作品。特にパターンが複雑なジャケットは完成度が高い。
手にはいつも針山と糸切りばさみが。仕様書を作成するのもパタンナーの大切な仕事である。
手にはいつも針山と糸切りばさみが。仕様書を作成するのもパタンナーの大切な仕事である。
手にはいつも針山と糸切りばさみが。仕様書を作成するのもパタンナーの大切な仕事である。
キャンパス内にあり、よく通っている生地屋「Dilla」。店主とも仲良し。
キャンパス内にあり、よく通っている生地屋「Dilla」。店主とも仲良し。
一年次の作品。クラシックなジャケットだが、後ろ身頃の色を変えてオリジナリティを出している。
一年次の作品。クラシックなジャケットだが、後ろ身頃の色を変えてオリジナリティを出している。
一年次の作品。クラシックなジャケットだが、後ろ身頃の色を変えてオリジナリティを出している。
三年次に手がけ作品。一年次のジャケットに比べるとシルエットや縫製が明らかにアップした。
三年次に手がけ作品。一年次のジャケットに比べるとシルエットや縫製が明らかにアップした。
同じ三年次に制作した異素材ミックスの作品。特にパターンが複雑なジャケットは完成度が高い。
同じ三年次に制作した異素材ミックスの作品。特にパターンが複雑なジャケットは完成度が高い。
手にはいつも針山と糸切りばさみが。仕様書を作成するのもパタンナーの大切な仕事である。
手にはいつも針山と糸切りばさみが。仕様書を作成するのもパタンナーの大切な仕事である。
手にはいつも針山と糸切りばさみが。仕様書を作成するのもパタンナーの大切な仕事である。
キャンパス内にあり、よく通っている生地屋「Dilla」。店主とも仲良し。
キャンパス内にあり、よく通っている生地屋「Dilla」。店主とも仲良し。