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Real Voice of BFC Student 2016
アパレルデザイン科
メンズデザインコース
橋 智子
Tomoko Hashi
神奈川県立茅ヶ崎高等学校卒業
就職先:
株式会社レオテックス
テーラー
影響を受けている人物
デヴィッド・ボウイ(UKロック好きで中でも彼の曲は別格。最近他界してすごく悲しいです。好きな曲はジギー・スターダスト)
好きな映画
ミスタービーン(内容もしかり彼のスーツ姿にも注目しています。音楽もそうですが映画もイギリスものになぜか魅かれるようです)
マイコーディネイト
服装はシンプルにしてピアスで自分らしさを出しています。両耳合わせて9つ空いているので、付け方を工夫して毎日楽しんでいます。
F館の教室にて。
今はまさに卒業制作の真っ最中。ブリティッシュ仕立てのスーツを手がけているところ。右奥にあるボディも同じ作品の一部。
教室と同じF館の地下にあるビデオルームには足繁く通うそう。「名作がほとんどそろっていて、なおかつ鑑賞もできるので重宝しています」
師範の授業では先生の実演と説明のみ。だからその時に必死になって書き込んだノートは宝物。これなしではテーラーがつくれないほど。
卒業制作ではバーズアイというお気に入りのスーツ地を使用。手元に注目。レディスだと指貫は第2関節だが、メンズでは第1関節にはめる。
課題で制作したベストとパンツ。クラスメイトの体型に合わせたオーダーメイド仕立て。ディテールにこだわった思入れのある作品。
Questions & Answers
この科の特徴は?
メンズのオーダーメイドスーツに用いるテーラーリング技術を学びます。師範、歴史、CADなど全ての授業がメンズに関する服づくりで、レディスは一切やりません。だから一年生に戻った気分ですが、メンズファッションに関するあらゆることを学ぶので凝縮した一年を過ごすことができます。大手シャツメーカーとのコラボレーションも思い出に残っています。デザイン、企画、プレゼンテーションを行いました。そういった企業との取り組みがあるのも特徴です。
文化服装学院を選んだ理由は?
高校の時に文化服装学院の森本先生が学校にガイダンスに来てくださり、その際に話したこと全てが素晴らしく、興味を持ったのがはじまりです。その後実際に学院に足を運び、施設が整っていて雰囲気もよかったので「ここに行こう!」と決めました。
この科を選んだ理由は?
親からは2年間までという約束もあったので一年次は服飾専門課程の服装科にいました。けれども学んでいくうちにレディスとは違うメンズの服づくりに関心を持つようになりました。もともと細かい作業が好きだったことと、仲良しの先生から「しつけ糸は……、ハ刺しは……」といったテーラーのうんちく話をよく聞いていたからかもしれません。それに当時は波長の合うクラスメイトがいなくて「なんか違う」という思いも重なっていました。そこで親に「メンズをどうしても学びたいから」と懇願し、2年次に転科してファッション工科専門課程のアパレルデザイン科に進みました。友達もできて自分らしさをようやく出せた気がしてうれしかったです。しかも私は自由な発想でつくるやわらかなレディスよりも、ある程度制約のあるかっちりしたメンズのほうが性に合っているんだなと気づきました。だから今こうして3年次に念願のメンズデザインコースで学ぶことができて心からよかったと思っています。
好きな授業は?
メンズファッション史です。先生の好きな音楽や古着などの雑学を交えた授業は頭に入りやすく、座学とはいえ全然飽きません。襟やボタンホールの仕様など、スーツのディテールにはそれぞれの意味や歴史があります。それらを知ることで自分自身のデザインにいい影響を与えてくれるので、毎回欠かさず楽しみにしています。
思い出に残ったことは?
1、2年次のレディスをつくっていた頃は「見えないところは隠してしまおう」というイケない思いを持っていました。けれどもこのコースに進んでから先生によく「見えないところも美しく」と注意されるようになり、服づくりに対する姿勢が変わりました。見えないところもきれいにつくり込むと仕上がりが全然違います。文化祭で制作したショー作品はその姿勢で取り組んだので完成した時の達成感もひとしおでした。
学生生活で大切なことは?
自分でやりたいことを曲げない。文化には才能のある人たちがたくさんいるので、感化され過ぎると、結局自分は何になりたいんだろうって悩んでしまうこともあります。自分のやりたいことを見つけ、それに向かって努力することが何よりも大事。私もメンズをやりたい気持ちが強かったから今があると思っています。
将来の目標は?
いつかイギリスのサヴィル・ロウやイタリアのミラノで本場のテーラーを学んでみたいですね。そして一人前の職人になって次の世代に伝えていきたいです。
一日を円グラフで表すと?
常に課題が平行していくつか出るので、毎週スケジュールを立てて時間内に終わらせるように気をつけています。自由な時間ができたら音楽や映画を鑑賞したり、友達と気になるご飯屋さんに行ったりしています。
課題で制作したベストとパンツ。クラスメイトの体型に合わせたオーダーメイド仕立て。ディテールにこだわった思入れのある作品。
卒業制作ではバーズアイというお気に入りのスーツ地を使用。手元に注目。レディスだと指貫は第2関節だが、メンズでは第1関節にはめる。
師範の授業では先生の実演と説明のみ。だからその時に必死になって書き込んだノートは宝物。これなしではテーラーがつくれないほど。
教室と同じF館の地下にあるビデオルームには足繁く通うそう。「名作がほとんどそろっていて、なおかつ鑑賞もできるので重宝しています」
教室と同じF館の地下にあるビデオルームには足繁く通うそう。「名作がほとんどそろっていて、なおかつ鑑賞もできるので重宝しています」
師範の授業では先生の実演と説明のみ。だからその時に必死になって書き込んだノートは宝物。これなしではテーラーがつくれないほど。
卒業制作ではバーズアイというお気に入りのスーツ地を使用。手元に注目。レディスだと指貫は第2関節だが、メンズでは第1関節にはめる。
課題で制作したベストとパンツ。クラスメイトの体型に合わせたオーダーメイド仕立て。ディテールにこだわった思入れのある作品。
アパレルデザイン科メンズコースで学べる職種はこちら
服飾デザイナー
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