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Real Voice of BFC Student 2018

帽子・ジュエリーデザイン科
藤井 大樹
Daiki Fujii

神奈川県立川崎北高等学科卒業

就職先:
(有)成島製帽
製造業
藤井 大樹
藤井 大樹
好きな音楽
’70年代や’80年代の洋楽
(ファンク、ロック、R&Bなど、バンドでドラムをやっているのでそのあたりの音楽をよく演奏します)
好きなブランド
KAMILAVKA
(インターンで働かせていただき、デザイナーの古澤正和さんの帽子にかける情熱を目の当たりにして感化されました)
マイコーディネイト
ワークスタイルが定番。作業に欠かせないエプロンはFILSON。革のコインケースはシューズデザイン科の友達がつくってくれました。
他科の学生とつながれるベストな環境、帽子づくりの視野がぐんと広がりました。他科の学生とつながれるベストな環境、帽子づくりの視野がぐんと広がりました。他科の学生とつながれるベストな環境、帽子づくりの視野がぐんと広がりました。
ファッション工芸専門課程の学科が集まるF館の教室にて、卒業制作作品の最後の追い込みをかける藤井さん。
卒業制作作品はフェルトなど経年変化のある素材の上に、取り外し可能のナイロンやビニールをかぶせている。ブリムに施したジップが良いアクセントに。
卒業制作作品はフェルトなど経年変化のある素材の上に、取り外し可能のナイロンやビニールをかぶせている。ブリムに施したジップが良いアクセントに。
授業で手がけた作品。ラフィアの帽子は型をつけて高さのあるユニークな形にしたのがポイント。リングは青海波や砂時計をイメージしている。
授業で手がけた作品。ラフィアの帽子は型をつけて高さのあるユニークな形にしたのがポイント。リングは青海波や砂時計をイメージしている。
授業で手がけた作品。ラフィアの帽子は型をつけて高さのあるユニークな形にしたのがポイント。リングは青海波や砂時計をイメージしている。
学内コンテストで入選した作品。葛藤をテーマに、羽やスタッズをふんだんにあしらったデザインは青く燃える鳥のよう。
学内コンテストで入選した作品。葛藤をテーマに、羽やスタッズをふんだんにあしらったデザインは青く燃える鳥のよう。
学内コンテストで入選した作品。葛藤をテーマに、羽やスタッズをふんだんにあしらったデザインは青く燃える鳥のよう。
Questions & Answers
この科の特徴は?
帽子・ジュエリーのデザイナーなどの仕事に就きたい人のためのカリキュラムが組まれています。1年次のファッショングッズ基礎科ではジュエリーと帽子だけでなくバッグや靴も学ぶので、2年次にこの科に進んでからもその時の経験が生かされ、デザインに良い影響を与えてくれます。3年次になるとジュエリーか帽子のどちらかを選択し、より専門的な知識と技術を培っていきます。布帛、皮革、金属、プラスチックなど様々な素材を使って、アート性の強いものから日常的なものまで幅広いタイプの作品を手がけられるのも特徴。また、服づくりやファッションビジネス、スタイリングを学んでいるほかの科のさまざまな学生とつながるチャンスが多いので、トータルファッションとしての帽子を考えられるようになり、視野が広がって自分の中の引き出しが増えるのもうれしいです。自分もそうでしたが、普通のミシンにも触ったことがない人でも文化に入ってこの科で学べば、帽子作りの全てのプロセスを自分一人でできるまでに成長します。
文化服装学院を選んだ理由は?
昔から人の第一印象を変える帽子に興味を持っていて、帽子をつくる仕事に携わりたいと思っていました。オープンキャパンスで文化を知り、ちょうどその時に高校の同級生のお姉さんが文化のファッションテキスタイル科に入っていたことがわかり、学校の雰囲気や設備、カリキュラムなどいろいろ尋ねたところ自分に合っているかもしれないと思い、自分の目で確かめようと文化へ。文化祭や説明会などに何回か足を運びました。そして、教室を見学した際、帽子の木型などを見て自分も帽子をつくりたいと強く思いました。それが文化に入る決め手になりました。
この科を選んだ理由は?
1年次の終わり、帽子ブランドのKAMILAVKAがいいよと文化の友達に勧められて青山にあるショップに行ったら、デザイナーの古澤正和さんに偶然会うことができました。店頭に並んでいる帽子も古澤さんもすごく魅力的で、募集していなかったんですが思わず「インターンさせてください」とお願いしたらその場で快くOKしてくれたんです。サイズリボンやブランドのタグづけのお手伝いをしている中で、やっぱり帽子が好き、帽子のつくりをもっと極めていきたい、そんな気持ちが強く芽生えるようになり、2年次はこの科に進級しようと思いました。
好きな授業は?
帽子制作実技です。自分は不器用なので、1年次から2年次にかけては初めてつくるアイテムを1つ手がけたら次の新しいアイテムに進むため、技術の上達をあまり感じることがありませんでした。でも3年次に外部の職人さんが講師になってシルクハットを3作品つくる授業があり、そこでようやく手ごたえを感じました。今、卒業制作作品を手がけていますが、わからなかった自分らしさが見えてきた感じです。自分は作品と呼べるような芸術性の高い帽子よりも、リアルクローズに合う日常的な帽子のほうに興味があります。カジュアルだけれど、かぶると印象ががらりと変わり、かぶった人がおしゃれになる帽子。そんなデザインの帽子を自らの手でつくりたいです。
思い出に残ったことは?
学友会に入って他科の学生と仲良くなれたことです。博識があって個性的でおもしろい人たちばかりで刺激をたくさん受けています。KAMILAVKAでのインターンもそうですが、そこで得た情報は後で良い結果をもたらせてくれました。
学生生活で大切なことは?
自ら動けば動くほど未来が開けます。だから学友会に入っていろんな人たちとつながったほうが学業もプライベートも充実した学生生活が送れるはずです。正直、本当に大変です。でも文化で本気になってやっていけば、就職してからも胸を張って仕事ができると思います。
将来の目標は?
デザインからつくりまで手がける帽子の職人になること。そしていつか自分のお店を持てたらいいなと思っています。その前に帽子の本場であるロンドンで老舗の帽子屋に行き、たくさんの名作に触れて勉強したいです。
一日を円グラフで表すと?
円グラフ
バンドでドラムをやっていて、3ヶ月に一度、渋谷あたりでライブしています。音楽はリフレッシュができて、創作意欲がわいて、人とつながるきっかけにもなり良いこと尽くしです。土日はバッグメーカーのショップで販売のアルバイトをしていました。
卒業制作作品はフェルトなど経年変化のある素材の上に、取り外し可能のナイロンやビニールをかぶせている。ブリムに施したジップが良いアクセントに。
卒業制作作品はフェルトなど経年変化のある素材の上に、取り外し可能のナイロンやビニールをかぶせている。ブリムに施したジップが良いアクセントに。
授業で手がけた作品。ラフィアの帽子は型をつけて高さのあるユニークな形にしたのがポイント。リングは青海波や砂時計をイメージしている。
授業で手がけた作品。ラフィアの帽子は型をつけて高さのあるユニークな形にしたのがポイント。リングは青海波や砂時計をイメージしている。
授業で手がけた作品。ラフィアの帽子は型をつけて高さのあるユニークな形にしたのがポイント。リングは青海波や砂時計をイメージしている。
学内コンテストで入選した作品。葛藤をテーマに、羽やスタッズをふんだんにあしらったデザインは青く燃える鳥のよう。
学内コンテストで入選した作品。葛藤をテーマに、羽やスタッズをふんだんにあしらったデザインは青く燃える鳥のよう。
学内コンテストで入選した作品。葛藤をテーマに、羽やスタッズをふんだんにあしらったデザインは青く燃える鳥のよう。
卒業制作作品はフェルトなど経年変化のある素材の上に、取り外し可能のナイロンやビニールをかぶせている。ブリムに施したジップが良いアクセントに。
卒業制作作品はフェルトなど経年変化のある素材の上に、取り外し可能のナイロンやビニールをかぶせている。ブリムに施したジップが良いアクセントに。
授業で手がけた作品。ラフィアの帽子は型をつけて高さのあるユニークな形にしたのがポイント。リングは青海波や砂時計をイメージしている。
授業で手がけた作品。ラフィアの帽子は型をつけて高さのあるユニークな形にしたのがポイント。リングは青海波や砂時計をイメージしている。
授業で手がけた作品。ラフィアの帽子は型をつけて高さのあるユニークな形にしたのがポイント。リングは青海波や砂時計をイメージしている。
学内コンテストで入選した作品。葛藤をテーマに、羽やスタッズをふんだんにあしらったデザインは青く燃える鳥のよう。
学内コンテストで入選した作品。葛藤をテーマに、羽やスタッズをふんだんにあしらったデザインは青く燃える鳥のよう。
学内コンテストで入選した作品。葛藤をテーマに、羽やスタッズをふんだんにあしらったデザインは青く燃える鳥のよう。