ハイセンスな携帯アクセサリーの普及
現代の携帯ツールとして欠かせないアイテムとなっているiPhoneやスマートフォン。それらをオリジナリティあるものにカスタマイズするのが今の時代のトレンドだ。それを叶えてくれるのがデザイン性の高いケースやカバー。「ギズモビーズ」は、人気ファッションブランドとのコラボレーションで携帯アクセサリーを多数展開し話題となっているメーカーだ。これまで数々のコラボレーションを実現し大成功を収めてきた陰には長谷川さんの存在がある。企画営業として働く長谷川さんは、新鋭ブランドから高い人気と認知度を誇るブランドまで、幅広い視野でセレクトしタッグを組み、これまでにない斬新でおしゃれなアクセサリーをこの世に誕生させてきた。
セレクトショップに入社し、多くの業務を兼任
MD科を卒業後は新宿にある「カワノ」へ入社した長谷川さん。販売を2年ほど経験した後に、それまでなかったというプレス業務を兼任することに。自ら意見や提案をする意識の高さが買われ、その後にはVMDという肩書も付くようになり、ひとつの会社で多くの経験を積むことになった。「就職は迷いましたね。バイヤーになりたかったので。とりあえずセレクトショップで経験を積むのがいいだろうと思ってカワノに就職しました」。そう話す長谷川さんだが、販売だけでなくプレスやVMDも兼任し働き続けているうちに、転職を考えたという。「色々やってはいたんですけど、バイヤーになりたいという夢から遠のいていると感じたんです」。そして5年間勤めたカワノを退社することになった。
独自の視点でブランドを世に広めるチャンス
2年前にカワノを退社した後は、ひとつの店の形として衣装のリース業務を始めた。しかし長くは続かず一旦休止することに。そんな時に学生時代の友人を通して現在の会社と出会い、企画営業として就任することになったという。主な業務としては、ブランドにデザインの依頼をし、アイテムが完成し販売されるまでの仲介を担っている。ブランドはストリート系からギャル系、モード系など幅広く、どれも"今"を彩る旬のブランドばかりだ。仕事の魅力を聞いてみると、「今までの自分だったら出会えないようなブランドの人と一緒に仕事ができること。それとあまり知られていないブランドを世に広めることができること」。長谷川さんは常にアンテナを張り、良いブランドを発見するようにしているのだそう。インターネットや人からの紹介、展示会などを通して発見することが多いのだとか。