Q1.この科の特徴は?

雑誌やWebメディアの企画・編集、SNSでの発信など、ファッションを伝える側の仕事を実践的に学べるのが特徴です。「エディトリアルワーク」の授業では編集の基礎を学んだうえで、グループごとにテーマを決めて誌面を制作します。オウンドメディア「prop」の運営に加えて、「ファッションプロモーション」では、ひとりひとりが自身のオウンドメディアを立ち上げ、コンセプトづくりから取材・編集・発信までを担当します。「ファッションマーケティング論」ではファッションと別の分野を掛け合わせた事業提案をグループで考え、外部企業の方の前でプレゼンテーションを行いました。WordPressやアフィリエイトの仕組みなどにも触れながら、企画を形にして世の中に届ける一連の流れを経験できるのが、このコースならではの魅力です。
 

Q2.文化服装学院を選んだ理由は?

高校卒業後、進学と就職で迷いましたが、コロナ禍で授業形態への不安もあり、いったん就職を選びました。ファッションは好きでしたが、当時はまだやりたい分野が明確ではなかったので、目標が見えたときにすぐに動けるよう一度就職。その後、文化服装学院へ入学。1年生の頃はスタイリスト志望でしたが、勉強するうちにPRやエディターといった仕事について知ることができ、本当にやりたいことはなんだろうと悩んだ末、ファッションプロモーションコースに進学しました。私にとって文化服装学院は、きっかけをつくってくれた場所です。特別講義に来てくださったエディターの方との出会いからインターンにつながったり、「文化服装学院で学んでいる」ということが採用の後押しになったと感じられる場面もありました。もし入学せずにいきなりアシスタントを目指していたら得られなかったかもしれない出会いや経験が、文化服装学院を選んで良かったと思う一番の理由です。
 

Q3.好きな授業は?

「エディトリアルワーク」です。編集の基礎知識を学んだあと、グループごとにテーマを決めてIllustratorなどを使用しながら誌面を制作します。私たちのグループは映画をテーマに、映画の魅力を伝える記事や、まだあまり知られていない映画館を紹介するページをつくりました。取材に行き、写真や文章、レイアウトまで自分たちで形にする過程にやりがいを感じています。紙だけでなくWeb版も制作するので、「紙ならではの見せ方」と「Webでの見せ方」の違いを意識するようになりました。「ファッションプロモーション」の授業で立ち上げたオウンドメディア「You to You(ユートゥーユー)」では、「あなたからあなたへ」というコンセプトのもと、次世代のクリエイターにフォーカスしたインタビュー記事を発信しています。文化服装学院の学生だけでなく、ダンサーやアーティストなど、さまざまな分野で活動する若い世代を取り上げつながることで、知ってもらえるきっかけをつくりたいと思っています。
 

Q4.学生生活で一番大事なことは?

将来につながる行動を意識することです。ファッションメディア「WWD」でソーシャルエディターのアルバイトをし、SNS用のスナップコンテンツや記事作成にも携わっています。エディターのインターンも経験し、リースや返却、撮影現場でのサポートなど、現場の流れを間近で見ることができました。文化服装学院での学びと現場経験がリンクしていくことで、将来はディレクションをする立場で、現場全体をまとめていきたいという目標もより具体的になってきました。小学生の頃から続けているダンスでは、日本だけでなく、オランダで行われたダンスバトルにも挑戦し、現地のダンサーたちの熱量や空気感を体験できたことは、自分にとって大きな財産です。ファッションマーケティング論の授業で「ファッション×ダンス」の企画を提案できたのも、自分のバックグラウンドがあったからこそ生まれたアイデアだと思います。
 

Q5.1日を円グラフで表すと?

1日のスケジュール
できるだけ授業内で課題を終わらせるように意識していますが、間に合わない時は移動時間にもロゴ制作や簡単な編集作業、撮影データの整理などを進めます。放課後は、曜日によってエディターのバイトをしたり、文化の英語の先生がオーナーを務めるカフェ「MIAMIA」でアルバイトをしたりしています。バイト終わりや休日には大好きなダンスの練習を入れて息抜きも忘れません。夜はなるべく早く寝られるよう、締め切りが近い課題があるときだけ自宅で作業を進めたり調整して、勉強・仕事・ダンスと忙しい毎日ですが、どれも将来につながっていると感じられる時間です。
※取材内容は2026年3月時点のものです。
 

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