Q1.このコースの特徴は?

文化で唯一、メンズファッションに特化したカリキュラムが組まれています。その象徴とも言えるのが、テーラーリング。技術だけでなく、スーツの歴史など知識も含めて総合的に学ぶことができます。外部講師はテーラーをはじめ現場で活躍するメンズのスペシャリスト。実体験に基づいた授業はとても勉強になります。とにかくメンズ尽くしの一年。メンズの服好きにはたまらないはず。楽しい、充実した日々が送れると思います。
 

Q2.文化服装学院を選んだ理由

活躍されている卒業生の多さ、歴史の長さ、施設の広さ、学生の多さ。オープンキャンパスや説明会でそういったことを強く感じたからです。このコースを選んだ理由は従来のレディースの服を基本に進められる授業の中で、いつも表現したい作品がメンズの要素が多く、次第にメンズの技術を学びたい気持ちが強くなって……。それからメンズコースの先生による特別講義などを受けて決断しました。
 

Q3.学院の中で一番好きな施設は?

図書館です。授業のある平日のみならず、土曜日も何もなければ足を運んでいます。課題や趣味に関すること、いろいろ読み漁っています。服をつくる身として、また人生においても、いかに多くの知識を持っているかが大事だと思います。だから読書は必須。図書館に通い続けたおかげで、興味をを持ったことはすぐに調べるクセがつきました。「文化の図書館はすばらしい」とよく耳にしますが本当、文化生の特権です!  

Q4.将来の目標は?

いつか女性に向けたスーツを仕立てる一人前のテーラーになれたら。メンズのディテールをたくさん盛り込んだ本格的なスーツがレディスは少ないと思っていて。だから憧れの地、英国のサヴィル・ロウで修行するのが大きな目標。最近、その地で初めて自分の名前で店を出した女性テーラーさんがいると聞いて、かっこいいなと。実際に行って自分の目で確かめたいです。まずは就職先でそれに向かって日々励んでいこうと思います。  

Q5.一日を円グラフで表すと?

音楽が趣味であり、生きがい。だから寝る時間を削ってでも、レコードを聴いたり、楽器を弾いたりしています。写真や映画も好き。そんな趣味の時間を確保するためにも、放課後はギリギリまで教室に残って課題をすると決めています。   取材内容は2019年3月時点のものです