Q1.この科の特徴は?
この科では、ファッションフェスティバルや卒業ショーなどの企画をクラスのみんなで手がけながら、一つの目標に向かって進み、プロデューサーやディレクターとしての多角的な視点を学んでいきます。課題の量はそこまで多くないので、その分、自分自身を見つめ直し、磨く時間に充てられるのも特徴で、「この1年をどう過ごすか」で得られるものが大きく変わると感じました。セルフブランディング力を身につけるためのグループワークやスピーチ、プレゼンテーションの機会も豊富で、卒業制作ではそれぞれの進路に合わせたプロジェクトに取り組みます。ブランドを立ち上げたい人はポップアップストア、モデルや俳優志望の人はポートフォリオ制作など形もさまざま。私はこの科で過ごしていたからこそ繋がった人脈で、デジタルファッションショーを企画することができました。自分で将来の夢やモチベーションを見つけて挑みたい人にぴったりです。
Q2.文化服装学院を選んだ理由は?
エンタメ業界でアーティストを目指し、中学1年生から高校まで練習生として活動していましたが、将来を考えたときに、一度立ち止まる決断をしました。その後、日本語を独学で学び、ワーキングホリデーを利用して来日。そのときに文化服装学院を知りましたが、コロナ禍の影響もあり一度帰国することに。韓国で販売や出版社での仕事を経験するうちに、ファッション業界や編集、企画の仕事に惹かれ、挑戦できるうちにきちんと学びたいと思い、ファッションについて専門的に学べる文化服装学院への留学を決めました。
Q3.印象に残っている授業は?
「ファッションプロデュース」の授業です。文化祭委員長としてショーの準備を進める中で、うまくいかないことやプレッシャーから気持ちが折れそうになることもありました。現役のプロデューサーでもある先生に相談したところ、「最初から自分に確信を持ち過ぎないほうがいい。何が起きるかわからないのが現場だから」という言葉をいただきました。完璧でなくていい、状況に合わせて変わっていっていいんだと思えたことで、文化祭を最後までやりきることができました。現場経験を積んでいるプロだからこその言葉が、今でも心に残っています。
Q4.学生生活で一番力を入れたことは?
文化祭委員長を務めたことです。ショーの土台から企画を立ち上げ、シーンごとの担当者のやりたいことを尊重しつつ、一つのショーとしてのバランスを取っていく役割を担いました。文化祭のショーといえば、大ホールにステージを組み、パネルを立てるというイメージが強いと思いますが、私たちはその固定概念から一度離れて、パネルを使わず鉄骨にカーテンを吊り下げて演出したり、床に映像を投影したり、フロアショーに合わせて客席の高さを少し上げてみたりと、新しい試みに挑戦し、想像以上に良い評価をもらうことができ、大きな自信につながりました。韓国にいたままだったら、安定を選んでいたかもしれません。でも、文化服装学院に来て、違う国・違う価値観の人たちと出会えたからこそ、文化祭委員長や企業とのコラボ企画など、さまざまな挑戦ができました。新しい自分に出会えたという実感が、この3年間で得た一番の財産だと思っています。
Q5.1日を円グラフで表すと?

朝は二度寝してしまうタイプなので、一度6時に起きて体をほぐしてから支度に取りかかります。授業後はコンビニでアルバイトをしてから帰宅し、卒業制作や課題を進めたり、映画を観たりして過ごすことも。友人と展示会や美術館に行ってカルチャーに触れる時間も、自分にとって大切な学びのひとつです。
※取材内容は2026年3月時点のものです。
※取材内容は2026年3月時点のものです。
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