Q1.この科の特徴は?

4年間、流通や小売の基礎に加え、グローバルビジネスや英語を学んでいきます。このグローバルがポイント。他の学科に比べると、ファッションをもっと広い意味でとらえ、ファッション=服だけではなく、アート、カルチャー、デジタル、世界情勢など様々な視点から学びます。しかもリアルタイムで起きている事例を切り口に授業が進むので、先生が話すことに説得力があり、自分の中でどんどん専門的な知識や技術が吸収されていくのがわかります。また在学中は長期インターン研修も可能。卒業時には高度専門士の称号を与えられるのも、この科の特徴です。
 

Q2.文化服装学院を選んだ理由は?

昔からファッションが好きでした。服をつくるというよりはビジネス寄りのほうに関心があり、同時に、海外への憧れもあったので、その両方を叶えられる仕事に就きたいと思っていました。そんな自分にぴったりな学校はどこだろうと、進学先をいろいろ調べて浮上したのが、文化のこの科でした。カリキュラムを見た時、ファッションを軸にしているけれどそれ以外の要素もたくさん取り入れている感じで、おもしろそうだなと。ここなら自分の夢に近づけるかもしれないと思って入学を決意しました。
 

Q3.好きな授業は?

「現代社会とファッション」という授業。この科の特徴を形にした授業の一つでもあります。世界や日本で起こる情勢がどのようにファッションに影響を与えているのか、ファッションをどのように展開していけばいいのか、国際政治やカルチャーを交えながら考察していきます。教鞭を執る五野井郁夫先生は、政治が専門ですが大のファッション好き。歴史からNetflixの最新映画まで、ジャンルも年代も問わず、様々なことからテーマを引き出し、ファッションに結び付けて教えてくださる先生です。こういう授業、待ってました!という感じ。価値観が変わり、視野がぐんと広くなりました。
 

Q4.文化に入学を考えている人へのアドバイスは?

自分がやりたいことを先生やクラスメイトの前で宣言して実行に移すことが大切です。特に私たちの科は4年あるので、他の学科に比べると、トライ&エラーをたくさんできる。宣言して実行することで、誰かが手を差し伸べてくれると思います。私は宣言と実行を意識して動いていたら、ありがたいことに、外部講師の先生から声をかけていただき、先生が代表を務めるWebマーケティングの会社に就職することになりました。有言実行、本当に大切です。
 

Q5.1日を円グラフで表すと?

1日のスケジュール
アルバイトは週に2、3日。池袋のビームスで販売員をしています。学業との両立で辛い時もありましたが、仕事以外でも親身に相談に乗ってくれる店長のおかげで乗り越えることができました。店舗運営において店長の存在は本当に大きいと実感。
※取材内容は2021年3月時点のものです。