MAKEファッションを作る
マーチャンダイザー になるには
高度な分析力で戦略を立て、ショップやブランドを成功に導く

文化服装学院卒業生
髙島屋 マーチャンダイザー
氏家友彦さん
大手百貨店である髙島屋MD本部のメンズバイヤーたちを束ねつつ、自らも服の買付けやブランドとの共同企画などで日々動き回る氏家友彦さん。国内外のエッジーなブランドを並べる「CS ケーススタディ」を軸に、大人な百貨店のイメージに新風を吹き込むクリエイティブパーソンだ。髙島屋と文化服装学院との結びつきにも貢献する彼のデイリーワークを追った。
取材記事はこちら
https://sumirekai.bunka-fc.ac.jp/interview/links/037/

マーチャンダイザーとは
どんな商品を、誰に販売するか、どれだけ売りいくら利益を上がるかなどの戦略を立てます。アパレルメーカーや小売店などにおいてビジネス面のトータルプランニングを担当する存在です。
市場を的確にとらえる情報収集力やデータ分析力、企画・製造から販売までの流れを踏まえて行動するスケジュール管理力が求められます。

マーチャンダイザーはこんな仕事です
情報を集めて市場動向やシーズンのトレンドをつかみ、「売れる商品」の予測を立てて、数量や販売価格、リリース時期を含めた商品計画や販売戦略を考えます。そして商品の生産や調達を行い、年間売上予測から適切な陳列時期や数を導き出して店頭に商品を供給。販売計画と実績を対比しチェックしながら細かな修正を加え、売上目標の達成を目指します。また、販売戦略に沿って販売促進活動に携わったり、店頭での売り方に指示を与えることもあります。

マーチャンダイザーになるにはこういうことを学びます
さまざまな情報を収集・分析する能力を養えるよう、商品理解をするための基本的な服の構造知識や、利益を上げるためのファッションビジネスを学びます。コレクションや実際の市場からトレンドを読み取る力も重要です。