ファッション工科基礎科
アパレル企画・デザイン・生産の基礎を固める。
専門知識と技術の基礎を幅広く学び、2年次の進級につなげます。マスプロダクションとしての服づくりの基礎技術の習得と、ファッションに求められる創造力や感性を磨きます。
授業概要
2年次以降の進級に向けて、ファッションの基礎を学びます。平面作図によるパターン作成を中心に、人体構造・デザイン発想・作図法・縫製技術などを学ぶ服装造形、衣服の歴史を学ぶ西洋服装史、デザイン力を育成するデザイン画、素材の重要性を学ぶ素材論、ファッションビジネスの概要を学ぶファッションビジネス概論、人体と衣服の関係を理解する服装解剖学など、基礎的な知識や技術を幅広く習得。
また、進路を考える動機づけとして、ファッション業界の第一線で活躍されている方々による特別講義も。さらに、1年次よりキャリア教育を導入し、社会的、職業的自立に向けて人間力を育む教育を行います。
時間割の一部紹介
曜/時限 | 19:20-10:50 | 211:00-12:30 | 313:30-15:00 | 415:10-16:40 |
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月 | 西洋服装史 | ファッションデザイン画Ⅰ | 服飾デザイン論Ⅰ | |
火 | 服装造形Ⅰ | A:服装造形Ⅰ B:クロッキー |
服装造形Ⅰ | |
水 | 服飾手芸Ⅰ | アパレル素材論Ⅰ | ||
木 | 服装造形Ⅰ | |||
金 | 服装造形Ⅰ |
TOPICS
お直しのプロ集団SARTOと
猫のおもちゃづくりでコラボレーション
SDGsの取り組みのひとつとして、大量に廃棄される布地を使用し、猫用ぬいぐるみを制作しました。個性あふれるぬいぐるみの数々は伊勢丹新宿店内のSARTO(サルト)にて販売。売り上げは猫の保護団体に寄付され、"ファッションで社会に貢献する活動"として各方面から好評を得ました。


Student’s CREATION 01
平安時代の装束と「花札」を アレンジした独自の作品世界
「花札月見」という架空の人物を想定し、彼女のブランド「tsukimi hanafuda」のアイテムとして制作した作品です。平安時代の女性の外出着であった壺装束をアレンジした個性的な洋服には、花札のモチーフをちりばめ、牡丹の花のヘッドドレスも。奇妙で美しい世界観を表現しました。
- 作者
- 森 愛葉さん
ファッション工科基礎科
千葉県・四街道高等学校 卒

Student’s CREATION 02
タータンチェックの魅力を 存分に楽しめるデザイン
赤いタータンチェックの布でかわいいセットアップをつくりたいと思い、プレッピースタイルに着想を得た、アメリカンスクールのユニフォーム風デザインに。ジャケットのラペルを片方だけ白ツイードにしたり、ウエストにフレアをつけたりと、アクセントをプラスしています。
- 作者
- 炭竈 明日菜さん
ファッション工科基礎科
愛知県・名古屋市立桜台高等学校 卒

主な授業
- 服装造形Ⅰ
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シャツやスカート、パンツ、ジャケット、ワンピースなどのアイテム制作を通して、服づくりの基礎となる服の構造、デザイン表現、作図方法、素材の扱い方、縫製方法について学びます。
- ファッションビジネス概論
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ファッションビジネスの基礎知識を身につけ、その変遷から、ファッション産業の構造、業種、業態、専門業務について把握。現状を知ることで職種選択のための理解を深めます。
- 量産技術概論・実習
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縫製工場で使われる工業用ミシンやアイロンなど、プロ仕様の機器を使っての実習。合理的かつ効率的な方法による生産を体験し、アパレル業界に即したさまざまな服づくりへの関心を高めます。
カリキュラム(シラバス)
掲載内容は前年度のカリキュラム内容です。入学年度の一部科目内容は変更になる可能性もありますので予めご了承頂き、参照ください。学生インタビュー

多賀 心音TAGA Kokone
服づくりの基礎を徹底的に学び、
自分の好きな分野を
見極めるための貴重な1年に
学生インタビュー動画

ファッション工科基礎科 学生制作作品・動画ギャラリー


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