Q1.この科の特徴は?

4年間、グローバルな視点でファッションビジネスの知見を実践的に深めていき、ファッションマーケットに結びつく経営学を本格的に学ぶことができます。
先生の多くはファッション業界で活躍されている外部の方々で定期的に行われる特別講義も外部の方をゲストに呼ぶことが多いです。なのでリアルタイムの情報が得られるので勉強になりますし、いつもフレッシュな気分で授業に望むことができます。3年次に入ると、この科の目玉である「マイビジネスプロジェクト」が本格的にスタート。さまざまな授業とリンクさせながら、自分が立案したビジネスプランを実行させていきます。この頃からクラスメイトを見ていても、専門スキル以外にプレゼン力や能動力が身についてくる感じです。また、授業の一環として1ヶ月間の長期インターンシップが可能です。私のように、そのインターン先で就職が決まることもありますし、在学中もしくは卒業後に「マイビジネスプラン」で起業した先輩方もいます。将来、自分のお店を持ちたい、ファッションプロデュースに携わりたい、英語を使ったファッションビジネスの仕事をしたいと考えている人はこの科へ。その夢に近づけると思います。
 

Q2.文化服装学院を選んだ理由は?

ファッション流通高度専門士科で学びたかったからです。
高校生の時から経営とファッションに興味があり、将来はそれらが合わさった仕事をしたいと考えていました。そうやって進学先を探して見つけたのが文化服装学院。ファッションサマーセミナー、ファッションフェスティバル、文化祭などのイベントに足を運び、入学相談で先生に話をしたところ「あなたは服づくりよりもビジネスの方が合いそうだから、ファッション流通高度専門士科がいいと思う」と。カリキュラムをチェックして納得。自分はこの科だと思い、文化服装学院への入学を決めました。
 

Q3.好きな授業は?

2年次の「ビジネスプランニング」。
産学連携プロジェクトを学生主体で進めていく実践的な授業です。私たちの時は文化服装学院の卒業生で、ファッションディレクターの山口壮大さんが先生で、繊維専門商社との協業プロジェクトの立ち上げに参画しました。クラウドファンディングでの資金調達から服のデザイン、ビジュアル制作、プロモーション、販売まで、クラス全体で話し合い、提案を続けましたが、たくさんの人が関わる中、予算管理や利益を出すことの難しさを痛感。でもやりがいを感じて面白かったです。この授業を機に山口さんの仕事に興味を持ち、インターンを希望して山口さんのアシスタントとして、業務に携わるようになりました。
 

Q4.在学中に力を入れたことは?

「マイビジネスプロジェクト」です。
私は「ファッションと障がい」をテーマに、シームレスな社会に近づくためのプランを立案しました。ちょうど、私が企画運営に携わっている、障がい者の方の服をクリエイターの方が制作する取り組みがあり、その実体験を「マイビジネスプロジェクト」に反映できないか努めました。ゆくゆくは、障がい者の方も健常者の方もみんなが働けて遊びに行けるショップを開きたいと考えていて、そのことも「マイビジネスプロジェクト」の中で提案しました。
 

Q5.1日を円グラフで表すと?

1日のスケジュール
スケジュールが埋まっているほうが安心するタイプです。
有志学生が集まって運営をしている「CULTURAL LAB.」で学生代表として所属し、放課後はインターンもしています。学校を出るとそれらの作業に追われるため、課題は学校にいる間になるべく終わらせるように心がけています。それとリズムが崩れないように、休日も平日と同じ時間に起きるのがマイルール。時間がちょっとでも空くとそわそわするので、インターンに行ったり、別の作業をしたりと、何かと動くようにしています。
※取材内容は2024年3月時点のものです。