Q1.このコースの特徴は?

ショップや商品の企画、販売、SNS発信など、小売業に関わることをトータルで学びます。
将来、自分の店を持ちたい方は私たちのコースがおすすめ。授業で学んだことを実践しながら学ぶカリキュラムになっています。その象徴となるカリキュラムが「RE・TENT(リテント)」です。Webショップを先行してオープンし文化祭の時に実店舗を構えます。それに合わせてグループでブランドを立ち上げ、オリジナル商品を作成して企業に発注。価格なども学生主動で考えて、SNSを活用したプロモーションも行うのでやることがいっぱい!予算を考慮して実際にお金を動かすので責任重大にもなってきますが、計数など経理についてもしっかり学べます。授業の多くが「RE・TENT」に連動し、同じグループで課題を手がけることも多く、個人スキルだけでなくチームプレイも育まれていくのでコミュニケーション力が鍛えられると思います。たくさんの人が関わって店の運営が成り立つ。そのことを身をもって学べるはずです。
 

Q2.文化服装学院を選んだ理由は?

ファッションサマーセミナーに参加して面白かったからです。
高校では和服と洋服のつくり方を学んでいました。卒業後は関西の服飾学校に行くプランも考えていましたが、文化服装学院のファッションサマーセミナーに参加して「ここに行きたい!」という気持ちが強くなりました。いくつかある講座の中で私が選んだのは、リテールプランニングコースの在学生と一緒にブランドの立ち上げに必要なコンテンツを考えていく、まさに「RE・TENT」の疑似体験ができるものでした。もともと服づくりとは違うことをやってみたく、自分の店を持つことに興味があったので、この時に受けた講座がすごく新鮮で面白かったです。結局それが忘れられず、リテールプランニングコースに行くことを目標に文化服装学院へ。
 

Q3.好きな授業は?

「リテールマーチャンダイジング」です。
このコースの核となる授業で、「RE・TENT」と連動させて店舗運営に必要な実務とプロセスをたどりながら学びます。5月にグループを結成してブランドを設立。それから文化祭がある11月まで、「RE・TENT」のオープンに向けて動いていきます。先生はグループの進行具合やブランド設定に合わせてそれぞれに指導してくださり、業者の方との商談もあるので、言葉遣いや礼儀など社会人としてのマナーも身につきます。
 

Q4.在学中に力を入れて取り組んだことは?

店長を務めた「RE・TENT」と就職活動。
半年以上かけて準備を進めるので「RE・TENT」にかける思いはひとしお。私は店長を務めたので、売り上げはもちろんグループでのコミュニケーションを人一倍気にしなければいけません。人に仕事をお願いすることが、こんなに大変だったとは……。しかも同時進行で就職活動をしていたので9月から10月にかけては忙しさがピークに。プレッシャーに押し潰されそうでしたが、希望のところから内定をいただき、「RE・TENT」では自分たちの店は大好評。嬉しさと達成感が入り混じって感慨深かったです。
 

Q5.1日を円グラフで表すと?

1日のスケジュール
アルバイト先の店長からも学んでいます。
平日にもアルバイトは入れていて、スポーツブランドのショップで販売をしています。店長からは学ぶことがいっぱいですし「RE・TENT」で店長を務める自分とつい重ねてしまいます。特に責任感の強さ、それぞれのスタッフに合わせた指示やアドバイスなど、見習いたいです。接客の経験にもなるので、可能であれば、アルバイトでファッション系の販売を経験しても損はありません。放課後、予定が入っていない時は友達と新宿へ繰り出します。ルミネや伊勢丹、喫茶店などに行って楽しんでいます。
※取材内容は2024年3月時点のものです。