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Real Voice of BFC Student 2018

ファッション高度専門士科
浦元 森音
Morine Uramoto

横浜市立みなと総合高等学校卒業

就職先:
株式会社サンマリノ 
企画・デザイン
浦元 森音
浦元 森音
好きなブランド
sacai、HYKE、Maison Margielaなど
(パターンにこだわっているけれど、街に溶け込むようなデザインに落とし込んでいるところがすごいです)
影響を受けている人物
ジョナサン・ウィリアム・アンダーソン
(J.W.AndersonもLOEWEも、それぞれ個性が出ていて感心します。大奮発して手に入れたLOEWEの財布は一番のお気に入り)
マイコーディネイト
大好きなグレーでまとめました。ケープ風のニットはsacai、ハイネックのニットはTOM REBL、パンツはMM6、靴はTOPSHOPです。
4年間つくり続けることで自分が本当に目指したい道が見えてきます。4年間つくり続けることで自分が本当に目指したい道が見えてきます。4年間つくり続けることで自分が本当に目指したい道が見えてきます。
F館の地下にある図書館にて。「コレクション雑誌を必ずチェックします。パソコンで見るよりも紙面で見るほうが発見が多いです」
4年次の卒業制作として取り組むマイコレクション。浦本さんの実体験がベース。「自分が育ってきた家」をテーマにポエティックな世界観を発表した。
4年次の卒業制作として取り組むマイコレクション。浦本さんの実体験がベース。「自分が育ってきた家」をテーマにポエティックな世界観を発表した。
イタリアのデニム会社が主催するデザインアワード「I-skool DENIM DESIGN AWARD」に応募してファイナリストまで残った作品とデザイン画。ジェンダーフリーとトランスフォームを合体させたデザインは、Responsible innovation Awardを受賞。
イタリアのデニム会社が主催するデザインアワード「I-skool DENIM DESIGN AWARD」に応募してファイナリストまで残った作品とデザイン画。ジェンダーフリーとトランスフォームを合体させたデザインは、Responsible innovation Awardを受賞。
イタリアのデニム会社が主催するデザインアワード「I-skool DENIM DESIGN AWARD」に応募してファイナリストまで残った作品とデザイン画。ジェンダーフリーとトランスフォームを合体させたデザインは、Responsible innovation Awardを受賞。
3年次の文化祭で描いたショープログラムのイラスト。インスピレーション源はピカソの青の時代から。
3年次の文化祭で描いたショープログラムのイラスト。インスピレーション源はピカソの青の時代から。
最新のファッション誌から希少な書籍までそろう図書館は、イマジネーションが無限にふくらむお気に入りの場所。
最新のファッション誌から希少な書籍までそろう図書館は、イマジネーションが無限にふくらむお気に入りの場所。
Questions & Answers
この科の特徴は?
服づくり(デザイン~パターン~縫製)をメインに、素材、グラフィック、CAD、ビジネスなど、ファッション業界で働くために必要な幅広い知識を4年かけてじっくり学びます。1年次は服づくりの基礎から、2年次、3年次にはより専門的に学んでいきます。4年次ではこの科の最大の特徴でもある、自分のブランドを立ち上げて8ルック以上の作品を一年かけて手がける卒業制作の「マイコレクション」に挑みます。服づくり以外の授業も多いので課題はもりだくさん。とにかく忙しいですが様々なことを学ぶので、ファッションデザイナーをはじめ、パタンナー、マーチャンダイザー、総合職、グラフィック、フォトグラファーなど、他科よりも目指したい職種が幅広いと思います。卒業時には高度専門士という4年制大学卒業と同等の称号が与えられるのもこの科の魅力です。
文化服装学院を選んだ理由は?
子供の頃から人の絵を描くのが好きで、それに合わせていろいろな服を描いていたら「その服いいな、ほしいな」と友達から言われるようになり、ファッションデザイナーを意識するようになりました。小学生の卒業アルバムに「デザイナーになりたい」と書いていたほど。いくつかの服飾学校を見学しましたが、文化の規模が一番大きかったです。これだけの学生数がいたら刺激になるだろうし、設備もしっかりしているからレベルの高い授業が受けられるだろうと思い、文化の入学を決意しました。
この科を選んだ理由は?
4年次のマイコレクションをやりたくてこの科に入る人もいますが、私の場合は違って、時間をかけて端から端までじっくり服づくりを学びたかったからです。人それぞれなので一概には言えませんが、実際、私には合っていたみたいです。服を本格的につくり始めたのは文化に入ってからで、1年次は先生に言われたことをやるだけで精一杯でした。2年次に少し余裕が持てて応用が利かせられるようなり、3年次にようやく手応えを感じる。そして4年次になって自分に自信が持てるようになり、自分の世界観を表現できるようになってきたところです。専門学校の4年間は長いかもしれません。でもこの科だからエントリーできる就職先もあり、理想に限りなく近いところまで力をつけることができるので、私はこの科を選んで本当に良かったと思っています。
好きな授業は?
コンピューターグラフィックの授業を受けて、服づくりに限らずパソコン作業も得意になりました。イラストレーター、フォトショップ、パワーポイントは一通り操作できるようになります。製品図やテキスタイルの制作、配色のシミュレーション、ロゴやパンフレットのデザインなど、様々な面で役立っています。他にも素材論や立体裁断の授業も私には欠かせません。テクスチャーやフォルムにこだわればこだわるほど奥が深く、学び甲斐があるからです。
思い出に残ったことは?
2年連続で文化祭のデザインスタッフを務めたことです。高校生の時に行った文化祭で配られたショープログラムのイラストを見て「私もこれを描きたい!」と思いました。入学してショーに関わっている学生に聞いてみると、どうやらデザインスタッフがイラストを描いている事が多いと知り、2年次に参加。でも残念ながら叶いませんでしたが、その時のデザインスタッフ長から「来年も参加したら描けるかも」と言われて3年次も継続して参加。副デザインスタッフ長になって大変でしたが念願のショープログラムのイラストを描くことができて感無量。本当にうれしかったです。
学生生活で大切なことは?
継続は力なり。この科は特に4年間あって課題も多く、休んだら授業に追いついていけないと思うほどです。ある程度の覚悟が必要だと思います。でもやるべきことを一つずつやっていけば、必ず腕が上達しますし、自分に自信がつくはず。入学当初は文化で4年通えるかどうか不安でしたが、そう考える暇もなくただひたすら服をつくり続けていたら、いつの間にか1年2年が過ぎ、自分の目指したい道が自ずと見えてきました。今のところ皆勤。ここまでやってこれたことに自分が一番驚いています。
将来の目標は?
普通だけれど、よく見ると素材やパターンにこだわっている服をデザインしていきたいです。日常になじむ洋服を作る人になりたいです。あと服を消費する側ではなく、生産する側の人間でいたいです。
円グラフ
平塚の実家から2時間かけて通っています。休日も課題に追われてほとんど休みはありませんが、それでも時間が少しでも空いたら大好きな美術館へ。映画や音楽などファッション以外のことにも興味を持つと、良いアイディアが浮かびやすいです。
4年次の卒業制作として取り組むマイコレクション。浦本さんの実体験がベース。「自分が育ってきた家」をテーマにポエティックな世界観を発表した。
4年次の卒業制作として取り組むマイコレクション。浦本さんの実体験がベース。「自分が育ってきた家」をテーマにポエティックな世界観を発表した。
イタリアのデニム会社が主催するデザインアワード「I-skool DENIM DESIGN AWARD」に応募してファイナリストまで残った作品とデザイン画。ジェンダーフリーとトランスフォームを合体させたデザインは、Responsible innovation Awardを受賞。
イタリアのデニム会社が主催するデザインアワード「I-skool DENIM DESIGN AWARD」に応募してファイナリストまで残った作品とデザイン画。ジェンダーフリーとトランスフォームを合体させたデザインは、Responsible innovation Awardを受賞。
イタリアのデニム会社が主催するデザインアワード「I-skool DENIM DESIGN AWARD」に応募してファイナリストまで残った作品とデザイン画。ジェンダーフリーとトランスフォームを合体させたデザインは、Responsible innovation Awardを受賞。
3年次の文化祭で描いたショープログラムのイラスト。インスピレーション源はピカソの青の時代から。
3年次の文化祭で描いたショープログラムのイラスト。インスピレーション源はピカソの青の時代から。
最新のファッション誌から希少な書籍までそろう図書館は、イマジネーションが無限にふくらむお気に入りの場所。
最新のファッション誌から希少な書籍までそろう図書館は、イマジネーションが無限にふくらむお気に入りの場所。
4年次の卒業制作として取り組むマイコレクション。浦本さんの実体験がベース。「自分が育ってきた家」をテーマにポエティックな世界観を発表した。
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イタリアのデニム会社が主催するデザインアワード「I-skool DENIM DESIGN AWARD」に応募してファイナリストまで残った作品とデザイン画。ジェンダーフリーとトランスフォームを合体させたデザインは、Responsible innovation Awardを受賞。
イタリアのデニム会社が主催するデザインアワード「I-skool DENIM DESIGN AWARD」に応募してファイナリストまで残った作品とデザイン画。ジェンダーフリーとトランスフォームを合体させたデザインは、Responsible innovation Awardを受賞。
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3年次の文化祭で描いたショープログラムのイラスト。インスピレーション源はピカソの青の時代から。
3年次の文化祭で描いたショープログラムのイラスト。インスピレーション源はピカソの青の時代から。
最新のファッション誌から希少な書籍までそろう図書館は、イマジネーションが無限にふくらむお気に入りの場所。
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