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Real Voice of BFC Student 2017
帽子・ジュエリーデザイン科
林 香織
Kaori Hayashi
法政大学卒業
就職先:
株式会社貴和製作所
企画
好きなジュエリーブランド
januka、bororoなど
(最近よくチェックする「new jewelry」というイベントに参加する日本の若手作家のものが気になります)
愛読する雑誌
GINZA、暮しの手帖、天然生活
(写真などのビジュアルだけでなく読み物ページも充実しているところ。活字好きにはたまりません)
マイコーディネイト
アクセサリーでポイントを置いたシンプルな格好に最近は落ち着きました。ブローチ3点は手作りならではの温かみのあるデザイン。
帽子・ジュエリー科3年生の教室にて。卒業制作作品の発表間近ということもあり、机の上には様々な道具が並んでいる。
卒業制作作品は幾何学的なフォルムや模様のリング5点。作庭家の重盛三玲の作品からインスピレーションを得たという。
3年次の作品。同じパーツを合わせて連続性を出すのが課題のテーマだったそう。「リングなどアクセサリーがけにもなるネックレスをつくってみました」
自作のリングは毎日欠かさず身につけている。「2年次にカンディンスキーの作品を観てから幾何学的なデザインに魅力を感じています」
林さんにとって欠かせない愛用の道具は金属を削る時に使う専用のヤスリ。よく使うのは右に並べた2本。「力加減に注意しながら慎重に削っていきます」
Questions & Answers
この科の特徴は?
帽子デザイナーまたはジュエリーデザイナーになるための専門的な力を頭と手を使って身につけていきます。2年次では1年次のファッショングッズ基礎科で習得した技術を生かしてオリジナリティのあるデザインを追求し、3年次は帽子かジュエリーのどちらかを選び、より高度な技術を学んでクオリティの精密度を上げていきます。文化祭などのファッションショーでアクセサリー制作に携わるのも特徴の一つ。課題との同時進行で辛いですが、他科の学生と仲良くなりますし、服に合わせたデザインをする思考も備わります。アクセサリーをつくったことがない初心者でも心配ありません。卒業するまでには人前に見せても恥ずかしくない作品がつくれるまでに成長します。事実、私も入学するまでは編み物をかじった程度の素人でたが、3年の間でジュエリーを自分の手で最初から最後までつくれるようなりました。
文化服装学院を選んだ理由は?
設備や環境などのハードな面と、先生たちのサポートといったソフトな面が共に充実しているからです。1年次のファッショングッズ基礎科で自分の適正を見極めてから2年次に行きたい科を自分で選べるカリキュラムもいいなと思いました。物づくりをしたいけれど実際何をつくりたいのかわからなかった自分にぴったり。大卒で社会人経験をしてからの再スタートにもふさわしいと思い、文化を選びました。
この科を選んだ理由は?
1年次のファッショングッズ基礎科で一通りのアイテムをつくった結果、一番難しくてもっと極めたいと思ったのがアクセサリーだったからです。ミシンで縫うのではなく、ガスバーナーで溶接する作業工程に新鮮味を感じました。「ファッションなのに違うな」と。
好きな授業は?
一つは生活文化史。文様の由来や意味をあらゆる角度から分析して発想力を豊かにする授業で、パンの形や切り込みにフォカースするなど、日常的な物を取り上げていたのでおもしろかったです。もう一つはハンディクラフトでのニットグッズ制作。普段は金属を扱っている時間がほとんどなので、柔らかなニットで編む作業が良い刺激になってリフレッシュにもなりました。
思い出に残ったことは?
文化祭のファッションショーでのアクセサリー制作は忘れられません。作品数が多くて難易度も高く、なおかつ制作時間も短い。しかもこの科で発表する展示のリーダーも兼任してたので常に時間に追われている状態。でも他科の学生と力を合わせながらつくったおかげで、コミュニケーションの大切さや仲間との絆を強く感じました。
学生生活で大切なことは?
文化にいると様々なチャンスや可能性が待っています。それをどう生かすかは自分次第。積極的に進めば自分のやりたいことが見つかり、それに向かってどんどん知識も技術も経験も身についていくはずです。
将来の目標は?
文化に入る前は商社で輸出に関する事務的な仕事をしていて単調な日々を過ごしていました。その暮らしに疑問を感じてしまい意を決して退職。文化に入学してからは生活が一変し、今は毎日が刺激的です。これからはジュエリーの世界で新たな人生が歩めるよう精進していきたいと思っています。
一日を円グラフで表すと?
ジュエリーの制作は専門の機械を使うので家でやれることが限られています。放課後に残って学校でできること、家でできること。その配分に気をつけながらスケジュール管理をしていました。休日は都内の美術館やギャラリーに行くようにしています。
卒業制作作品は幾何学的なフォルムや模様のリング5点。作庭家の重盛三玲の作品からインスピレーションを得たという。
3年次の作品。同じパーツを合わせて連続性を出すのが課題のテーマだったそう。「リングなどアクセサリーがけにもなるネックレスをつくってみました」
自作のリングは毎日欠かさず身につけている。「2年次にカンディンスキーの作品を観てから幾何学的なデザインに魅力を感じています」
林さんにとって欠かせない愛用の道具は金属を削る時に使う専用のヤスリ。よく使うのは右に並べた2本。「力加減に注意しながら慎重に削っていきます」
卒業制作作品は幾何学的なフォルムや模様のリング5点。作庭家の重盛三玲の作品からインスピレーションを得たという。
3年次の作品。同じパーツを合わせて連続性を出すのが課題のテーマだったそう。「リングなどアクセサリーがけにもなるネックレスをつくってみました」
自作のリングは毎日欠かさず身につけている。「2年次にカンディンスキーの作品を観てから幾何学的なデザインに魅力を感じています」
林さんにとって欠かせない愛用の道具は金属を削る時に使う専用のヤスリ。よく使うのは右に並べた2本。「力加減に注意しながら慎重に削っていきます」
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2016 湯本 智恵
2015 大熊 舞
2014 松田 里菜
2013 石井 美紗子
2012 吉田 由布子
2011 櫛田 誠
2010 松原 夏音
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2008 大矢 孝奈
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