2025年(第43回)毎日ファッション大賞(毎日新聞社主催、経済産業省後援)の受賞者が、9月1日に発表されました。
文化服装学院の卒業生である「AURALEE(オーラリー)」デザイナー・岩井良太さんが大賞を、「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」デザイナー・皆川明さんが選考委員特別賞を受賞されました。

お二人とも、文化服装学院 II部(夜間部)服装科の卒業生です。

【文化服装学院出身の過年度受賞者一覧】
※大賞、新人賞・資生堂奨励賞含む *敬称略一覧
コシノヒロコ/高田賢三/山本耀司/熊谷登喜夫/津森千里/田山淳朗(A・T)/比嘉京子/小西良幸/安部兼章/佐々木一視(Ä)/菱沼良樹/渡辺淳弥/丸山敬太/阿部潤一(kolor)/高橋盾(UNDERCOVER)/皆川明(minä perhonen)/柳田剛(NAiyMA)/髙島一精(Né-net)/岩谷俊和(DRESSCAMP)/宮前義之(ISSEY MIYAKE)/廣川玉枝(SOMARTA)/堀畑裕之・関口真希子(matohu)/熊切秀典(beautiful people)/落合宏理(FACETASM)/黒河内真衣子(mame)/今崎契助(PLASTICTOKYO)/岩井良太(AURALEE) /NIGO®(HUMAN MADE)
*2023年には特別賞を本学が受賞

岩井良太(いわい・りょうた)/AURALEEデザイナー
1983年生まれ。大学卒業後、文化服装学院夜間部に通いながら、パタンナーやデザイナーとしての経験を積む。2015年春夏シーズンに「AURALEE」を立ち上げ、17年に東京・南青山に初の直営店をオープン。18年「FASHION PRIZE OF TOKYO」を受賞し、翌年からパリでのコレクション発表を開始。同年、「第37回毎日ファッション大賞」新人賞・資生堂奨励賞を受賞。
ブランド設立から10年、良質な素材選びと丁寧な縫製にこだわり、エイジレスかつジェンダーレスなクリエーションを展開。現代の価値観に寄り添うそのスタイルは国内外で高く評価され、グローバルにファン層を広げている。
(毎日ファッション大賞公式サイトより)
※「AURALEE」公式HP: https://auralee.jp/

皆川明(みながわ・あきら)/minä perhonenデザイナー
1967年生まれ。95年に「minä」(2003年より「minä perhonen」)を設立。オリジナルのテキスタイルを中心に、衣服、家具、器など、暮らしに寄り添う幅広いアイテムを展開している。
06年に「毎日ファッション大賞」大賞受賞、16年には「毎日デザイン賞」を受賞し、ファッションとデザインの両分野で高い評価を得た。
職人による刺繍の温かみあるステッチや、チョウや植物など自然をモチーフにした普遍的なデザインは、世代を超えて多くの人々に支持されている。スウェーデンや台湾で展覧会を開催するなど、海外でも高い評価を得ており、「100年続くブランド」を目指して、素材と職人技を大切にした持続可能なものづくりを追求し続けている。
25年フィンランド政府より「フィンランド獅子勲章 騎士一級章」を授与され、ブランド創業30周年を迎える本年11月には、東京・世田谷美術館にて展覧会『つぐ minä perhonen』の開催が予定されている。
(毎日ファッション大賞公式サイトより)
※「minä perhonen」公式HP: https://www.mina-perhonen.jp/

▼毎日ファッション大賞公式サイト▼
https://macs.mainichi.co.jp/fashion/
「毎日ファッション大賞」(主催: 毎日新聞社 後援: 経済産業省)は、毎日新聞創刊110年を記念して1983年に創設した表彰事業です。
本賞を通じて、ファッションに携わる人々の優れた業績を称えるとともに、新たな才能を発掘し、より充実したファッション情報の発信を続けることで、ファッション界のさらなる振興および文化の育成に貢献していきたいと考えています。
(毎日ファッション大賞公式サイトより)

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