TELLファッションを伝える
営業 になるには
商品流通の場と機会を増やし、企業の成長にダイレクトに関わる

文化服装学院卒業生
ディプトリクス
高松朋子さん
文化服装学院の卒業生たちの現在を追う、“文化つながり”のインタビュー集「LINKS(リンクス)」。今回ご登場いただくのは、海外ブランドを日本展開する会社「ディプトリクス」に勤める営業スタッフの高松朋子さん。“セールス”とも呼ばれる営業職の主な仕事は、担当するブランドを店に販売すること。店に立つ販売員は訪れた客にアイテムを売るが、営業はバイヤーといった店の運営側に売る。相手にするのはファッションのプロたちだ。ポップアップショップらの企画も手掛け、デザイナーにデザインを提案することもある。
ファッションセンスを存分に活かせる営業の魅力を、高松さんのケースで紐解いていこう。
取材記事はこちら
https://sumirekai.bunka-fc.ac.jp/interview/links/005/

営業とは
自社の商品を流通させるマーケットを開拓するほか、得意先に新たなアイテムの提案をしたり売れ筋商品の補充を行い、これらの活動から得た市場のニーズを企業にフィードバックする役割を担います。
行動力と情報収集・分析力のほか、売上げやコストに対する意識、社内外の多くの人と接するコミュニケーションスキルが求められます。

営業はこんな仕事です
販売予算の作成や商品の納品、取引に関する請求書などの書類作成から、展示会等の準備や訪れた顧客の応対、取引先でのトラブル対応など幅広く担当します。小売業に商品を卸す企業では、得意先に取引をしてもらえるよう働きかけることが重要な業務。担当者を展示会に招き、発注してもらうことを目指します。自社のショップで商品を扱う場合は販売状況にスピーディに対応し、在庫をチェックして追加発注を行う仕事を担うこともあります。

営業になるにはこういうことを学びます
商品を流通させるためには、市場を分析する能力が不可欠。したがって、マーケティングやファッションビジネスなどについて学ぶ必要があります。また、企画提案をすることもあるので、服づくりの基本を把握しておくとよいでしょう。

