2024年度より、在学中の学生を対象に、未来を担う若手クリエイターを発掘・発信する学生選抜コレクション「individual(インディビジュアル)」を開始しました。ポートフォリオや展示会審査を経て選抜された学生デザイナーたちが、その才能をコレクションを通じて披露しています。

2025年度は対象を全学科に拡大し、ポートフォリオによる1次審査に68組の学生が応募しました。厳正なる審査の結果、2026年1月21日(水)に開催される展示会形式の2次審査に進出する20組の学生が決定いたしました。

展示会形式で行われる2次審査では、ファッションジャーナリストやバイヤーをはじめとする業界関係者を招き、参加学生による直接のプレゼンテーション審査を実施いたします。この審査を経て、2026年3月7日(土)に青山グランドホールにて、ランウェイ形式でコレクションを披露する選抜ブランドを決定いたします。

文化服装学院 学生選抜コレクション「individual(インディビジュアル)」
2次審査会(展示会方式)

開催日時:2026年1月21日(水) 15:30~18:00 *最終入場受付17:30
会場:文化服装学院 B館20階 B201
審査方法:展示会形式でのプレゼンテーション審査
*業界関係者への招待制
上記審査を踏まえ、2026年3月7日(土)、各自のコレクションをランウェイ形式で披露する学生を選抜


individual2026
2次審査会(展示会方式)参加学生ブランド

Minagawa Kuuya
皆川 空也 Minagawa Kuuya
アパレルデザイン科3年

外見と内面のあいだにある境界を問い直し、表層ではなく「内側に宿るもの」を可視化するデザインを目指している。 美とは、ただ目に映るものではなく、理由・意思・矛盾・葛藤・ 過程といった、人間の深部に触れたときに初めて立ち上がるものだと信じている。 私は衣服を通して、「見た目ではなく中身こそが人や物の価値 を決める」という信念を提示したい。

https://www.instagram.com/minagawa_kuuya

Kouki sugahara
菅原 皐希 Sugahara Kouki
アパレルデザイン科2年

クラックバインダーという加工を軸に服だけではなくキャップに も応用して素材研究を磨いています。この加工でバックや シューズなどアイテムへの幅広い展開も可能だと思っています。 将来的には自分のデザインを信じて進み続けられるようなデザ イナーを目指しています。この応募を、ブランド設立へ進む最 初の確かな一歩にしたいと考えています。

https://www.instagram.com/kouki_sugahara

N.V.E.L
青木 真那/木佐貫 綾乃/山本 奈々
Aoki Mana/Kisanuki Ayano/Yamamoto Nana
アパレルデザイン科3年

「クチュールを日常へ」
使い捨てが当たり前の時代に、簡単には手放せない服を届けるため、私たち3人はブランドを立ち上げた。日常に寄り添い、愛着を宿す長く着たくなる質とディテールを追求。 シーズンテーマは「2026 Pantheon World Cup」 ギリシャ神話の神々が W 杯で戦うユニフォームをデザインした。

https://www.instagram.com/_n.v.e.l_

MATSUKI
齋藤 眞月紀  Saito Matsuki
アパレル技術科3年 バーチャルファッションコース

デザインへの理解が深まるほど、麻の感覚が原点として記憶に刻まれています。現在の私は、無造作さえも美しさに変えるデザイン、そしてそれをデジタル上でも表現できる服作りを目指しています。着用者=表現者となれるような、構築的で、ドレープがあり、流れるようなフォルム。今回のコレクションはその原点へと還り進化させました。

https://www.instagram.com/matsuki._.22

OTohaS
長谷川 音 Hasegawa Oto
アパレル技術科3年 バーチャルファッションコース

人は考える生き物。だけどもし、私たちの身体に鱗や毛皮があったら。毎日脱皮をしたら。もっと本能に身を委ねて、楽に呼吸ができるかな。ダンスに熱中し身体と向き合い続けた日々を経て、生まれた好奇心。今回は皮膚に注目し、バイオレザーを育てるところから始めました。独特の質感でありながら、生活に溶け込むバランスを目指します。

https://www.instagram.com/plu._m

EAsoEdA
添田 恵愛 Soeda Ea
ファッション高度専門士科4年

私は自分のハンドメイドブランドの運営をしており、主にECサイトとポップアップで販売を行っております。また多くのアーティストの方に自分の作った物を身につけて欲しいという想いがあり、SNSなどを中心に発信しています。
周りの批判を気にせず自分の好きなもの、気待ちを表現できるようエネルギーを与えられる物作りをしていきます。

https://www.instagram.com/a.iiiirrr___

OGURA TAKUMI
小倉 拓海 Ogura Takumi
アパレルデザイン科3年

デザイナー自身の経験やアート、カルチャー、歴史を踏まえた服作りを通して、装いの幅を広げていく。
今期のテーマは「未来の花婿」
非日常を常識に変え、メンズの新しい装いの幅を広げることを目的に、服を通して、価値観の境界を柔らかく書き換えていくことを目指す。

https://www.instagram.com/ogura.takumi66

Fluer Douces Philharm
堀江 優花 Horie Yuuka
アパレルデザイン科2年

自身の音楽経験から、アパレルブランドとして交響楽団を冠し、オマージュ。楽章を追うごとに綴られる物語は、叙情性やディストピア的反骨心が共鳴。最新章は「織と編」が溶け合う唯一無二の特殊加工を軸に、行き場のないウエディングドレスを解体、再構築。物語の登場人物の服を手に取るような高揚感と共に、失われた純白に新たな旋律を宿す。

https://www.instagram.com/fluerdoucesphil_official

UNA
西﨑 有那 Nishizaki Yuna
服飾専攻科デザイン専攻

ブランドコンセプトは、「かわいい特別な日常着」。在学中はアイドル衣装提供の活動をしており、その経験を活かしてアイドル衣装を日常着に落とし込み、デザインしています。
今回のコレクションに使用するチェック柄は全てオリジナルで作成し、生地加工にもこだわっています。日常着としても衣装としても使用できる洋服を作ります。

https://www.instagram.com/una__official__

JUNSEOK MUN
ムン ジュンソク Mun JunSeok
服装科2年

哲学的な視座を基盤に据え、分裂・不安定・破壊・批判といった痕跡を単なる “傷の記録” として消費するのではなく、“進化の地図” へと拡張する表現を志向しています。解体を自己表現の素材として消費するのではなく、哲学的思考と進化を内包した本来的な芸術行為をファッションとして具現化したいと考えています。

https://www.instagram.com/works_recod.j

ayumi sasame
笹目 歩美 Sasame Ayumi
ニットデザイン科3年

「人間らしさを愛する」
人間らしさとは、不完全さに宿ると考えています。相反する感情を行き来しながら生きることこそ、人間の美しさだと信じています。このブランドは、整いすぎた完璧ではなく、手の痕跡や温度をそのまま編み目に残したニットを制作しています。たとえ矛盾を抱えていても、歩き続ける人へ。その不完全さが、愛おしい。

https://www.instagram.com/ayumisasame

KOHARU KOBAYASHI
小林 小春 Kobayashi Koharu
ファッション高度専門士科3年

「ライフライン・サーカス」。電気工が電信柱を登って作業をしていると、彼はそこから飛び立った、空中ブランコ。サーカスが始まる。ライフラインを支える電気工と、空中ブランコの命綱(=lifeline)から着想を得ました。日常の視点を少しずらし、思わず立ち止まってしまう新たな発見と世界観を提案するブランドです。

https://www.instagram.com/kobayashi__koharu

Deadbooy
西脇 駆 Nishiwaki Kakeru
アパレルデザイン科3年

2004 年、神奈川県生まれ。在学中に自身のブランド「Deadbooy」を立ち上げ、“負の感情の再解釈” をテーマに、過去の傷や違和感を独自の表現へと昇華させる作品づくりを続けている。近年では、FUJI ROCK FESTIVAL 2025 におけるCA7RIEL & PACO AMOROSO のステージ衣装を担当したほか、Lex や XG などへの衣装提供も行い、活動の場をさらに広げている。

https://www.instagram.com/iamdeadbooy

Pulse
篠田 彩綾 Shinoda Riria
ニットデザイン科3年

「Pulse(鼓動)」は、効率化された時代にあえて“手で編む”という行為を中心に据え、そこに宿る時間・揺らぎ・身体性を可視化する試みである。手の即興性と構造的思考、天然染めの揺らぎと工業的精度。それらを往復しながら、纏う人の身体の鼓動までも響かせるようなニットの可能性を提示する。

https://www.instagram.com/pulse__ll

HINAE KATSURA
桂 日向映 Katsura Hinae
ファッション高度専門士科4年

HINAE KATSURAは、ドラマティック、ファンタジー、シュール、ガーリー、パンク、キッチュ、ノスタルジックなど多様な要素が混ざり合う、唯一無二の世界観のブランドです。
自由に楽しむドキドキとワクワクを届け、年齢を問わず「私もやってみよう」と踏み出せるきっかけになる服を提案しています。

https://www.instagram.com/hinaekatsura_official

TARUHI
山下 エミリ Yamashita Emily
ファッション高度専門士科4年

-Sensuous City Life –
五感による体験が豊かにできる都市生活
インターネットでなんでも知ることができる現代だからこそ、体験という価値を作る。
TARUHI – 垂氷 / 垂陽 / 足日 垂氷の様に凍えた心を陽だまりのような優しさが暖めてくれた。痛みも温もりもあって今日も足日、豊かに過ごせますように。

https://www.instagram.com/emily_yamashita

LIU_YAOYAO_
リュウ ブンヨウ Liu WenYao
ファッション高度専門士科4年

私のテーマは「セルフウエディング」。ロマンと反逆を融合した世界観を表現。ヴィクトリアンの様式とパンクの反骨性に音楽のヴェイパーウェーブの幻想性を統合し、素材が時間を語り、構築が感情を形に変える——個を祝福するための概念的クチュール。

https://www.instagram.com/liu_yaoyao__

KYOMA SAKAKIHARA
榊原 叶真 Sakakihara Kyoma
アパレルデザイン科3年 メンズデザインコース

伝統的な衣服を再解釈し、エレガンスと斬新性を併せ持つスタイルを提案。日本の地域素材や持続可能性を取り入れたリアルなコレクションを展開する。素材背景を現代ファッションへと結び直し、テーラード技術とMD的視点を備えた、商品力のある継続展開可能なプロダクトを目指す。

https://www.instagram.com/kyo_sakaki

MACA
ガルシア ラモス マカレナ 
Garcia Ramos Macarena
アパレルデザイン科2年

マドリード生まれの21歳、マカレナはスペインで美術を学んだ後、ファッションを学ぶために東京へ来た。日本で技術力を磨いてから、芸術的知識もデザインに活かしている。環境問題にも強い関心を持っており、自然から感銘を受け、それを称えようとしている。卒業後はヨーロッパに戻り、自身のブランドを拡大することを目標としている。

https://www.instagram.com/grlmaca

YVOW
橋爪 悠真 Hashizume Yuma
アパレルデザイン科3年

YVOWは、私の幼少期からの「妄想の装備やギアへの憧れ」を具現化するブランドです。周囲の目を気にして胸の奥にしまい込んだその憧れを、日常で触れ、着用することで自分自身をアップグレードできるギアとして具現化し、日常に空想と現実が交わる瞬間を生み出すためのブランドです。

https://www.instagram.com/yvow___


文化服装学院 学生選抜コレクション「individual」 2026 スケジュール
2025年11月10日(月)~11月21日(金) 学生応募期間
2025年11月26日(水) ポートフォリオ1次審査
2026年1月21日(水) 審査会(展示会方式)2次審査
2026年1月下旬 審査結果発表 参加学生決定
2026年2月 作品撮影/モデル決定、モデルフィッティングメイク案、歩行案 決定
2026年3月7日(土)  イベント本番*各自のコレクションをランウェイ形式で披露

「individual」について
学生たちの未来に覚悟と自信を
100年以上の歴史を持つ文化服装学院は、日本のファッション教育の最前線を歩み続けてきました。時代や流行が移り変わっても変わらないのは、ファッションを愛し、自分らしさを追求する学生たちの情熱。その熱意こそが未来のファッション業界を動かす力となります。私たちは彼らの可能性を信じ、文化服装学院として全力でサポートしながら、日本、そして世界へと発信していきたいと考えています。プロフェッショナルな舞台に立つことは、学生たちにとって大きな挑戦です。それはただの発表ではなく、自分の限界を超え、未来への覚悟を育む大切な一歩。新たな世界に飛び込む勇気と、それを支える強い意志が求められます。しかし、その挑戦こそが成長の糧となり、次世代のクリエイターとしての礎を築くのです。
この舞台で、一人ひとりの個性が輝き、多様で自由な発想から生まれるファッションの可能性を感じて頂けたら嬉しいです。私たちは、彼らが切り拓く新しいファッションの世界を、多くの方と共有し、ともに未来を描いていきたいと願っています。
未来へ向かう学生たちの力強い一歩を、是非その目で見届けてください。

学内審査会について
本イベントへの参加を希望する学生は日本国内のみならず、韓国、台湾、中国といった国際色豊かな学生クリエーターたちです。審査会では、ファッションディレクター、バイヤーやファッションジャーナリストなどが選考に参加し、プロの目線でアイデアや完成度、市場観など様々な視点を評価し、学生を選抜します。選抜学生は各自のコレクションをランウェイ形式で、披露します。


昨年度参考
・審査会の様子

・「individual」2025 学内の選抜学生がRakuten Fashion Week TOKYO 2025 A/Wに初参加!

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