MAKEファッションを作る
サンプルメーカー(縫製) になるには
高い縫製技術で、どんな服も実際の形に作り上げる

文化服装学院卒業生
東京衣裳 コスチュームファクトリー 縫製
増田夏奈さん
子どもの頃からテーマパークが大好きで、衣裳製作者になる夢を抱いた増田夏奈さん。文化服装学院では服装科を経て、服飾専攻科オートクチュール専攻で学んだ。縫う技術を習得し70年以上の歴史ある東京衣裳に入社。テーマパークをはじめ映像、舞台、ライブなどの衣裳を手掛ける制作部署で日々を過ごす。ここでは彼女の幅広い仕事のうち、テーマパークを軸にしたレポートをお届けする。
取材記事はこちら
https://sumirekai.bunka-fc.ac.jp/interview/links/034/

文化服装学院卒業生
パタゴニア日本支社 リペアスタッフ
佐藤美月さん
パタゴニアは社会意識の高さで業界屈指の存在感を放つアウトドアブランド。愛用者から依頼された品を修理する日本支社の「リペアサービス」に勤めるのが佐藤美月さん。持ち主の熱い思いが詰まった使い込まれたアイテムは、世界にひとつだけの一点モノ。大切な宝物に手を加えていく佐藤さんたちのリペア現場を訪問した。
取材記事はこちら
https://sumirekai.bunka-fc.ac.jp/interview/links/038/

サンプルメーカー(縫製)とは
商品化する前段階の見本(サンプル)を作ります。サンプルを作ることではじめて服として形になります。このサンプルの段階で服として問題が無いかチェックします。
また、サンプルメーカーはコレクションで発表されるよう一点ものやコスチュームを縫う事もあります。どんな素材でも正確に綺麗に縫うためのに、あらゆる素材の特徴、高い縫製技術が必要となります。

サンプルメーカー(縫製)はこんな仕事です
サンプルメーカーを目指すのに必要なのは縫ったりする細かい作業が好きな事。服を形にするためには布を裁断することから始まりミシンで縫い(場合によっては手で縫うことも)、ボタンなどの附属品を付けたりと本当に手間と時間がかかります。素材によっては縫うのが難しくなかなか思うようにならない事もあります。縫製方法が色々とあり技術を身につけどんな服を縫うために多くの経験を必要とします。

サンプルメーカー(縫製)になるには、こういうことを学びます
素材やデザインによる縫い方の違いや、効率よく縫うための順序など、実際に服を縫っていくことで縫製のさまざまなテクニックを身につける必要があります。ミシンでの縫製が基本となりますが、場合によっては手で縫うこともあります。