表参道の「BOUTIAUE W SHOWROOM」にて行われたポップアップショップ。

ニットデザイン科2年の橋本 菫さんと、高校の同級生だったという兵庫県立大学国際商経学部2年の鈴木遼平さん、横浜市立大学国際商学部2年の平野大凱さんの3人が中心となり、学生プロジェクト「TIMESIBLE(タイムシブル)」を立ち上げました。

このプロジェクトに参加した学生が、数十年後、プロのデザイナーとしてファッション界で活躍していたら、この時に発表した作品が、著名デザイナーのアーカイブ作品と同様の存在価値を見出せるかもしれない。そこで、“未来のトップデザイナーへの先行投資”をコンセプトに掲げ、ファッションの新たな楽しみ方を提案しています。資金はグラウンディングで支援を呼びかけ、目標の35万円を超える37万8,700円を調達。ウェブサイトの設立、イベントの開催費用、冊子製作費などに充てられました。
9月25日、26日で1回目となるポップアップショップを開催。
橋本さんをはじめ、アパレル技術科2年のイヒョンソクさん、ファッション高度専門士科2年の大阿久晃輝さん、アパレルデザイン科2年の荻野優花さんが参加。また橋本さん作品のパターンをアパレル技術科2年の中村彩香さんが担当。
それぞれがこれまでに課題やプライベートで手がけた作品を展示・販売しました。

(鈴木さん)「2日間で100名以上のお客様がいらしてくださり、いくつかの作品も実際に売れ、手ごたえを感じました。今後は文化服装学院はもちろん他のファッションスクールや大学に通う学生も参加していただき、タイムシブルが、新しい出会いやムーブメントが生まれる場になっていけたらと思っています」

(橋本さん)「文化生もたくさん来てくださり、ありがとうございました。公の場で自分の作品を発表することの大切さを学び、ステップアップとして良い機会になったと思います。今回は初ということで、私の友人つながりで集まったメンバーで行いましたが、次回以降はもっと多くの文化生にも参加してもらいたいです!」

参加メンバー。左上から時計回りに。平野大凱さん(横浜市立大学国際商学部2年)、イヒョンソクさん(アパレル技術科2年)、荻野優花さん(アパレルデザイン科2年)、鈴木遼平さん(兵庫県立大学国際商経学部2年)、大阿久晃輝さん(ファッション高度専門士科2年)、橋本 菫さん(ニットデザイン科2年)。


展示・販売した作品。左からイヒョンソクさん、荻野優花さん、大阿久晃輝さん、橋本 菫さん。

タイムシブルについての詳細や1回目のポップアップショップの様子などは、ウェブサイトまたはインスタグラムでぜひチェックしてみてください。
ウェブサイト:https://timesible.com
Instagram:@timesible

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