ラフィアバッグブランド・スルシィの10周年記念イベントとして、文化服装学院ニットデザイン科の対象にコンテストが実施されました。

この産学コラボレーションは、スルシィの持続可能なモノづくりの現場を知ることを通じて、SDGsやエシカルファッションを学ぶきっかけとなりました。コンテストは投票によって順位を決め、商品化を目指すという内容です。現地フィリピンの編み子さんを含むスルシィスタッフ、文化服装学院卒業生による審査とinstagramでの人気投票を行った結果、下級生部門では2年の鈴木優実さん、上級生部門では3年の竹之内咲さんが1位に選ばれました。今後、学生が制作したバッグは東京の百貨店で販売され、売り上げはフィリピンの編み子さんの子どもたちの奨学金の一部になる予定です。

下級生部門では2年の鈴木優実さんの作品
上級生部門では3年の竹之内咲さんの作品

▼ラフィアバッグブランド・スルシィ
2021年に10周年を迎えたラフィアバッグブランド・スルシィは「1本のかぎ針でフィリピンの女性たちの未来を切り拓く!」をモットーに、女性たちの自立と持続可能な社会を目指しています。「スルシィ」は古いセブ語で「ハンドメイド・モノづくり」を意味する言葉です。
公式サイト:https://sulci.co.jp/

「2022毛糸だま夏号」でも紹介されました

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