造船マンのデニムを衣服に再利用、尾道市でファッションショー(中国新聞社)

インダストリアルマーチャンダイジング科とバッグデザイン科の学生が参加!!
産地型サーキュラーエコノミー「REKROW」にもご協力いただいております。

10月19日(水)文化服装学院にてインダストリアルマーチャンダイジング科とバッグデザイン科の学生が合同で広島県にある備後地区の尾道デニムを使用し繊維産業発展のために、役目を終えれば使い捨てられていたワークウェアをその先の使い方までを想定し商品制作・最終プレゼンテーションを行いました。
学生目線での商品提案はサスティナブルや、ジェンダーレスにも着目していてとっても斬新でした。

今回の最終プレゼンテーションを通して、11月23日(水・祝)には広島県尾道市にある複合施設、ONOMICHI U2にてショー形式の発表を予定しておりまた、11月24日(木)〜11/29(火)までインスタレーションを行います。

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11/23 文化服装学院 ×REKROW ファッションショー at 尾道
■開催概要
日時:2022年11月23日(水・祝)
11:00-11:30、12:00-12:30※雨天決行
会場:ONOMICHI U2 海側デッキ(公式サイト
*全20-30ルック予定
*ONOMICHI U2内 shima SHOP横にて作品展示予定

企画:インダストリアルマーチャンダイジング科 2 年
制作:インダストリアルマーチャンダイジング科 2 年/バッグデザイン科

■コンセプト <綾>
まずこのREKROWのデニム地を意味する綾織り。あるいは、綾という言葉を辞書でひくと、また違った意味を持つことを知る。
物の表面に現れた様々な形や模様。斜めに交わり、それは時に繊細に、時に力強い線が走る。また、「言葉の綾」といった苦心を感じた時絶妙なニュアンス、ジレンマを言い表す。そして、表面的には見えないが、その斜めに走る線をたどっていくと見えてくる社会や入り組んだ仕組みを知り、その裏表を時に「人生の綾」と言い表す。
これから、デニムを連想させる「綾」と、その言葉が持つ多岐なる意味・日本語の言い回しを、この機会に集結した35人が織り成す綾と入り乱れる美しい「綾」を表現する。

インダストリアルマーチャンダイジング科のInstagramでは本プロジェクトの様子を随時更新しています。
Instagram:@bunka_imd

■尾道デニム
広島県尾道市を舞台に、広島県東部に位置する備後地方で作られるデニムの魅力発信と、尾道の街の魅力発信を目的に2013年1月に「尾道デニムプロジェクト」をスタート。尾道の街で暮らし働く人々がデニムを実際に穿き込むことで、加工では表現できない、1本1本に豊なストーリーと個性を刻んだユーズドデニムを育てる世界初の取り組みとなる。
HP:https://www.onomichidenim.com/abou

■産地型サーキュラーエコノミー「REKROW」
繊維産地の発展のため、ワークウエアの生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて、将来にわたり持続可能な産地型サーキュラーエコノミーを実現するプラットフォームを目指します。
HP:https://rekrow-hiroshima.com/

常石造船株式会社
2017 年に 100 周年を迎えた常石造船(広島県福山市)は、造船・海運業を中心に事業展開する常石グループの中核会社で、船舶の建造と修繕を営んでいます。国内の常石工場(本社)とフィリピン、中国の海外工場を拠点に、ばら積み貨物船、コンテナ船、タンカーなどを建造しています。
HP:https://www.tsuneishi.co.jp/

株式会社ディスカバーリンクせとうち
ディスカバーリンクせとうちは「観光を手段に、事業と雇用を創出する」を目的に掲げ 2013 年に設立。
“まちが失ってはいけないもの”を、事業を通して表現し、せとうちの未来を育てていく事業を展開。地域の方々とともに、郷土愛をもってまちの未来を真剣に考え、出来ることをひとつずつ実行していきます。
HP:https://dlsetouchi.com
主な事業| 尾道デニムプロジェクト、ONOMICHI SHARE、BETTER BICYCLES、尾道自由大学
繊維産地継承プロジェクト委員会 HITOTOITO、ワーケーションプログラム SeW、社会人インターン事業
REKROW、株式会社 hitohi(NIPPONIA 鞆 港町)、繊維カンパニー(OEM)


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