映画『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』は、世界的ファッションデザイナー、ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)の半生を描いたミュージカル「ファッション フリーク ショー」の裏側に密着したドキュメンタリー作品。
本映画の公開にともない、文化服装学院の学生限定で、“ゴルチエの美”、彼が映画を通じて伝えたかった“人は‟違うからこそ美しい”というメッセージにちなんだ、「Freak & Chic」な服のデザイン画コンテストが開催されました。学生は、本作品の監督ヤン・レノレ氏のティーチイン付き特別試写会に参加したうえで、デザイン画を応募しました。
最優秀賞1名、優秀賞3名のデザイン画は、9月30日(土)より都内劇場(ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテ)に掲出されます。ぜひご覧ください!
公式サイトのnoteでも結果を公開中
https://note.com/gaultier_movie/n/n4a27d5a46f64

★最優秀賞★

服飾専攻科 オートクチュール専攻 坂野 瀬奈
「違いを求めて」

●最優秀賞デザイン画 審査員3名のコメント●
ヤン・レノレ
(映画『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』監督)

この絵に見られる創造性と独創性が大好きだ。
革新性と実用性の素晴らしいバランスを示している。
視覚的に印象的で、かつ着用可能な見事なデザインを作り上げた。

渡辺三津子
(ファッションジャーナリスト)

2人の人間の共感性、あるいは1人の人間の二面性を表現しているような
多層的イメージが素晴らしい。
プリーツと思われる素材は、重なり合うドラマティックな美しさとともに、
着る人によって変化する自由の象徴のようにも見える。

JUNJI YOSHIDA
(総額約1億円、約1500着のジャンポール・ゴルチエのアイテムを有するアーティスト)
すべてにおいてひとつであり、そのひとつはふたつでもある。
たったひとつから創造されたものが
それぞれの違いを求める生命力をこの絵に感じました。
服としてもシックであり、早く誰かに着せたくなります。素敵です。

☆優秀賞☆

ファッション高度専門士科1年 小林 小春
「脂肪ドレス」

アパレルデザイン科3年 中岡 大智
「Zero-sum thinking」

アパレルデザイン科3年 リョウ ソウさん
「boy&girl」

★ヤン・レノレ監督のティーチイン特別試写会の様子★

◆映画『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』 
2023年09月29日(金)公開

◆予告編:https://youtu.be/cd4gb_PjGAg
◆監督:ヤン・レノレ
◆公式サイト:https://gaultier-movie.jp/
◆ストーリー
奇想天外&ファンタスティックなデザインで有名なクチュリエ(男性デザイナー)、ジャンポール・ゴルチエ。ファッションシーンで旋風を巻き起こしてきた彼が今回挑むのは、ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」だ。自身のコレクションと2足の草鞋を履いて創り上げるショーの舞台裏はトラブルの連続だった。
衣装合わせ、初のリハーサル、ダンサーの故障、演出のいざこざなどアクシデントに見舞われるゴルチエとそのチーム。制作が進むに連れて明かされるゴルチエの真実。愛するテディベアや親愛なるマリーおばあちゃん、唯一無二の恋人フランシス、1976年初のファッションショーの評価……本当のゴルチエが紐解かれる。マドンナ、ロッシ・デ・パルマ、カトリーヌ・ドヌーヴらゴルチエのミューズもカメオ出演。ファッション界の女帝アナ・ウィンターもなんと登場!
1970、80年代を彩ったヒットナンバー、豪華絢爛なオートクチュール、トップデザイナーが見せる仕事へのこだわりが詰まった制作秘話をドキュメント。果たして無事初日を迎えられるのか!?

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