keisuke kandaプロデュース「文化ロゴバッグ」右から 合皮、デニム、ナイロン、綿

文化服装学院、文化学園大学などの文化生が使うオリジナルバッグ、通称 “文化バッグ”。keisuke kandaのデザイナー、神田恵介さんがプロデュースし、「文化服装学院」と「文化学園大学」のロゴ入りバッグとして発売され好評を博していた“文化ロゴバッグ”の新作が、この春、登場する。

外ポケットに学校ロゴを施した大ぶりトートバッグの旧デザインはそのままに、新作バッグは、綿、ナイロン、デニム、合皮の4つの素材で展開。新入生は服地を選ぶようにバッグの素材を選ぶことからファッションの学びを始め、在校生は好きな素材の文化バッグを新調しても良いだろう。文化服装学院の卒業生である神田恵介さんの思いが込められたレアアイテム、ぜひ注目して。

【神田恵介さんからのメッセージ:文化ロゴバッグのコンセプト】
世の中には色々なロゴバッグがあります。自分の好きなブランドやお店のロゴが入ったバッグやショッパーを持ち歩くことは、それを誰かに伝えたいというメッセージのようにも思います。
僕は親に反対されながらも、バイトで学費を貯めてやっとの思いで文化に入学しました。当時の購買で売ってた「文化バッグ」にはロゴが入っていませんでした。文化の学生であることを誇りに思う、この気持ちを持ち歩けるバッグがあったら良いなと思っていました。
あの頃の僕のように、文化に入りたくてここに来たあなたへ。この「文化ロゴバッグ」を捧げます。

【神田恵介さんからのメッセージ:素材展開について】
服づくりを学ぶ上で、「かたち」や「色」に並んで大切なのは「素材」だと考えています。でも、学校指定のバッグはもちろん世の中のあらゆる制服やユニフォームにおいて、サイズや色は選べても、素材は選べません。文化の学校指定バッグだからこそ、素材を選べるようにしたかったのです。
素材感(テクスチャー)は、「肌感覚」と隣り合わせ。インターネットによってあらゆるフェイクや加工が溢れる今、リアルな肌感覚こそが、これまで以上に大切になってくることでしょう。形(体格含めて)や色は、もはやいくらでも加工できるようになってしまったからです。
学生の皆さん、この肌感覚やテクスチャーをどうか大切にして、最後のリアルを守って頂けませんか。その先に、僕らの世代では描けないファッションの未来があるような気がしているからです。
未来はあなたの脳内ではなく手の中に。
ファッションの新しい時代が来ることを楽しみにしています。


文化ロゴバッグ2024
期間:2024年4月5日(金)販売開始
素材:綿、ナイロン、デニム、合皮の4素材展開。文化服装学院/文化学園大学のロゴ入りで全8種類
販売:文化学園内の「BUNKA GAKUEN SHOP」にて販売

装苑オンラインより
https://soen.tokyo/fashion/news/keisukekandabunka240403/

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