いわさきちひろ そうじをする子ども 『ひとりでできるよ』(福音館書店)1956年制作 より

 

いわさきちひろが描く子どもたちは、おしゃれで着心地のよさそうな服を着ています。

とくに秋から冬への季節、子どもたちは帽子やマフラー、色とりどりのセーターに身を包み、服が画面に華やかな印象を与えています。装う子どもたちの姿からは、日々のくらしを慈しみ愛情深く見守る、母親のあたたかなまなざしとともに、ちひろ生来のデザインの好みやファッションセンスも垣間見えます。

この度、ちひろ美術館×文化服装学院 共同企画として、服装科2年生の学生がいわさきちひろの絵から発想を得た『オリジナルデザインの子ども服』と『いわさきちひろの絵を忠実に再現した子ども服』を10点制作しました。

2019年春にちひろ美術館・東京の企画展で披露した上記制作作品が10月4日(金)より安曇野ちひろ美術館での「ちひろ・ていねいなくらし」展でも披露されます。

お近くにお越しの際はぜひご覧ください。

尚、文化服装学院学生は学生証掲示で、入館が無料となります。


子ども服制作:文化服装学院 服装科2年(2019年3月卒業生)
スタイリング:本谷智子 撮影:北嶋宏美

 

服装科の学生たちが授業のなかで取り組んだ「ちひろの絵からイメージを拡げて制作した子ども服」を、デザイン画などとともに多目的ギャラリーにて展示されます。

制作までの経緯など詳細は下記をご覧ください
http://www.bunka-fc.ac.jp/n/news/2019/02/31_2.html

展覧会名:ちひろ・ていねいなくらし

イベント詳細はこちら
https://chihiro.jp/azumino/exhibitions/64897/

日時:2019年10月4日(金)~12月15日(日)

会場:安曇野ちひろ美術館 〒399-8501 長野県北安曇郡松川村西原3358-24

開館時間:9:00~17:00

休館日:第4水曜日(祝休日は開館、翌平日休館)

入館料:大人800円、高校生以下無料

 

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