ファッション業界内でのバーチャルファッション市場における人材育成を目的に、文化服装学院の附属研究所である文化・服装機能研究所に、株式会社VRCの3Dスキャニングソリューションを導入しました。

最先端3D技術を活用した採寸ソリューションやバーチャル試着ソリューションをアパレル業界向けに提供し、多くの利用実績を積み上げている株式会社VRCの常設型3Dボディスキャナとクラウド型3Dバックエンドソリューションを活用することにより、撮影した自分の計測データを使い実践的に学ぶことができるようになります。例えば自分の計測データを活用して体型に合わせた服を制作したり、仲間同士で計測データを共有することによって相手の体型に合わせた服の制作を行うことが可能となります。3Dボディスキャナを使用することで短時間での計測が可能となり、さらに自分の計測データをアプリケーション内にいれて持ち歩けるようになることで、より高度で発展的な授業環境の構築を目指していきます。

文化服装学院はアパレル業界へ優秀な人材輩出を行っている業界トップクラスの技術を学べる場所であり、卒業生は各方面で活躍をしております。教育現場で当社の最先端3D技術を活用することにより、今後の業界内でのバーチャルファッション市場における人材育成にも貢献していきます。

▼この記事の詳細プレスリリースはこちらから
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000058774.html

◆株式会社VRC
「実生活の課題を、バーチャルで解決する」 We Make a Better 3D World, a Brighter Life.
環境汚染・高齢化・感染症拡大・医療のリソース不足・都市型集中など多くの社会問題がある中で、各産業へ貢献できる革新技術・持続性のある社会システム構築・予防を目的とした健康管理システムなどが求められています。そんな背景の中で、株式会社VRCは安全に自由に使えるクロスボーダーな3Dアバタープラットフォームを提供することで、全世界への産業への貢献及び社会問題を解決し、人々のより良い生活を実現していくことを目標としています。
ホームページ:https://www.vrcjp.com/

◆文化服装学院 文化・服装形態機能研究所
教育現場における教材開発と衣服製作に必要な人体計測データを取得するために各種計測機器を設置して、その結果を広く教育やアパレル業界に提供しています。今までに開発されたボディは、日本人青年男女、50歳代女性、シニア女性、他に子供ダミー、青年女性のパンツボディなどがあります。アパレル企業・他大学との共同研究開発も行い、さまざまな成果を上げています。近年は高齢化社会に向け、中高年衣料のための人体計測やそれらを基にした衣服形態の研究や商品開発も進めています。また、健常者だけでなく、全ての人々がファッションを楽しめる環境の構築を目指し、障がい者衣料に関する研究も行っています。
ホームページ:https://www.bunka.ac.jp/institute/

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