第100回装苑賞公開審査会 ©文化出版局

1956年にスタートした「装苑賞」は今年で第100回を迎え、6月5日(金)に開催された公開審査会にて受賞者が決定しました。
文化服装学院からは「PR01.特別賞」をアパレル技術科3年バーチャルファッションコースの今野奏さん、「NEW ENERGY特別賞」をアパレルデザイン科3年の小林士門さんが受賞しました。

審査員は、コシノジュンコさん(JUNKO KOSHINO)、廣川玉枝さん(SOMARTA)、三原康裕さん(Maison MIHARA YASUHIRO)、森永邦彦さん(ANREALAGE)、熊切秀典さん(beautiful people)、宮前義之さん(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)、坂部三樹郎さん(MIKIOSAKABE)、田中文江さん(FUMIE TANAKA)の計8名。

8名の審査員は、一次審査のポートフォリオ審査で32組の候補者を選出。その後、対談形式の二次審査を経て半数に絞られた16組が、6月5日に開催された公開審査会のランウェイにて各3体のミニコレクションを発表。3体のクリエイティビティと完成度によって、装苑賞をはじめとする各賞が決定しました。
*二次審査にあたるファイナリストには本学から最多の5名の学生が参加しました

装苑オンライン:掲載記事

【受賞作品】

PR01.特別賞 受賞
今野奏さん(アパレル技術科3年バーチャルファッションコース)

テーマ:「糸が結ぶ世界」
コンセプト:和装の女性がまとう、強さと繊細さを宿す美を未来へ。着物をすべて手編みで仕上げた鮮やかなニットドレスとして現代的に再構築。寒さや雨を受け入れて生きる羊から取ったウールを用い、自然と人の共生という視点も重ねている。過去と現在、自然と人を結ぶ新しい和装を提案する。

NEW ENERGY特別賞 受賞
小林士門さん(アパレルデザイン科3年)

テーマ:「Wall of myself」
コンセプト:常に上書きされ、汚れ続けながらも存在する街の壁やごみと、記憶や経験を重ねることで成長し変化していく人間の姿が自分の中で重なった。ヒートガンで加工したネットや不織布、気泡緩衝材にスプレーやペイントで落書きや汚れの要素を表現。「時間の痕跡」から生まれる個性を衣服で表している。

第100回装苑賞【二次審査】ファイナリスト(文化服装学院在校生)

装苑オンライン:掲載記事

小倉拓海さん(アパレル技術科3年バーチャルファッションコース)
「FUTURE BLOOM-未来の花婿-」

堀江優花さん(アパレルデザイン科3年)
「遺書に〝ファッション〞の項目を」

髙橋一生さん(アパレルデザイン科3年)
「SPACE」

100回目を迎えた本年は、公開審査会に特別ゲストが迎えられ、NEWSの増田貴久さん、スタイリストの神田百実さん、モデル・俳優・アーティストのSUMIREさん。
3名のゲストが選んだ作品は、7月28日(火)発売の9月号『装苑』で発表となります。

【装苑賞について】
戦後いち早く、デザインの重要性と、新人デザイナーの才能の芽を育てることの必要性を感じた先達の知恵から、『装苑』創刊20周年を記念して1956年に創設。これまでに99名の受賞者を世に輩出してきました。年2回の開催期を経て、2026年、創設70周年・第100回の節目を迎えました。
参照:装苑オンライン

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