卒業生の堀畑さん、関口さんがデザイナーを務めるmatohu 「慶長の美」展が1月8日(土)より開催。文化服装学院は協賛として参加しています。
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以下、matohu公式サイトより転載
matohu 「慶長の美」 展
期間:2011年1月8日(土)?19日(水)11:00?20:00
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F) 
   〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
   東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B1・B3出口
 
※入場無料
 日本の美意識が通低する服を提案する服飾ブランドmatohu (まとう)の5年間のクリエーションと、そのインスピレーションの源泉である「慶長」時代の美術・工芸・出来事を、もの作りのプロセスとあわせて紹介する初めての展覧会です。
 matohuが日本の文化でもっとも魅力的だと思う時代のひとつ、それが「慶長」です。 慶長年間(1596?1615)とは、桃山時代後期から江戸時代の初めの20年間をいいます。この時代は力強い生命力と進取の気風、大胆で楽しいデザイン力に満ちあふれています。
 matohu は2005年から5年をかけて、「慶長」のトピックを10シーズンにわたって取り上げ、ファッションデザインに落とし込む挑戦をしてきました。それらはファッションにとどまらない文化的な提案として評価をいただいています。
 そして各テーマが一番色濃く反映されているアイテムが、毎シーズン変る事のないデザインで作られている「長着(ながぎ)」というアイテムです。それは着物でも洋服でもない新しい提案であり、matohuのオリジナルな服として継続してつくられています。
 これら代表的な長着と、各シーズンのテーマの歴史や美術工芸を紹介いたします。それは最新のファッションの現場に、いかに日本の文化が刺激をあたえ、創作に転換されているかを発見する機会となるでしょう。歴史は今に連なり、未来へ活かされていくものです。
 また各シーズンのテーマが解説された案内状を、5年間つなげると最後には「慶長の美 絵巻物」になるというプロジェクトもあわせて展示いたします。デザインを凝らした10mに及ぶ絵巻物は圧巻です。ぜひ合わせてご覧下さい。
主催 matohu「慶長の美」展実行委員会 
会場協力 (株)ワコールアートセンター 
協力 東レ(株) DRAFT 辻井宏昌 ESTEEM PRESS 畑中正人 YAMAHA
Koichi Yanagi Oriental Fine Arts (株)七彩 Sinka,inc.
協賛 SHISEIDO 文化服装学院
お問い合わせ:matohu「慶長の美」展実行委員会事務局
(株)リューズテン 03-5772-1484  info-matohu@matohu.com
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matohu
公式サイト:http://matohu.com/
堀畑裕之 1995年同志社大学大学院哲学修士修了、1998年文化服装学院アパレルデザイン科メンズコース卒業、1998-2003年コム・デ・ギャルソンにてパタンナーを勤務。
関口真希子 1995年杏林大学社会科学部法律政治コース卒業、1998年文化服装学院アパレルデザイン科メンズコース卒業、1998-2003年ヨウジヤマモト プール・オムにてパタンナーとして勤務。
2003-04年2人で渡英 ボラ・アクスにてパタンナーとして勤務。2005年(株)リューズデン設立 matohu を立ち上げ、2006年 matohu 東京コレクションに参加、現在に至る。2009年毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。

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