11月23日（祝・水） 奈良100年会館ファッションショー 写真レポート！
なら100年会館×文化服装学院 vol.2
「黎明－天空をこえて」
本学院では、1955年以来クリエーション育成の一環として、奈良での『古美術研修』が行われており、学生たちは、日本ならではの美意識を持って構築されてきた奈良の美術・芸術に触れることにより新たな感性を膨らませてきました。
その成果として、昨年11月、奈良の寺社や仏像、古美術をテーマにしたコラボレーションショーを開催し、大きな反響をいただきました。第2弾となる今回は『黎明』というテーマのもと、ショー前半の６シーンを“奈良発信”として『古美術研修』からのインスピレーションをもとに、奈良を題材としたさまざまなテーマで構成。後半の6シーンを“東京発信”として毎年11月に行われる文化祭ファッションショーの衣装で構成しました。
このファッションショーを担当する学生スタッフは総勢130名。7ヶ月の制作期間を経て作品を完成させました。デザイン、衣装の制作、ショーディレクションを、ファッション工科専門課程3年有志学生27名（ファッション高度専士科、アパレルデザイン科、ニットデザイン科、マーチャンダイジング科、アパレル総合科）が、アクセサリーやヘッドドレスなどの制作をファッション工芸専門課程3年生（帽子・ジュエリーデザイン科、シューズデザイン科、バッグデザイン科）が担当。また、モデルは学内で選出されたが学生がつとめました。
開催当日は多くの方々にご来場頂き、学生たちのユニークな感性と創造力あふれるクリエーションにたくさんのお褒めの言葉を頂きました。
●ユーストリームで配信した当日のショー映像を下記でご覧いただけます
http://ustre.am/F5jI
●当日の様子
○NARA SCENE
赤空（しゃっくう）
四季
楼閣
伝来紋様
ダマスク
幻獣
○TOKYO SCENE
過去の文化祭シーンより
○ショー終了後にはランウェイに登場していた学生モデルが会場エントランスへ、披露した作品を間近で観て頂きました
○昨年、披露した作品も会場内に展示
○開催当日にはせんとくんやミス奈良が応援にかけつけてくれました
○開催前日の夜には学生達に対してなら燈火会の会のご協力による会場を彩ったライトアップが！幻想的な空間の中で記念撮影も行いました
○今回のショーに関わった教員・学生スタッフとなら100年会館など関係者のみなさま
○日程：2011年11月23日(水・祝)
○開演時間：11時／14時
○会場：なら100年会館 大ホール 〒630-8121 奈良市三条宮前町7番1号
○主催：財団法人奈良市文化振興センター／なら100年会館
○共催：奈良県／奈良市／文化服装学院
○入場料：無料（全席自由）
※開場時間は開演30分前
※全席自由
○お問い合わせ なら100年会館（℡0742-34-0100）／文化服装学院（℡03-3299-2222）
○会場アクセス
・近鉄奈良駅から
奈良交通バス「JR奈良駅」方面行き乗車、「JR 奈良駅」停留所下車。中央口から西口へ回りすぐ
・JR奈良駅から
西口改札を出てすぐ
・近鉄新大宮駅から
徒歩約12分
<アクセスMAP クリックで拡大>
※駐車場は、奈良市営JR奈良駅（西口）地下駐車場をご利用ください
奈良市市制100周年記念事業の一環で建設された「なら100年会館」は、県下最大のホールで磯崎新氏による設計。‘99年の柿落とし以来、国内外の優れた芸術文化の発信の拠点として、また創作活動の発表の場として親しまれる。
○お問合せ：なら100年会館 電話：0742-34-0100
▼なら100年会館公式サイト
http://www.nara100.com/
■ファッションショープロモーションとして、開催前日日まで昨年披露したショー作品をなら100年会館／奈良県庁／奈良市役所／県民ホール／奈良観光センターにて作品を展示しました
○なら100年会館
○奈良県庁
○奈良市役所
○県民ホール
○奈良観光センター
■10月3日（月）になら100年会館でマスコミ向けに行われたプレス発表会に披露したショーに登場予定のキトラ古墳の壁画「朱雀」をイメージした衣装（右）と、奈良団扇(うちわ)を使った衣装（左）。
右：制作 楢﨑将さん（アパレルデザイン科3年メンズデザインコース）
左：制作 高島梢さん（アパレルデザイン科3年）
※いずれも制作者本人が着用し、モデルも担当。
