10月11日(火)ピップ株式会社が製造販売する「ピップエレキバン」シリーズの発売50周年を記念して発足した「コリナイ・プロジェクト」より、「未来の”肩がこらない“服」がテーマである、『コリナイ・コレクション』5点を発表。
アンバサダーを務めているAKB48の倉野尾成美さんと下尾みうさんがファッション工科専門課程 アパレルデザイン科3年生がデザイン・制作した衣装を着用し登場しました。
本コレクションは、10月14日(金)~10月16日(日)の3日間限定で、東急プラザ表参道原宿の4階スペースで、特別展示いたします。ぜひ、ご覧ください。
また、キービジュアルとプロジェクトムービーにはファッション流通専門課程 ファッション流通科ファッションモデルコースの学生6名がモデルとして参加しました。

■『コリナイ・コレクション』の作品詳細およびデザイナーコメント

テーマ:変幻自在 〜生き生きと過ごせる世の中を〜
デザイナー:chihiro Takahashi  モデル:井落 太志朗

「身体の不自由な人でも、過ごしやすい衣服の提案をしたい。」そんなデザイナーの想いから作られた本作品は、パターンを変化させることによって、肩が凝る要因を変化させたファッションです。
具体的には、ラグランスリーブや立体裁断を応用し、着ると肩が後ろに引かれ、肩が凝る要因の猫背や前屈みなどを軽減。まちを切り替えで挟み、ファスナーで開閉できるようにし、いかなる時でも最善の着心地を意識したデザインです。さらに、首元のリブを固く、そして下を向きにくくすることで、スマートフォンを見るときに下を向くことができず、肩こりの原因となるポイントを解放する作りとなっています。また、緑色を配色することによって、視覚的にも筋肉のリラックス促進を実現しています。

<デザイナーコメント>
この作品「変幻自在生き生きと過ごせる世の中を」は、着る人を選ばない服を想定し、制作しました。伸縮する大きなアクションプリーツやファスナーの開閉で車椅子の方や在宅ワーク、長時間座る方にも着ていただける服を視野に入れ、GORE-TEX®素材を使用し長時間着る方へ配慮し、また取り外し可能なピップエレキバンのモチーフや暗闇で光る蓄光テープを編み込むことで、人間の皮膚やピップエレキバンの磁力線をイメージして装飾しました

テーマ:Walking with your shoulders 
デザイナー:プリンセスシオン  モデル:松原 輝(左)・沼倉 永遠(右)

肩にかかる負担を無くすため、トップスはラックにかけたまま着用するインパクト抜群の作品。あえて、ビックサイズのセットアップにすることで、肩への負担がラックによって軽減されることを印象的にしています。
通常1人で着るのが一般的でですが、その概念を壊し、2人1組のウォーキングスタイルで表現するという点も、見る人たちに驚きを与えます。<仕事着に着替える人>と<身支度をサポートする人>をイメージしながら、2名分の愛に溢れた服をデザインしました。

<デザイナーコメント>
この度はファンタジーなデザイン画を、どのように再現するかを具体的に考える所からスタートしました。パンツや黄色い靴下風の靴は、タオル生地や子供用のおもちゃに使用される生地などの生活感や懐かしさのある素材で製作しました。毎日、頑張っているあなたの肩。心から、支えたい朝。あなたの肩と共に、歩いていく。愛に溢れた雰囲気を感じて頂けたら嬉しいです。

テーマ:シャボン玉
デザイナー:Choi  モデル:木之瀬 詩音

本作品は、 “シャボン玉”がそのまま服になったような遊び心溢れるワンピースです。 「ふわふわと宙に浮かぶシャボン玉は肩に負担を掛けないのではないか」という考えのもとデザインしました。素材には、透け感のあるオーガンジーや風船などを選び、浮遊感を着る人も、見る人にも感じてもらうことで、肩コリの肩への負担軽減に挑戦しました。ヘッドピースも作成することで、全身でシャボン玉の世界観を表現しています。

<デザイナーコメント>
浮かんでいるふわふわキラキラのシャボン玉をそのまま表現するために、透明で軽い素材を使って作りました。全身がオーロラ色のシャボン玉の中にいるような感じで、ヘッドにもシャボン玉をつけて、見るだけで、頭まで軽くなる気分を感じていただきたいです。シャボン玉と一緒に、浮かぶような、まるで空を飛んでいるような気分を感じて欲しいです。

テーマ:Comfortable bed
デザイナー:Lee Han yi  モデル:神岡 七海

まるでベッドの中で、布団に包まれているような感覚を感じてもらえる本作品は、ふわふわの綿をふんだんに使用し、ボリューム感があるのに軽くて着やすいリラクシングなコートドレスです。身体を横にして、リラックスしているときが、肩に負担がかかりにくい状態であるという考えから着想されました。カラーは高級ホテルのベッドをイメージし、クリーンなホワイトで統一しています。

<デザイナーコメント>
私も肩こりをしますが、この服のデザインをする時「リラックスする服」を目的として描きました。全身をふんわりとした布団で包んで、特に頭の周りはボリューム感を出すことで安心感を得てどこでも寝れるデザインにしました。また、靴までふわふわ感を出すことで、よりリラックス感を出して制作しました。

テーマ:Light
デザイナー:As  モデル:金本 紗奈

肩への負担から物理的に開放させるべく、肩にかかるスリーブを風船で浮かせた斬新な作品。シャツが浮かんだ際のシルエットにもこだわり、光沢感のある生地に、随所にドレープを効かせています。色合いも、軽さをイメージできる淡い配色で、目からの負担軽減も叶えています。

<デザイナーコメント>
風船で服が浮かんでいたら面白いな…小さい頃に考えていたものを実現した1着です。肩を凝らせたくないなら肩に何も触れなければいい。単純だけど1番難しい事。大人になれば知識が増え、絶対に無理だと分かりきってしまう。そんな時こそ、直感で動いていた子供の頃の気持ちを思い出して制作しました。皆さんの肩にのしかかっている重荷も、この服のようにフワフワと浮きますように。

『コリナイ・コレクション』特別展示 概要
■展示期間  :2022年10月14日(金)~10月16日(日)
■展示会場  :東急プラザ表参道原宿 4階スペース
■開場時間  :11:00~21:00
※東急プラザ表参道原宿の営業時間に準じて変更の可能性あり
詳しくは東急プラザ表参道原宿のホームページ( https://omohara.tokyu-plaza.com/ )をご覧ください。
■入場料  :無料
■アクセス(東急プラザ表参道原宿)
◆東京メトロ
千代田線・副都心線「明治神宮前」駅 出口5 徒歩1分
千代田線・半蔵門線・銀座線「表参道」駅 出口A2 徒歩7分
◆JR
山手線「原宿」駅 徒歩4分

コリナイ・プロジェクト」とは?
コリゼロの社会の実現を目指すピップは、ピップエレキバン発売以来50年、コリずに、めげずに、そして、諦めずにコリについて考え続けてきました。そんなピップが、人間工学やファッション、サウナなど、様々なテーマを通じて、皆様に改めてコリについて考えていただく機会を提供するプロジェクトが「コリナイ・プロジェクト」です。

『コリナイ・プロジェクト』特設サイト
https://www.elekiban.com/50thanniversary/korinai-project/index.html
『コリナイ・コレクション』プロジェクトムービー
https://elekiban.pipjapan.co.jp/50thanniversary/korinai-project/collection/show.html

「ピップエレキバン」発売50周年
ピップエレキバンは、1972年の誕生から50年。おうちの薬箱から家族の一員のように見守り続け、頑張る人たちを肩コリから解放してきました。
ピップエレキバンが生まれた当時は高度経済成長期の終盤。日本中が頑張り続け、疲れがピークに達していた頃でした。
この50年で昭和から平成、令和へと時代が移り、社会は大きく変わりましたが、依然として肩コリは日本人の国民病と言われています。
デジタル化によるスマホやパソコン使用の拡大、デスクワークの増加、運動不足…
社会の変化に伴い、人々の身体にコリをもたらす新しい問題も生まれてきています。
ピップエレキバンは変化する生活に寄り添いつづけ、充実した毎日を維持します。 “肩コリゼロを目指して”これからも頑張る人たちを応援します。

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