11月14日(水)にファッションテキスタイル科(現・テキスタイルデザイン科、次年度より科名変更)・ファッショングッズ基礎科の学生を対象にミントデザインズの特別講義が行われました。
※文化服装学院ではファッションの最前線で活躍している方々の経験と情報を得るため、各学科の内容に適した特別講義を随時、企画しています。
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ファッションテキスタイル科は、服作りにおいて原点といえる素材作りから始まり、それぞれの形(服)へと構築する工程を学び、ファッショングッズ基礎科は、ファッションをトータルで捉え、コーディネートのアクセントとなる帽子、ジュエリー、バッグ、シューズなどのデザイン、制作を学んでいます。 そんな中、デザインの楽しさを教えて下さり、学生の将来の目標となる第一線で働く、人気デザイナーの方に講義をお願いしたいというのが、今回講義をお願いした始まりでした。 ミントデザインズのお二人は、文化の卒業生ではありませんが、現在お二人がコレクションで発表されるテキスタイルのプリントをテキスタイルデザイン科に教えに来て頂いている、講師の先生の会社でされている事や、以前、学内のリソースセンターにて、ミントデザインズのコレクション作品展示があった際、オリジナルのボタンを圧縮パルプで作られている事などを知り、細部にまでこだわる物作りに、いつかは、学生にお話を聞かせたいと思っていたのもありました。 講義では、2008 S/Sコレクションの映像と、テーマ説明や、その中に出てくる服を何点かお持ちいただき、素材や、プリントについて(柄や技法)、解説を加えていただきました。 学生との質疑応答の中に、お二人が学生のときに体験されてきたことを例に話され、学生間同士、刺激を与え合って向上して行くこと、周りの環境の中にある様々な物に目を向けることの大切さなど、お話しくださいましたが、その中で一番学生の心に響いたのは、“人とのつながりを大切にする”という言葉だったようです。 お二人が、ブランドを立ち上げてから携わってきた人々への感謝の気持ちを忘れず、デザイナーとして成功した現在も驕ることなく、誠実に物作りに取り組まれている姿に、学生も共感したようでした。 作品作りの奥にあるデザイナーのお二人の素顔に触れられた素敵な時間となり、ミントデザインズが今後も注目していきたいブランドとなったことかと思います。

記・ファッションテキスタイル科  専任講師 杉山美和
ファッショングッズ基礎科 専任講師 大工原睦
専任講師 山岸由圭子
(今回の特別講義を企画した3名の教員)

                         
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ミントデザインズ 
プロフィール:
勝井北斗さんは1973年、東京都生まれ。95年から97年まで、 “パーソンズ・スクール・オブ・デザイン” のウーマンズウェアデザイン科で学ぶ。97年から2000年まで、 “セントマーチンズ” のファッションデザイン&プリント科で学ぶ。在学中、 “アレキサンダー・マックイーン” の下でアシスタント・デザイナーとして働く。2000年6月、卒業コレクションにおいてセントマーチンズ代表として GALA SHOW で作品を発表。2000年、セントマーチンズ卒業後、i-D magazine にて『SMILE- i-D』の制作に携わり、アシスタント・クリエイティブ・ディレクターとして働く。2001年4月、帰国。 八木奈央さんは1973年、大阪府に生まれる。92年から96年まで、同志社大学文学部で美術芸術学を専攻。97年から2000年まで、セントマーチンズのファッションデザイン・ウーマンズ科で学ぶ。同校を首席で卒業後、2000年から2001年まで、 “フセイン・チャラヤン” の下でアシスタント・デザイナーとして働く。2001年4月、帰国。
勝井さんと八木さんは帰国後ミントデザインズを立ち上げ、03年春夏シーズンに東京コレクションに参加。2005年 モエ・エ・シャンドンデザイナ?新人賞受賞。洋服というカテゴリーにとらわれず、住居空間や日常生活の時間を豊かにする為の制作活動を行っています。
ミントデザインズ 公式サイト http://www.mint-designs.com/

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