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東京都美術館にて6月30日(土)から開催される「マウリッツハイス美術館展」。
4月4日(水)、同展オフィシャルサポーター武井咲さんが出演するCM完成披露記者発表会が行われ、文化服装学院では当日の武井咲さんが着用した衣装を制作しました。
「マウリッツハイス美術館展」に登場する世界的に名高いフェルメールの傑作「真珠の耳飾りの少女」に扮した武井咲さんの衣装は主催の朝日新聞社からの依頼で文化服装学院の教員指導のもと在校生が制作しました。「少女」の服は、実際の絵画では上半身の一部しか描かれていないため、これまで女中や上流階級の服装、あるいはトルコ風の衣装、といった諸説が示されてきました。
今回の衣装制作にあたっては、作品を所蔵するマウリッツハイス美術館から「中流か上流階級の少女」とのアドバイスがあり、その人物設定をもとに17世紀オランダの時代考証を行いながら、衣装を制作。
教員と学生の共同作業を通じてデザインや時代考証を行い、現在の感性で再現することで、ターバン、上着、スカート、パニエに至るすべてを制作しました。


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『マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝』
会期:2012年6月30日(土)-9月17日(月・祝)
会場:東京都美術館 企画展示室
開室時間:9:30-17:30(金曜日は20:00まで)入室は閉室30分まで
休室日:月曜日(ただし7月2,16日 , 9月17日は開室 7月17日は休室)
詳細は下記、マウリッツハイス美術館展公式サイトをご覧下さい。
http://www.asahi.com/mauritshuis2012/
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■衣装制作:文化服装学院
全体指揮:丸山晴美
時代考証:朝日真(西洋服装史担当)
デザイン画:越田真由美(ファッションデザイン画担当)
染色指導:篠原幸子(染色担当)
学生制作スタッフ: ※科名は制作当時の所属
<服飾専攻科オートクチュール専攻>
松並那奈/松本千絵美/向吉友紀/増田若葉/平田ゆりあ
<アパレルデザイン科>
徐仁/近藤アキヒロ/村上優子
●制作風景(クリックで拡大)

●制作した衣装(クリックで拡大)

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